薬剤詳細データ

一般名

アファチニブマレイン酸塩

製品名

ジオトリフ錠30mg

薬効名

抗悪性腫瘍剤/チロシンキナーゼ阻害剤

添付文書(抜粋)

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薬剤名

ジオトリフ錠30mg

yj-code

4291030F2027

添付文書No

4291030F1020_1_10

改定年月

2024-09

第3版

一般名

アファチニブマレイン酸塩

薬効分類名

抗悪性腫瘍剤/チロシンキナーゼ阻害剤


用法・用量

通常、成人にはアファチニブとして1日1回40mgを空腹時に経口投与する。なお、患者の状態により適宜増減するが、1日1回50mgまで増量できる。

効能・効果

EGFR遺伝子変異陽性の手術不能又は再発非小細胞肺癌

相互作用:併用禁忌

相互作用:併用注意

P-gp阻害剤


リトナビル、イトラコナゾール、ベラパミル等


本剤の血中濃度が上昇し、副作用の発現頻度及び重症度が高まるおそれがあることから、P-gp阻害剤と併用する場合は、本剤投与と同時又は本剤投与後に投与すること。


本剤はP-gpの基質であり、本剤服用前にP-gp阻害剤を投与すると、併用により本剤の血中濃度が上昇することがある。


P-gp誘導剤


リファンピシン、カルバマゼピン、セイヨウオトギリソウ(St. John’s Wort)等


本剤の血中濃度が低下し、本剤の有効性が減弱するおそれがある。


本剤はP-gpの基質であり、併用により本剤の血中濃度が低下することがある。


副作用:重大な副作用

1: 間質性肺疾患(1.3%)

-間質性肺疾患(間質性肺炎、肺浸潤、肺臓炎、急性呼吸窮迫症候群、アレルギー性胞隔炎等)があらわれることがあり、死亡に至った症例も報告されている。異常が認められた場合には投与を中止し、ステロイド治療等の適切な処置を行うこと。,,,2: 重度の下痢(14.4%)

-重度の下痢に伴って脱水症状をきたし、急性腎不全に至った症例も報告されている。止瀉薬(ロペラミド等)の投与、補液等の適切な処置を行うこと。3: 重度の皮膚障害(16.6%)

-重度の発疹、ざ瘡等があらわれることがある。必要に応じて皮膚科を受診するよう患者に指導すること。4: 肝不全(頻度不明)、肝機能障害(2.2%)

-ALT、AST、ビリルビンの上昇等を伴う肝機能障害があらわれることがあり、肝不全により死亡に至った症例も報告されている。,,5: 心障害(0.4%)

-左室駆出率低下があらわれ、心不全等の重篤な心障害があらわれることがある。,,,6: 中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)(頻度不明)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson 症候群)(頻度不明)、多形紅斑(頻度不明)

-中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群、多形紅斑等の重篤な水疱性・剥脱性の皮膚障害があらわれることがある。7: 消化管潰瘍(0.4%)、消化管出血(頻度不明)

-異常が認められた場合には、内視鏡、腹部X線、CT等の必要な検査を行うこと。8: 急性膵炎(頻度不明)

-腹痛、血清アミラーゼ値の上昇等の異常が認められた場合には投与を中止すること。

副作用:その他副作用


皮膚及び皮下組織障害注1) -全身性発疹・斑状丘疹性及び紅斑性皮疹(55.5%)、爪囲炎(56.8%)、皮膚乾燥(29.3%)、ざ瘡(20.5%)、そう痒症(19.2%)、ざ瘡様皮膚炎(13.1%)、脱毛症(10.0%)-爪の障害、手掌・足底発赤知覚不全症候群、皮膚剥脱、皮膚亀裂、皮膚色素過剰、皮膚潰瘍、多毛症、紅斑-過角化、ひび・あかぎれ、膿痂疹、嵌入爪、色素沈着障害-脂漏性皮膚炎、後天性魚鱗癬
筋骨格系及び結合組織障害 -筋痙縮、背部痛、筋肉痛-筋力低下、シェーグレン症候群、開口障害-肋骨痛、肩痛
神経系障害 -味覚異常、頭痛、感覚鈍麻-末梢性感覚ニューロパチー、振戦
眼障害注2) -結膜炎、眼乾燥、角膜炎、眼瞼炎、霧視、眼脂、白内障-眼瞼障害、睫毛乱生、硝子体剥離、結膜出血、角膜びらん、後天性涙腺炎、虹彩毛様体炎、網膜変性-眼痛
耳及び迷路障害 -耳鳴
精神障害 -不眠症-激越-不安
胃腸障害 -下痢(80.8%)、口内炎(38.4%)、悪心(17.9%)、嘔吐(17.0%)、口唇炎(12.2%)-口内乾燥、消化不良、腹痛、便秘、胃炎、腹部膨満、上腹部痛、肛門周囲痛、腹部不快感-歯肉炎、口唇乾燥、肛門の炎症、痔核、心窩部不快感、舌炎、口唇症-口唇腫脹、食道炎、腸炎、小腸炎、大腸炎、肛門周囲炎
生殖系及び乳房障害 -萎縮性外陰腟炎
代謝及び栄養障害 -食欲減退(20.5%)-低カリウム血症、脱水-低ナトリウム血症、高尿酸血症
心臓障害 -上室性期外収縮
血管障害 -高血圧-ほてり-低血圧、血栓症
呼吸器、胸郭及び縦隔障害 -鼻出血(13.1%)-鼻の炎症、鼻漏、鼻乾燥、口腔咽頭痛-発声障害、鼻閉、湿性咳嗽、しゃっくり-口腔咽頭不快感
腎及び尿路障害 -蛋白尿-血尿、尿中血陽性-腎機能障害、排尿困難
感染症及び寄生虫症 -感染症(皮膚、尿路、鼻、咽頭、気管支、耳、爪)、毛包炎、膀胱炎、蜂巣炎、真菌感染症(皮膚、足部)、帯状疱疹-ウイルス感染、鼓膜炎、敗血症
血液及びリンパ系障害 -貧血、白血球減少症、好中球減少症-リンパ球減少症、鉄欠乏性貧血-好酸球増加症
一般・全身障害及び投与部位の状態 -粘膜の炎症(28.8%)、疲労(13.5%)-発熱、末梢性浮腫、浮腫-炎症、顔面浮腫、胸部不快感、倦怠感、粘膜乾燥、粘膜障害-悪寒
臨床検査 -肝機能検査値異常(AST、ALT上昇等)(14.0%)、体重減少(10.5%)-血中アルカリホスファターゼ増加-血中クレアチニン増加、アミラーゼ増加、CK上昇、血中ビリルビン増加、トロポニンT増加、総蛋白減少、血中アルブミン減少、心電図T波逆転-尿中白血球陽性、血中尿素増加、血中乳酸脱水素酵素増加、CK-MB上昇
傷害、中毒及び処置合併 -挫傷-創し開

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道0
東北0
関東0
中部0
近畿0
中国・四国0
九州0
合計0
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道0
北東北0
南東北0
北関東0
南関東0
甲信越0
北陸0
東海0
関西0
中国0
四国0
北九州0
南九州0
沖縄0
合計0
都道府県別
都道府県名 合計
北海道0
青森県0
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広島県0
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更新予告まとめ