薬剤詳細データ

一般名

セリチニブ

製品名

ジカディア錠150mg

薬効名

抗悪性腫瘍剤/チロシンキナーゼ阻害剤

添付文書(抜粋)

添付文書の抜粋となっています。

最新の添付文書はこちらよりご参照ください

薬剤名

ジカディア錠150mg

yj-code

4291044F1022

添付文書No

4291044F1022_1_02

改定年月

2021-04

第1版

一般名

セリチニブ

薬効分類名

抗悪性腫瘍剤/チロシンキナーゼ阻害剤


用法・用量

通常、成人にはセリチニブとして450mgを1日1回、食後に経口投与する。なお、患者の状態により適宜減量する。

効能・効果

ALK融合遺伝子陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌

相互作用:併用禁忌

相互作用:併用注意

QT間隔延長を起こすことが知られている薬剤


アミオダロンクラリスロマイシンドロペリドール等


QT間隔延長を起こすおそれがあるので、患者の状態を十分に観察すること。


いずれもQT間隔を延長させるおそれがある。


徐脈を起こすことが知られている薬剤


β遮断剤非ジヒドロピリジン系カルシウム拮抗剤クロニジン等


徐脈を起こすおそれがあるので、可能な限り併用しないこと。


いずれも徐脈を起こすおそれがある。


CYP3A阻害剤


ケトコナゾール注)イトラコナゾールリトナビルサキナビル等


本剤の血中濃度が増加し、副作用が増加するおそれがあるので、併用は避け、代替の治療薬への変更を考慮すること。併用が避けられない場合は、本剤の減量を考慮するとともに、患者の状態を慎重に観察し、副作用の発現に十分注意すること。


これらの薬剤のCYP3A阻害により、本剤の代謝が阻害されると考えられる。


CYP3A誘導剤


リファンピシンカルバマゼピンセイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)含有食品等


本剤の血中濃度が低下し、本剤の有効性が減弱するおそれがあるので、併用を避けることが望ましい。


これらの薬剤のCYP3A誘導により、本剤の代謝が促進されると考えられる。


CYP3Aの基質となる薬剤


ミダゾラム注)フェンタニルタクロリムス等


副作用の発現頻度及び重症度が増加するおそれがあるので、これらの薬剤と併用する際には、患者の状態を慎重に観察し、副作用発現に十分注意すること。


本剤の強いCYP3A阻害により、これらの薬剤の代謝が阻害され、血中濃度が上昇するおそれがある。


CYP2C9の基質となる薬剤


ワルファリンフェニトインジクロフェナク等


副作用の発現頻度及び重症度が増加するおそれがあるので、これらの薬剤と併用する際には、患者の状態を慎重に観察し、副作用発現に十分注意すること。ワルファリンと併用する場合にはプロトロンビン時間国際標準比(PT-INR)のモニタリングの頻度を増やすこと。


本剤のCYP2C9阻害により、これらの薬剤の代謝が阻害され、血中濃度が上昇するおそれがある。ワルファリンの抗凝固作用が促進される可能性がある。


胃内pHを上昇させる薬剤


プロトンポンプ阻害剤等


エソメプラゾールと併用した場合、本剤の血中濃度が低下したとの報告がある。


pHの上昇により、本剤の溶解性が低下すると考えられる。


注)経口剤は国内未承認


副作用:重大な副作用

1: 間質性肺疾患(0.6%)

-,,,2: 肝機能障害(4.2%)

-ALT、AST、総ビリルビン等の上昇を伴う肝機能障害があらわれることがある。,3: QT間隔延長(7.5%)、徐脈(1.8%)

-,,4: 重度の下痢(1.1%)

-脱水、電解質異常等の異常が認められた場合には、本剤を休薬、減量又は中止するなど適切な処置を行うこと。5: 高血糖(2.9%)・糖尿病(0.2%)

-,6: 膵炎(0.2%)

-腹痛等の膵炎を示唆する症状が認められた場合や膵酵素上昇が持続する場合には、画像診断等を行うこと。,

副作用:その他副作用


感染症及び寄生虫症 -----感染症(肺炎、口腔カンジダ症、胃腸炎、肺感染、鼻咽頭炎等)
血液及びリンパ系障害 -----貧血
代謝及び栄養障害 -食欲減退---低リン酸血症
眼障害 -----視覚障害(霧視、光視症、視力障害、硝子体浮遊物、調節障害、老視等)
心臓障害 -----心膜炎
胃腸障害 -悪心注)(34.8%)、下痢注)(50.6%)、嘔吐注)、腹痛(31.3%)---食道障害(胃食道逆流性疾患、嚥下障害)、消化不良、便秘
肝胆道系障害 -肝機能検査値異常(52.8%)(ALT増加(44.5%)、AST増加(38.0%)、γ-GTP増加、血中ビリルビン増加等)----
皮膚及び皮下組織障害 ---発疹--
腎及び尿路障害 ---血中クレアチニン増加-腎機能障害、腎不全
全身障害 -疲労----
臨床検査 ---体重減少-アミラーゼ増加、リパーゼ増加

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道0
東北0
関東0
中部0
近畿0
中国・四国0
九州0
合計0
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道0
北東北0
南東北0
北関東0
南関東0
甲信越0
北陸0
東海0
関西0
中国0
四国0
北九州0
南九州0
沖縄0
合計0
都道府県別
都道府県名 合計
北海道0
青森県0
岩手県0
宮城県0
秋田県0
山形県0
福島県0
茨城県0
栃木県0
群馬県0
埼玉県0
千葉県0
東京都0
神奈川県0
新潟県0
富山県0
石川県0
福井県0
山梨県0
長野県0
岐阜県0
静岡県0
愛知県0
三重県0
滋賀県0
京都府0
大阪府0
兵庫県0
奈良県0
和歌山県0
鳥取県0
島根県0
岡山県0
広島県0
山口県0
徳島県0
香川県0
愛媛県0
高知県0
福岡県0
佐賀県0
長崎県0
熊本県0
大分県0
宮崎県0
鹿児島県0
沖縄県0
合計0
更新予告まとめ