薬剤詳細データ

一般名

カピバセルチブ錠

製品名

トルカプ錠200mg

薬効名

抗悪性腫瘍剤(AKT阻害剤)

添付文書(抜粋)

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薬剤名

トルカプ錠200mg

yj-code

4291082F2024

添付文書No

4291082F1028_1_01

改定年月

2024-03

第1版

一般名

カピバセルチブ錠

薬効分類名

抗悪性腫瘍剤(AKT阻害剤)


用法・用量

フルベストラントとの併用において、通常、成人にはカピバセルチブとして1回400mgを1日2回、4日間連続して経口投与し、その後3日間休薬する。これを1サイクルとして投与を繰り返す。なお、患者の状態により適宜減量する。

効能・効果

内分泌療法後に増悪したPIK3CA、AKT1又はPTEN遺伝子変異を有するホルモン受容体陽性かつHER2陰性の手術不能又は再発乳癌

相互作用:併用禁忌

相互作用:併用注意

強いCYP3A阻害剤


イトラコナゾール


クラリスロマイシン


ボリコナゾール 等


,


本剤の副作用が増強されるおそれがあるので、これらの薬剤との併用は可能な限り避け、CYP3A阻害作用のない又は弱い薬剤への代替を考慮すること。やむを得ず併用する場合には、本剤を減量するとともに、患者の状態を慎重に観察し、副作用の発現に十分注意すること。


これらの薬剤等がCYP3Aの代謝活性を阻害するため、本剤の血中濃度が上昇する可能性がある。


グレープフルーツ含有食品


,


本剤の副作用が増強されるおそれがあるので、摂取しないよう注意すること。


これらの薬剤等がCYP3Aの代謝活性を阻害するため、本剤の血中濃度が上昇する可能性がある。


中程度のCYP3A阻害剤


ベラパミル


エリスロマイシン


フルコナゾール 等


本剤の副作用が増強されるおそれがあるので、CYP3A阻害作用のない又は弱い薬剤への代替を考慮すること。やむを得ず併用する場合には、患者の状態を慎重に観察し、副作用の発現に十分注意すること。


これらの薬剤等がCYP3Aの代謝活性を阻害するため、本剤の血中濃度が上昇する可能性がある。


強いCYP3A誘導剤


カルバマゼピン


フェニトイン


リファンピシン 等


本剤の有効性が減弱するおそれがあるので、これらの薬剤との併用は可能な限り避け、CYP3A誘導作用のない又は弱い薬剤への代替を考慮すること。


これらの薬剤等がCYP3Aの代謝酵素を誘導するため、本剤の血中濃度が低下する可能性がある。


セイヨウオトギリソウ(St. John's Wort、セント・ジョーンズ・ワート)含有食品


本剤の有効性が減弱するおそれがあるので、摂取しないよう注意すること。


これらの薬剤等がCYP3Aの代謝酵素を誘導するため、本剤の血中濃度が低下する可能性がある。


中程度のCYP3A誘導剤


モダフィニル


フェノバルビタール


リファブチン 等


本剤の有効性が減弱するおそれがあるので、CYP3A誘導作用のない又は弱い薬剤への代替を考慮すること。


これらの薬剤等がCYP3Aの代謝酵素を誘導するため、本剤の血中濃度が低下する可能性がある。


CYP3Aの基質となる薬剤


ミダゾラム


カルバマゼピン


シクロスポリン 等


これらの薬剤の副作用が増強されるおそれがあるので、患者の状態を慎重に観察し、副作用の発現に十分注意すること。


本剤がCYP3Aの代謝活性を阻害するため、これらの薬剤の血中濃度が上昇する可能性がある。


MATE1、MATE2-K及びOCT2の基質となる薬剤


メトホルミン


プロカインアミド 等


これらの薬剤の副作用が増強されるおそれがあるので、患者の状態を慎重に観察し、副作用の発現に十分注意すること。


本剤がMATE1、MATE2-K及びOCT2を阻害するため、これらの薬剤の血中濃度が上昇する可能性がある。


副作用:重大な副作用

1: 高血糖(14.1%)

-,2: 重度の下痢(9.3%)

3: 重度の皮膚障害

-多形紅斑(1.7%)、全身性剥脱性皮膚炎(0.6%)等の重度の皮膚障害があらわれることがある。

副作用:その他副作用


感染症および寄生虫症 -尿路感染
血液および -貧血-好中球減少症、血小板減少症、白血球減少症、リンパ球減少症
免疫系障害 -過敏症
代謝および栄養障害 -食欲減退
神経系障害 -味覚不全、頭痛
胃腸障害 -下痢(67.3%)、悪心(27.3%)、嘔吐、口内炎-消化不良
皮膚および -発疹(34.1%)-そう痒症、皮膚乾燥、薬疹-皮膚炎
腎および尿路障害 -急性腎障害-腎不全、腎機能障害
一般・全身障害および投与部位の状態 -疲労-粘膜の炎症、無力症、発熱
臨床検査 -血中クレアチニン増加、グリコヘモグロビン増加、アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ増加、白血球数減少-心電図QT延長、糸球体濾過率減少

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道0
東北0
関東0
中部0
近畿0
中国・四国0
九州0
合計0
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道0
北東北0
南東北0
北関東0
南関東0
甲信越0
北陸0
東海0
関西0
中国0
四国0
北九州0
南九州0
沖縄0
合計0
都道府県別
都道府県名 合計
北海道0
青森県0
岩手県0
宮城県0
秋田県0
山形県0
福島県0
茨城県0
栃木県0
群馬県0
埼玉県0
千葉県0
東京都0
神奈川県0
新潟県0
富山県0
石川県0
福井県0
山梨県0
長野県0
岐阜県0
静岡県0
愛知県0
三重県0
滋賀県0
京都府0
大阪府0
兵庫県0
奈良県0
和歌山県0
鳥取県0
島根県0
岡山県0
広島県0
山口県0
徳島県0
香川県0
愛媛県0
高知県0
福岡県0
佐賀県0
長崎県0
熊本県0
大分県0
宮崎県0
鹿児島県0
沖縄県0
合計0
更新予告まとめ