薬剤詳細データ 一般名 カルボプラチン 製品名 カルボプラチン点滴静注液150mg「NK」 薬効名 抗悪性腫瘍剤 エビでやんす論文検索 添付文書(抜粋) 添付文書の抜粋となっています。 最新の添付文書はこちらよりご参照ください 薬剤名 カルボプラチン点滴静注液150mg「NK」 yj-code 4291403A2092 添付文書No 4291403A1096_7_02 改定年月 2024-07 版 第4版 一般名 カルボプラチン 薬効分類名 抗悪性腫瘍剤 用法・用量 〈頭頸部癌、肺小細胞癌、睾丸腫瘍、卵巣癌、子宮頸癌、悪性リンパ腫、非小細胞肺癌〉 通常、成人にはカルボプラチンとして、1日1回300~400mg/m2(体表面積)を投与し、少なくとも4週間休薬する。これを1クールとし、投与を繰り返す。なお、投与量は、年齢、疾患、症状により適宜増減する。 〈乳癌〉 (1) トラスツズマブ(遺伝子組換え)及びタキサン系抗悪性腫瘍剤との併用において、通常、成人にはカルボプラチンとして、1日1回300~400mg/m2(体表面積)を投与し、少なくとも3週間休薬する。これを1クールとし、投与を繰り返す。なお、投与量は、患者の状態により適宜減ずる。 (2) PD-L1陽性のホルモン受容体陰性かつHER2陰性の手術不能又は再発乳癌に対するペムブロリズマブ(遺伝子組換え)及びゲムシタビン塩酸塩との併用において、通常、成人にはカルボプラチンとして、1日1回AUC2mg・min/mL相当量を投与する。週1回投与を2週連続し、3週目は休薬する。これを1クールとし、投与を繰り返す。なお、投与量は、患者の状態により適宜減ずる。 (3)ホルモン受容体陰性かつHER2陰性で再発高リスクの乳癌に対する術前薬物療法として、ペムブロリズマブ(遺伝子組換え)及びパクリタキセルとの併用において、通常、成人にはカルボプラチンとして、以下のいずれかの用法・用量で投与する。なお、投与量は、患者の状態により適宜減ずる。 1日1回AUC5mg・min/mL相当量を投与し、少なくとも3週間休薬する。これを1クールとし、4クールまで投与する。 1日1回AUC1.5mg・min/mL相当量を投与し、少なくとも6日間休薬する。週1回投与を3週連続し、これを1クールとし、4クールまで投与する。 〈小児悪性固形腫瘍(神経芽腫・網膜芽腫・肝芽腫・中枢神経系胚細胞腫瘍、再発又は難治性のユーイング肉腫ファミリー腫瘍・腎芽腫)に対する他の抗悪性腫瘍剤との併用療法〉 (1) 神経芽腫・肝芽腫・中枢神経系胚細胞腫瘍、再発又は難治性のユーイング肉腫ファミリー腫瘍・腎芽腫に対する他の抗悪性腫瘍剤との併用療法 イホスファミドとエトポシドとの併用療法において、カルボプラチンの投与量及び投与方法は、カルボプラチンとして635mg/m2(体表面積)を1日間点滴静注又は400mg/m2(体表面積)を2日間点滴静注し、少なくとも3~4週間休薬する。これを1クールとし、投与を繰り返す。なお、投与量及び投与日数は疾患、症状、併用する他の抗悪性腫瘍剤により適宜減ずる。また、1歳未満もしくは体重10kg未満の小児に対して、投与量には十分配慮すること。 (2) 網膜芽腫に対する他の抗悪性腫瘍剤との併用療法 ビンクリスチン硫酸塩とエトポシドとの併用療法において、カルボプラチンの投与量及び投与方法は、カルボプラチンとして560mg/m2(体表面積)を1日間点滴静注し、少なくとも3~4週間休薬する。これを1クールとし、投与を繰り返す。ただし、36ヵ月齢以下の患児にはカルボプラチンを18.6mg/kgとする。なお、投与量及び投与日数は疾患、症状、併用する他の抗悪性腫瘍剤により適宜減ずる。 〈効能共通〉 本剤投与時、投与量に応じて250mL以上のブドウ糖注射液又は生理食塩液に混和し、30分以上かけて点滴静注する。 効能・効果 頭頸部癌、肺小細胞癌、睾丸腫瘍、卵巣癌、子宮頸癌、悪性リンパ腫、非小細胞肺癌、乳癌 以下の悪性腫瘍に対する他の抗悪性腫瘍剤との併用療法小児悪性固形腫瘍(神経芽腫・網膜芽腫・肝芽腫・中枢神経系胚細胞腫瘍、再発又は難治性のユーイング肉腫ファミリー腫瘍・腎芽腫) 相互作用:併用禁忌 相互作用:併用注意 放射線照射骨髄抑制等の副作用が増強することがあるので、併用療法を行う場合には、患者の状態を観察しながら、減量するなど用量に注意すること。ともに骨髄抑制等の副作用を有する。放射線照射胸部への放射線照射を併用した場合に、重篤な食道炎又は肺臓炎が発現したとの報告がある。併用する場合には、患者の状態に注意し、食道炎や肺陰影等が出現した場合には、本剤の投与及び放射線照射を直ちに中止し、適切な処置を行うこと。機序は不明であるが、動物試験(マウス)で本剤による放射線感受性増加が認められている。放射線照射本剤と放射線照射の併用により、肝中心静脈閉塞症(VOD)が発症したとの報告があるので、十分注意すること。機序不明抗悪性腫瘍剤骨髄抑制等の副作用が増強することがあるので、併用療法を行う場合には、患者の状態を観察しながら、減量するなど用量に注意すること。ともに骨髄抑制等の副作用を有する。抗悪性腫瘍剤本剤と他の抗悪性腫瘍剤の併用により、肝中心静脈閉塞症(VOD)が発症したとの報告があるので、十分注意すること。機序不明腎毒性及び聴器毒性を有する薬剤アミノグリコシド系抗生物質等腎障害及び聴器障害が増強することがあるので、併用療法を行う場合には、慎重に投与すること。ともに腎障害及び聴器障害を有する。 副作用:重大な副作用 1: 骨髄抑制-汎血球減少(0.1%未満)、貧血(ヘモグロビン減少(40.1%)、赤血球減少(36.1%)、ヘマトクリット値減少(31.7%))、白血球減少(56.4%)、好中球減少(7.4%)、血小板減少(42.7%)、出血(0.1%未満)等があらわれることがある。,,2: ショック、アナフィラキシー(0.1%未満)-チアノーゼ、呼吸困難、胸内苦悶、血圧低下、気管支痙攣等があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。なお、本剤の投与回数を重ねると、ショック、アナフィラキシーの発現頻度が高くなる傾向もみられる。3: 間質性肺炎(0.1%)-発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X線異常等を伴う間質性肺炎があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。4: 急性腎障害(0.1%未満)、ファンコニー症候群(頻度不明)-急性腎障害、ファンコニー症候群等があらわれることがあるので、観察を十分に行い、BUN、血清クレアチニン、クレアチニン・クリアランス値等に異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。5: 肝不全、肝機能障害、黄疸(いずれも頻度不明)6: 消化管壊死、消化管穿孔、消化管出血、消化管潰瘍(いずれも頻度不明)7: 出血性腸炎、偽膜性大腸炎(頻度不明)-出血性腸炎、偽膜性大腸炎等があらわれることがあるので、観察を十分に行い、激しい腹痛・下痢等があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。8: 麻痺性イレウス(0.1%未満)-腸管麻痺(食欲不振、悪心・嘔吐、著しい便秘、腹痛、腹部の膨満あるいは弛緩及び腸内容物のうっ滞等)を来し、麻痺性イレウスに移行することがあるので、腸管麻痺があらわれた場合には投与を中止し、腸管減圧法等の適切な処置を行うこと。9: 脳梗塞(0.1%未満)、肺梗塞(頻度不明)10: 血栓・塞栓症(頻度不明)-血栓・塞栓症(肺塞栓、脳血栓、その他の動脈又は静脈血栓症等)があらわれることがある。11: 心筋梗塞、うっ血性心不全(頻度不明)12: 溶血性尿毒症症候群(頻度不明)-血小板減少、溶血性貧血、腎不全を主徴とする溶血性尿毒症症候群があらわれることがある。13: 急性呼吸窮迫症候群(頻度不明)-急速に進行する呼吸困難、低酸素症、両側性びまん性肺浸潤影等の胸部X線異常等が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。14: 播種性血管内凝固症候群(DIC)(頻度不明)-血小板数、血清FDP値、血漿フィブリノゲン濃度等の血液検査に異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。15: 急性膵炎(頻度不明)-血清アミラーゼ値、血清リパーゼ値等に異常が認められた場合には投与を中止すること。16: 難聴(0.1%未満)-難聴、耳鳴等があらわれることがある。17: 白質脳症(可逆性後白質脳症症候群を含む)(頻度不明)-歩行時のふらつき、舌のもつれ、痙攣、頭痛、錯乱、視覚障害等が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。18: 腫瘍崩壊症候群(頻度不明)-異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置(生理食塩液、高尿酸血症治療剤等の投与、透析等)を行うとともに、症状が回復するまで患者の状態を十分に観察すること。19: うっ血乳頭、球後視神経炎、皮質盲(頻度不明)-うっ血乳頭、球後視神経炎、皮質盲等の視覚障害があらわれることがある。20: 溶血性貧血(頻度不明)-クームス陽性の溶血性貧血があらわれることがある。 副作用:その他副作用 消化器 -悪心・嘔吐注1)(50.5%)、食欲不振(45.4%)-下痢、口内炎、腹痛、便秘-口渇腎臓 -血尿、蛋白尿-乏尿過敏症注2) -発疹-瘙痒感-蕁麻疹精神神経系 -末梢神経障害(しびれ等)、頭痛-耳鳴、聴力低下、視力障害、眩暈、痙攣、異常感覚、味覚異常、神経過敏、不安、不眠肝臓 -ALT上昇(10.2%)-AST上昇、Al-P上昇、ビリルビン上昇、LDH上昇、γ-GTP上昇循環器 -心電図異常(期外収縮)、心悸亢進、血圧上昇、血圧低下、不整脈(頻脈、徐脈、心房細動、心房粗動、房室ブロック)電解質 -血清ナトリウム、カリウム、クロール、カルシウム、リン、マグネシウム等の異常-抗利尿ホルモン分泌異常症候群皮膚 -脱毛(18.3%)-色素沈着、爪の変色、皮膚疾患その他 -全身倦怠感(18.6%)-発熱、浮腫-疼痛、潮紅、ほてり、胸部不快感、吃逆、注射部位反応(発赤、腫脹、疼痛、壊死、硬結等)、低蛋白血症-無力症、尿酸上昇、悪寒、脱水、体重減少、アルブミン低下、呼吸困難 年代別 ※令和4年度データ 性別・年代別 区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~ 男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 性別・年代別グラフ 都道府県別 ※令和4年度データ 地方区分別(7) 地方区分名 合計 北海道0東北0関東0中部0近畿0中国・四国0九州0合計0 地方区分別(14) 地方区分名 合計 北海道0北東北0南東北0北関東0南関東0甲信越0北陸0東海0関西0中国0四国0北九州0南九州0沖縄0合計0 都道府県別 都道府県名 合計 北海道0青森県0岩手県0宮城県0秋田県0山形県0福島県0茨城県0栃木県0群馬県0埼玉県0千葉県0東京都0神奈川県0新潟県0富山県0石川県0福井県0山梨県0長野県0岐阜県0静岡県0愛知県0三重県0滋賀県0京都府0大阪府0兵庫県0奈良県0和歌山県0鳥取県0島根県0岡山県0広島県0山口県0徳島県0香川県0愛媛県0高知県0福岡県0佐賀県0長崎県0熊本県0大分県0宮崎県0鹿児島県0沖縄県0合計0