薬剤詳細データ

一般名

モガムリズマブ(遺伝子組換え)

製品名

ポテリジオ点滴静注20mg

薬効名

抗悪性腫瘍剤

添付文書(抜粋)

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薬剤名

ポテリジオ点滴静注20mg

yj-code

4291422A1021

添付文書No

4291422A1021_1_17

改定年月

2020-09

第2版

一般名

モガムリズマブ(遺伝子組換え)

薬効分類名

抗悪性腫瘍剤


用法・用量

〈CCR4陽性のATL〉 通常、成人には、モガムリズマブ(遺伝子組換え)として、1回量1mg/kgを1週間間隔で8回点滴静注する。他の抗悪性腫瘍剤と併用する場合は、通常、成人には、モガムリズマブ(遺伝子組換え)として、1回量1mg/kgを2週間間隔で8回点滴静注する。なお、化学療法未治療例に対しては他の抗悪性腫瘍剤と併用すること。 〈再発又は難治性のCCR4陽性のPTCL〉 通常、成人には、モガムリズマブ(遺伝子組換え)として、1回量1mg/kgを1週間間隔で8回点滴静注する。 〈再発又は難治性のCTCL〉 通常、成人には、モガムリズマブ(遺伝子組換え)として、1回量1mg/kgを1週間間隔で5回点滴静注し、その後は2週間間隔で点滴静注する。

効能・効果

CCR4陽性の成人T細胞白血病リンパ腫 再発又は難治性のCCR4陽性の末梢性T細胞リンパ腫 再発又は難治性の皮膚T細胞性リンパ腫

相互作用:併用禁忌

相互作用:併用注意

不活化ワクチン


ワクチンの効果を減弱させるおそれがある。


ワクチン接種に対する応答が不明であり、また、生ワクチンによる二次感染が否定できない。


生ワクチン又は弱毒生ワクチン


接種した生ワクチンの原病に基づく症状が発現した場合には適切な処置を行う。


ワクチン接種に対する応答が不明であり、また、生ワクチンによる二次感染が否定できない。


副作用:重大な副作用

1: Infusion reaction(40.9%:単、44.8%:併)

-発熱、悪寒、頻脈、血圧上昇、悪心、低酸素血症、嘔吐等があらわれることがあるので、患者の状態を十分に観察し、重度のInfusion reactionを認めた場合は直ちに投与を中断し、適切な処置(酸素吸入、昇圧剤、解熱鎮痛剤、副腎皮質ホルモン剤の投与等)を行うこと。また、異常が認められた場合には、全ての徴候及び症状が完全に回復するまで患者の状態を十分に観察すること。,2: 重度の皮膚障害

-中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)(頻度不明:単・併)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)(0.4%:単)、薬疹(3.0%:単)、発疹(1.9%:単、3.4%:併)、丘疹性皮疹(0.4%:単、20.7%:併)、紅斑性皮疹(0.4%:単、6.9%:併)等が本剤投与中又は投与終了後にあらわれることがある。皮膚障害発現早期から適切な処置(副腎皮質ホルモン剤、抗アレルギー剤、抗ヒスタミン剤の使用等)を行うこと。3: 感染症(23.9%:単、58.6%:併)

-細菌、真菌又はウイルスによる感染症があらわれることがあり、重篤な感染症として帯状疱疹が報告されている。本剤の治療期間中及び治療終了後は患者の状態を十分に観察し、異常が認められた場合は投与を中止し、適切な処置を行うこと。4: B型肝炎ウイルスによる劇症肝炎(頻度不明:単・併)、肝炎(0.4%:単)

-異常が認められた場合は、直ちに抗ウイルス剤を投与するなど適切な処置を行うこと。,5: 腫瘍崩壊症候群(1.1%:単、20.7%:併)

-異常が認められた場合は直ちに投与を中断し、適切な処置(生理食塩液、高尿酸血症治療剤等の投与、透析等)を行うとともに、症状が回復するまで患者の状態を十分に観察すること。6: 重度の血液毒性

-リンパ球減少(71.3%:単、96.6%:併)、白血球減少(5.7%:単、100%:併)、好中球減少(5.7%:単、100%:併)、血小板減少(2.3%:単、89.7%:併)、発熱性好中球減少症(0.8%:単、89.7%:併)、貧血(1.1%:単、96.6%:併)及びヘモグロビン減少(0.4%:単)があらわれることがある。,,,7: 肝機能障害

-ALT上昇(12.9%:単、37.9%:併)、AST上昇(10.6%:単、27.6%:併)、Al-P上昇(9.1%:単、17.2%:併)、LDH上昇(5.3%:単、24.1%:併)、高ビリルビン血症(2.7%:単、13.8%:併)、γ-GTP上昇(1.9%:単、6.9%:併)及び肝機能異常(0.8%:単、13.8%:併)等を伴う肝機能障害があらわれることがある。8: 間質性肺疾患

-間質性肺炎(0.4%:単、10.3%:併)、肺臓炎(0.4%:単、3.4%:併)等があらわれることがあるので、咳嗽、呼吸困難、発熱等の臨床症状を十分に観察し、異常が認められた場合は、胸部X線、胸部CT等の検査を実施すること。間質性肺疾患が疑われた場合には本剤の投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤を投与するなど適切な処置を行うこと。9: 高血糖(2.3%:単、37.9%:併)

副作用:その他副作用

単独投与
精神・神経系 -頭痛-味覚異常、感覚鈍麻、錯感覚、末梢性ニューロパチー、不眠症
眼 -霧視
血液 -好酸球増加、赤血球減少、ヘマトクリット減少
循環器 -血圧上昇、頻脈-血圧低下、ほてり、潮紅、左室機能不全、心拍数増加、心室性期外収縮、心電図QT延長、急性心筋梗塞
呼吸器 -低酸素血症、咳嗽、口腔咽頭痛、呼吸困難、鼻閉、胸水、喘鳴
消化器 -悪心-下痢-便秘、嘔吐、口内炎、口内乾燥、腹痛、腹部不快感
泌尿器 -蛋白尿、クレアチニン上昇、尿中血陽性、急性腎障害、血中尿素増加、尿中ウロビリノーゲン増加
皮膚 -そう痒症、脱毛症、多汗症
筋・骨格系 -筋骨格痛、関節痛、筋痙縮、背部痛、四肢痛、筋力低下、頚部痛
代謝 -電解質異常(ナトリウム、カリウム、カルシウム、クロール、マグネシウム)-低アルブミン血症-高尿酸血症、低リン酸血症、総蛋白減少、尿中ブドウ糖陽性
その他 -発熱、疲労、悪寒-食欲減退、浮腫、倦怠感、体重増加、無力症、めまい、体重減少、CRP上昇、低体温、サイトカイン放出症候群併用投与(VCAP/AMP/VECP療法)
精神・神経系 -頭痛-味覚異常、末梢性ニューロパチー-振戦、不眠症、感覚鈍麻
血液 -赤血球減少、ヘマトクリット減少
循環器 -血圧上昇、血管炎、血管障害、心電図QT延長、駆出率減少、血圧低下、心拍数増加、ほてり
呼吸器 -口腔咽頭痛-咳嗽、鼻出血、酸素飽和度低下、口腔咽頭不快感
消化器 -悪心、便秘、口内炎、嘔吐-下痢-腹痛、口腔内出血、口唇炎、口内乾燥、痔核、歯肉痛、口腔障害、消化不良、腹部不快感
泌尿器 -クレアチニン上昇、蛋白尿、排尿困難、血中尿素上昇、腎障害
皮膚 -脱毛症-紫斑
筋・骨格系 -四肢痛、背部痛
代謝 -電解質異常(ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム)、低アルブミン血症-低リン酸血症-総蛋白減少、脱水
その他 -発熱、食欲減退、体重減少、倦怠感-浮腫、悪寒-CRP上昇、体重増加、注入部位血管外漏出、めまい、胸痛、疼痛、注射部位反応

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道0
東北0
関東0
中部0
近畿0
中国・四国0
九州0
合計0
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道0
北東北0
南東北0
北関東0
南関東0
甲信越0
北陸0
東海0
関西0
中国0
四国0
北九州0
南九州0
沖縄0
合計0
都道府県別
都道府県名 合計
北海道0
青森県0
岩手県0
宮城県0
秋田県0
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福島県0
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埼玉県0
千葉県0
東京都0
神奈川県0
新潟県0
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石川県0
福井県0
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広島県0
山口県0
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香川県0
愛媛県0
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宮崎県0
鹿児島県0
沖縄県0
合計0
更新予告まとめ