薬剤詳細データ

一般名

アブロシチニブ

製品名

サイバインコ錠50mg

薬効名

ヤヌスキナーゼ(JAK)阻害剤

添付文書(抜粋)

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薬剤名

サイバインコ錠50mg

yj-code

4490037F1026

添付文書No

4490037F1026_1_04

改定年月

2023-07

第4版

一般名

アブロシチニブ

薬効分類名

ヤヌスキナーゼ(JAK)阻害剤


用法・用量

通常、成人及び12歳以上の小児には、アブロシチニブとして100mgを1日1回経口投与する。なお、患者の状態に応じて200mgを1日1回投与することができる。

効能・効果

既存治療で効果不十分なアトピー性皮膚炎

相互作用:併用禁忌

相互作用:併用注意

CYP2C19の強い阻害薬


フルコナゾール、フルボキサミン、チクロピジン


,


本剤の作用が増強する可能性があるので、これらの薬剤は可能な限り他の類薬に変更する、又はこれらの薬剤を休薬する等を考慮すること。


これらの薬剤がCYP2C19の代謝活性を阻害するため、アブロシチニブの血中濃度が上昇する可能性がある。


CYP2C19及びCYP2C9の強い又は中程度の誘導薬


リファンピシン等


本剤の効果が減弱する可能性があるので、これらの薬剤は誘導作用のない又は弱い他の類薬に変更する等を考慮すること。


これらの薬剤がCYP2C19及びCYP2C9の代謝活性を誘導するため、アブロシチニブの血中濃度が低下する可能性がある。


P-gpの基質となる薬剤


ダビガトランエテキシラート、ジゴキシン等


これらの薬剤の作用が増強されるおそれがあるので、患者の状態を慎重に観察し、副作用発現に十分注意すること。


本剤がP-gpを阻害することにより、これらの薬剤の血漿中濃度が上昇する可能性がある。


クロピドグレル


クロピドグレルの作用が減弱されるおそれがあるので、併用する際には注意すること。


本剤がCYP2C19 を阻害することにより、クロピドグレルの活性代謝物の血中濃度が低下する。


副作用:重大な副作用

1: 感染症

-単純ヘルペス(3.2%)注1)、帯状疱疹(1.6%)注2)、肺炎(0.2%)、結核(頻度不明)等の重篤な感染症があらわれ、致死的な経過をたどることがある。重篤な感染症、敗血症、日和見感染を発現した場合には、感染症がコントロールできるようになるまで本剤を休薬すること。,,,,,,,,,,,,,注1)口腔ヘルペス、単純ヘルペス、眼部単純ヘルペス、ヘルペス眼感染、ヘルペス性皮膚炎、鼻ヘルペスを含む注2)帯状疱疹、眼帯状疱疹を含む2: 静脈血栓塞栓症

-肺塞栓症(0.1%未満)及び深部静脈血栓症(0.1%未満)を含む静脈血栓塞栓症があらわれることがある。3: 血小板減少(1.4%)、ヘモグロビン減少(ヘモグロビン減少0.9%、貧血0.6%)、リンパ球減少(0.7%)、好中球減少(0.4%)

-血小板数:本剤投与開始後、50,000/mm3未満になった場合には、投与を中止すること。ヘモグロビン値:本剤投与開始後、8g/dL未満になった場合には、8g/dL以上に回復するまで休薬すること。リンパ球数:本剤投与開始後、500/mm3未満になった場合には、500/mm3以上に回復するまで休薬すること。好中球数:本剤投与開始後、1,000/mm3未満になった場合には、1,000/mm3以上に回復するまで休薬すること。,,,,,,,,,4: 間質性肺炎(0.1%)

-発熱、咳嗽、呼吸困難等の呼吸器症状に十分に注意し、異常が認められた場合には、速やかに胸部X線検査、胸部CT検査及び血液ガス検査等を実施し、本剤の投与を中止するとともにニューモシスチス肺炎との鑑別診断(β-Dグルカンの測定等)を考慮に入れ適切な処置を行うこと。5: 肝機能障害

-ALT(0.8%)、AST(0.6%)の上昇等を伴う肝機能障害(頻度不明)があらわれることがある。6: 消化管穿孔(頻度不明)

-異常が認められた場合には投与を中止するとともに、腹部X線、CT等の検査を実施するなど十分に観察し、適切な処置を行うこと。

副作用:その他副作用


胃腸障害 -悪心(11.0%)、腹痛、嘔吐、下痢-消化不良、腹部不快感、胃食道逆流性疾患、腹部膨満
一般・全身障害及び投与部位の状態 -疲労-無力症、発熱
感染症及び寄生虫症 -上咽頭炎、上気道感染、毛包炎-尿路感染、結膜炎、ヘルペス性状湿疹、膿痂疹、インフルエンザ、咽頭炎、副鼻腔炎、気管支炎、膀胱炎、せつ、膿瘍、皮膚感染、胃腸炎、下気道感染、感染性湿疹、皮膚真菌感染
血液及びリンパ系障害 -白血球減少、リンパ節症、赤血球減少、白血球増加
血管障害 -高血圧
呼吸器、胸郭及び縦隔障害 -咳嗽、鼻出血
心臓障害 -動悸、心室内伝導障害
神経系障害 -頭痛(4.4%)、浮動性めまい-傾眠
代謝及び栄養障害 -体重増加、高脂血症(脂質異常症を含む)
皮膚及び皮下組織障害 -ざ瘡(3.6%)-脱毛症、蕁麻疹、そう痒症
良性、悪性及び詳細不明の新生物(嚢胞及びポリープを含む) -皮膚乳頭腫(疣贅等)
臨床検査 -血中CK増加-NK細胞減少、LDH増加、γ-GT上昇、尿中蛋白陽性、プロトロンビン時間延長

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道0
東北0
関東0
中部0
近畿0
中国・四国0
九州0
合計0
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道0
北東北0
南東北0
北関東0
南関東0
甲信越0
北陸0
東海0
関西0
中国0
四国0
北九州0
南九州0
沖縄0
合計0
都道府県別
都道府県名 合計
北海道0
青森県0
岩手県0
宮城県0
秋田県0
山形県0
福島県0
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埼玉県0
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東京都0
神奈川県0
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広島県0
山口県0
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香川県0
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宮崎県0
鹿児島県0
沖縄県0
合計0
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