薬剤詳細データ 一般名 バンコマイシン塩酸塩 製品名 バンコマイシン塩酸塩点滴静注用1g「明治」 薬効名 グリコペプチド系抗生物質製剤 エビでやんす論文検索 添付文書(抜粋) 添付文書の抜粋となっています。 最新の添付文書はこちらよりご参照ください 薬剤名 バンコマイシン塩酸塩点滴静注用1g「明治」 yj-code 6113400A2061 添付文書No 6113400A1219_1_06 改定年月 2023-07 版 第1版 一般名 バンコマイシン塩酸塩 薬効分類名 グリコペプチド系抗生物質製剤 用法・用量 通常、成人にはバンコマイシン塩酸塩として1日2g(力価)を1回0.5g(力価)6時間ごと又は1回1g(力価)12時間ごとに分割して、それぞれ60分以上かけて点滴静注する。なお、年齢、体重、症状により適宜増減する。高齢者には、1回0.5g(力価)12時間ごと又は1回1g(力価)24時間ごとに、それぞれ60分以上かけて点滴静注する。なお、年齢、体重、症状により適宜増減する。小児、乳児には、1日40mg(力価)/kgを2~4回に分割して、それぞれ60分以上かけて点滴静注する。新生児には、1回投与量を10~15mg(力価)/kgとし、生後1週までの新生児に対しては12時間ごと、生後1ヵ月までの新生児に対しては8時間ごとに、それぞれ60分以上かけて点滴静注する。 効能・効果 〈適応菌種〉 バンコマイシンに感性のメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA) 〈適応症〉 敗血症、感染性心内膜炎、外傷・熱傷及び手術創等の二次感染、骨髄炎、関節炎、肺炎、肺膿瘍、膿胸、腹膜炎、化膿性髄膜炎 〈適応菌種〉 バンコマイシンに感性のメチシリン耐性コアグラーゼ陰性ブドウ球菌(MRCNS) 〈適応症〉 敗血症、感染性心内膜炎、外傷・熱傷及び手術創等の二次感染、骨髄炎、関節炎、腹膜炎、化膿性髄膜炎 〈適応菌種〉 バンコマイシンに感性のペニシリン耐性肺炎球菌(PRSP) 〈適応症〉 敗血症、肺炎、化膿性髄膜炎 MRSA又はMRCNS感染が疑われる発熱性好中球減少症 相互作用:併用禁忌 相互作用:併用注意 全身麻酔薬チオペンタール等同時に投与すると、紅斑、ヒスタミン様潮紅、アナフィラキシー反応等の副作用が発現することがある。全身麻酔の開始1時間前には本剤の点滴静注を終了すること。全身麻酔薬には、アナフィラキシー作用、ヒスタミン遊離作用を有するものがあり、本剤にもヒスタミン遊離作用がある。しかし、相互作用の機序は不明である。腎毒性及び聴器毒性を有する薬剤アミノグリコシド系抗生物質アルベカシン硫酸塩トブラマイシン等白金含有抗悪性腫瘍剤シスプラチンネダプラチン等,腎障害、聴覚障害が発現、悪化するおそれがあるので、併用は避けること。やむを得ず併用する場合は、慎重に投与すること。機序:両剤共に腎毒性、聴器毒性を有するが、相互作用の機序は不明である。危険因子:腎障害のある患者、高齢者、長期投与の患者等腎毒性を有する薬剤アムホテリシンBシクロスポリン等,腎障害が発現、悪化するおそれがあるので、併用は避けること。やむを得ず併用する場合は、慎重に投与すること。機序:両剤共に腎毒性を有するが、相互作用の機序は不明である。危険因子:腎障害のある患者、高齢者、長期投与の患者等 副作用:重大な副作用 1: ショック、アナフィラキシー(いずれも頻度不明)-ショック、アナフィラキシー(呼吸困難、全身潮紅、浮腫等)を起こすことがある。2: 急性腎障害、間質性腎炎(いずれも頻度不明)-急性腎障害、間質性腎炎等の重篤な腎障害があらわれることがある。3: 汎血球減少、無顆粒球症、血小板減少(いずれも頻度不明)4: 中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、剥脱性皮膚炎(いずれも頻度不明)5: 薬剤性過敏症症候群(頻度不明)-初期症状として発疹、発熱がみられ、更に肝機能障害、リンパ節腫脹、白血球増加、好酸球増多、異型リンパ球出現等を伴う遅発性の重篤な過敏症状があらわれることがある。なお、ヒトヘルペスウイルス6(HHV-6)等のウイルスの再活性化を伴うことが多く、投与中止後も発疹、発熱、肝機能障害等の症状が再燃あるいは遷延化することがあるので注意すること。6: 第8脳神経障害(頻度不明)-眩暈、耳鳴、聴力低下、難聴等の第8脳神経障害があらわれることがある。,7: 偽膜性大腸炎(頻度不明)-偽膜性大腸炎等の血便を伴う重篤な大腸炎があらわれることがあるので、腹痛、頻回の下痢があらわれた場合には、直ちに投与を中止するなど適切な処置を行うこと。8: 肝機能障害、黄疸(いずれも頻度不明)-AST、ALT、Al-P等の上昇、黄疸があらわれることがある。 副作用:その他副作用 過敏症 -発疹-発赤、顔面潮紅-そう痒、蕁麻疹、線状IgA水疱症肝臓 -AST上昇、ALT上昇、ビリルビン上昇-Al-P上昇、LDH上昇-γ-GTP上昇、LAP上昇腎臓 -BUN上昇-クレアチニン上昇血液 -白血球減少、血小板減少、好酸球増多-貧血消化器 -下痢-嘔気、嘔吐、腹痛その他 -発熱、静脈炎、血管痛-皮膚血管炎、悪寒、注射部疼痛 年代別 ※令和4年度データ 性別・年代別 区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~ 男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 性別・年代別グラフ 都道府県別 ※令和4年度データ 地方区分別(7) 地方区分名 合計 北海道0東北0関東0中部0近畿0中国・四国0九州0合計0 地方区分別(14) 地方区分名 合計 北海道0北東北0南東北0北関東0南関東0甲信越0北陸0東海0関西0中国0四国0北九州0南九州0沖縄0合計0 都道府県別 都道府県名 合計 北海道0青森県0岩手県0宮城県0秋田県0山形県0福島県0茨城県0栃木県0群馬県0埼玉県0千葉県0東京都0神奈川県0新潟県0富山県0石川県0福井県0山梨県0長野県0岐阜県0静岡県0愛知県0三重県0滋賀県0京都府0大阪府0兵庫県0奈良県0和歌山県0鳥取県0島根県0岡山県0広島県0山口県0徳島県0香川県0愛媛県0高知県0福岡県0佐賀県0長崎県0熊本県0大分県0宮崎県0鹿児島県0沖縄県0合計0