薬剤詳細データ

一般名

アモキシシリン散

製品名

アモキシシリン細粒20%「TCK」

薬効名

合成ペニシリン製剤

添付文書(抜粋)

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薬剤名

アモキシシリン細粒20%「TCK」

yj-code

6131001C2119

添付文書No

6131001C1260_1_05

改定年月

2024-01

一般名

アモキシシリン散

薬効分類名

合成ペニシリン製剤


用法・用量

〈ヘリコバクター・ピロリ感染を除く感染症〉 成人:アモキシシリン水和物として、通常1回250mg(力価)を1日3~4回経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。 小児:アモキシシリン水和物として、通常1日20~40mg(力価)/kgを3~4回に分割経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減するが、1日量として最大90mg(力価)/kgを超えないこと。 〈胃潰瘍・十二指腸潰瘍におけるヘリコバクター・ピロリ感染症〉 ・アモキシシリン水和物、クラリスロマイシン及びランソプラゾール併用の場合 通常、成人にはアモキシシリン水和物として1回750mg(力価)、クラリスロマイシンとして1回200mg(力価)及びランソプラゾールとして1回30mgの3剤を同時に1日2回、7日間経口投与する。なお、クラリスロマイシンは、必要に応じて適宜増量することができる。ただし、1回400mg(力価)1日2回を上限とする。 ・アモキシシリン水和物、クラリスロマイシン及びラベプラゾールナトリウム併用の場合 通常、成人にはアモキシシリン水和物として1回750mg(力価)、クラリスロマイシンとして1回200mg(力価)及びラベプラゾールナトリウムとして1回10mgの3剤を同時に1日2回、7日間経口投与する。なお、クラリスロマイシンは、必要に応じて適宜増量することができる。ただし、1回400mg(力価)1日2回を上限とする。

効能・効果

〈適応菌種〉 本剤に感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、腸球菌属、淋菌、大腸菌、プロテウス・ミラビリス、インフルエンザ菌、ヘリコバクター・ピロリ、梅毒トレポネーマ 〈適応症〉 表在性皮膚感染症、深在性皮膚感染症、リンパ管・リンパ節炎、慢性膿皮症、外傷・熱傷及び手術創等の二次感染、びらん・潰瘍の二次感染、乳腺炎、骨髄炎、咽頭・喉頭炎、扁桃炎、急性気管支炎、肺炎、慢性呼吸器病変の二次感染、膀胱炎、腎盂腎炎、前立腺炎(急性症、慢性症)、精巣上体炎(副睾丸炎)、淋菌感染症、梅毒、子宮内感染、子宮付属器炎、子宮旁結合織炎、涙嚢炎、麦粒腫、中耳炎、歯周組織炎、歯冠周囲炎、顎炎、猩紅熱、胃潰瘍・十二指腸潰瘍におけるヘリコバクター・ピロリ感染症

相互作用:併用禁忌

相互作用:併用注意

ワルファリンカリウム


ワルファリンカリウムの作用が増強されるおそれがある。


腸内細菌によるビタミンKの産生を抑制することがある。


経口避妊薬


経口避妊薬の効果が減弱するおそれがある。


腸内細菌叢を変化させ、経口避妊薬の腸肝循環による再吸収を抑制すると考えられている。


プロベネシド


本剤の血中濃度を増加させる。


本剤の尿細管分泌を阻害し、尿中排泄を低下させると考えられている。


副作用:重大な副作用

1: ショック、アナフィラキシー(各0.1%未満)

-呼吸困難、全身潮紅、血管浮腫、蕁麻疹等を起こすことがあるので、不快感、口内異常感、喘鳴、眩暈、便意、耳鳴、発汗等があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。,,2: アレルギー反応に伴う急性冠症候群(頻度不明)

-,,3: 薬剤により誘発される胃腸炎症候群(頻度不明)

-投与から数時間以内の反復性嘔吐を主症状とし、下痢、嗜眠、顔面蒼白、低血圧、腹痛、好中球増加等を伴う、食物蛋白誘発性胃腸炎に類似したアレルギー性の胃腸炎(Drug-induced enterocolitis syndrome)があらわれることがある。主に小児で報告されている。,,4: 中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)(各0.1%未満)、多形紅斑、急性汎発性発疹性膿疱症、紅皮症(剥脱性皮膚炎)(いずれも頻度不明)

-発熱、頭痛、関節痛、皮膚や粘膜の紅斑・水疱、膿疱、皮膚の緊張感・灼熱感・疼痛等の異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。5: 顆粒球減少(0.1%未満)、血小板減少(頻度不明)

6: 肝障害(頻度不明)

-黄疸(0.1%未満)、AST、ALTの上昇(各0.1%未満)等があらわれることがある。7: 腎障害(0.1%未満)

-急性腎障害等の重篤な腎障害があらわれることがある。8: 大腸炎(0.1%未満)

-偽膜性大腸炎、出血性大腸炎等の血便を伴う重篤な大腸炎があらわれることがある。腹痛、頻回の下痢があらわれた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。9: 間質性肺炎、好酸球性肺炎(いずれも頻度不明)

-咳嗽、呼吸困難、発熱等が認められた場合には、速やかに胸部X線、胸部CT等の検査を実施すること。間質性肺炎、好酸球性肺炎が疑われた場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。10: 無菌性髄膜炎(頻度不明)

-項部硬直、発熱、頭痛、悪心・嘔吐あるいは意識混濁等を伴う無菌性髄膜炎があらわれることがある。

副作用:その他副作用

〈ヘリコバクター・ピロリ感染を除く感染症〉
過敏症 -発疹-発熱-そう痒
血液 -好酸球増多
消化器 -下痢、悪心、嘔吐、食欲不振、腹痛-黒毛舌
菌交代症 -口内炎、カンジダ症
ビタミン欠乏症 -ビタミンK欠乏症状(低プロトロンビン血症、出血傾向等)、ビタミンB群欠乏症状(舌炎、口内炎、食欲不振、神経炎等)
その他 -梅毒患者において、ヤーリッシュ・ヘルクスハイマー反応(発熱、全身倦怠感、頭痛等の発現、病変部の増悪)が起こることがある。〈胃潰瘍・十二指腸潰瘍におけるヘリコバクター・ピロリ感染症〉
消化器 -下痢(15.5%)、軟便(13.5%)、味覚異常-腹痛、腹部膨満感、口内炎、便秘、食道炎-口渇、悪心、舌炎、胃食道逆流、胸やけ、十二指腸炎、嘔吐、痔核、食欲不振-黒毛舌
肝臓 -AST上昇、ALT上昇、LDH上昇、γ-GTP上昇-Al-P上昇、ビリルビン上昇
血液 -好中球減少、好酸球増多-貧血、白血球増多
過敏症 -発疹-そう痒
精神神経系 -頭痛、しびれ感、めまい、眠気、不眠、うつ状態
その他 -尿蛋白陽性、トリグリセリド上昇、総コレステロールの上昇・低下-尿糖陽性、尿酸上昇、倦怠感、熱感、動悸、発熱、QT延長、カンジダ症、浮腫、血圧上昇、霧視

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道0
東北0
関東0
中部0
近畿0
中国・四国0
九州0
合計0
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道0
北東北0
南東北0
北関東0
南関東0
甲信越0
北陸0
東海0
関西0
中国0
四国0
北九州0
南九州0
沖縄0
合計0
都道府県別
都道府県名 合計
北海道0
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広島県0
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合計0
更新予告まとめ