薬剤詳細データ

一般名

注射用セファゾリンナトリウム

製品名

セファゾリンナトリウム注射用0.5g「日医工」

薬効名

合成セファロスポリン系抗生物質

添付文書(抜粋)

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薬剤名

セファゾリンナトリウム注射用0.5g「日医工」

yj-code

6132401D2122

添付文書No

6132401D1061_2_09

改定年月

2023-08

第1版

一般名

注射用セファゾリンナトリウム

薬効分類名

合成セファロスポリン系抗生物質


用法・用量

セファゾリンとして、通常、1日量成人には1g(力価)、小児には体重kg当り20~40mg(力価)を2回に分けて緩徐に静脈内へ注射するが、筋肉内へ注射することもできる。症状及び感染菌の感受性から効果不十分と判断される場合には、1日量成人1.5~3g(力価)を、小児には体重kg当り50mg(力価)を3回に分割投与する。症状が特に重篤な場合には、1日量成人5g(力価)、小児には体重kg当り100mg(力価)までを分割投与することができる。また、輸液に加え、静脈内に点滴注入することもできる。 〈注射液の調製法〉〈静脈内注射〉 本品を注射用水、生理食塩液又はブドウ糖注射液に溶解する。 〈筋肉内注射〉 本品をリドカイン注射液(0.5w/v%)約2~3mLに溶解する。

効能・効果

〈適応菌種〉 セファゾリンに感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、大腸菌、肺炎桿菌、プロテウス・ミラビリス、プロビデンシア属 〈適応症〉 敗血症、感染性心内膜炎、表在性皮膚感染症、深在性皮膚感染症、リンパ管・リンパ節炎、慢性膿皮症、外傷・熱傷及び手術創等の二次感染、びらん・潰瘍の二次感染、乳腺炎、骨髄炎、関節炎、咽頭・喉頭炎、扁桃炎、急性気管支炎、肺炎、肺膿瘍、膿胸、慢性呼吸器病変の二次感染、膀胱炎、腎盂腎炎、腹膜炎、胆嚢炎、胆管炎、バルトリン腺炎、子宮内感染、子宮付属器炎、子宮旁結合織炎、眼内炎(全眼球炎を含む)、中耳炎、副鼻腔炎、化膿性唾液腺炎

相互作用:併用禁忌

相互作用:併用注意

ワルファリンカリウム


ワルファリンカリウムの作用が増強されるおそれがある。ただし、本剤に関する症例報告はない。


腸内細菌によるビタミンKの産生を抑制することがある。


利尿剤


フロセミド 等


腎障害が増強されるおそれがある。


機序は明らかではないが、ラット、ウサギにおいて、腎障害が増強されるとの報告がある。


副作用:重大な副作用

1: ショック(0.1%未満)

-不快感、口内異常感、喘鳴、眩暈、便意、耳鳴、発汗等があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。2: アナフィラキシー(0.1%未満)

-呼吸困難、全身潮紅、血管浮腫、蕁麻疹等があらわれることがある。3: アレルギー反応に伴う急性冠症候群(頻度不明)

4: 血液障害

-汎血球減少、無顆粒球症(初期症状:発熱、咽頭痛、頭痛、倦怠感等)、溶血性貧血(初期症状:発熱、ヘモグロビン尿、貧血症状等)、血小板減少(初期症状:点状出血、紫斑等)(各0.1%未満)があらわれることがある。5: 肝障害

-黄疸(0.1%未満)、AST、ALT、Al-Pの上昇(各0.1~5%未満)等があらわれることがある。6: 腎障害(0.1%未満)

-急性腎障害等の重篤な腎障害があらわれることがある。7: 大腸炎(0.1%未満)

-偽膜性大腸炎等の血便を伴う重篤な大腸炎があらわれることがある。腹痛、頻回の下痢があらわれた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。8: 皮膚障害

-中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)(各0.1%未満)があらわれることがあるので、発熱、頭痛、関節痛、皮膚や粘膜の紅斑・水疱、皮膚の緊張感・灼熱感・疼痛等が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。9: 間質性肺炎、PIE症候群(各0.1%未満)

-発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X線異常、好酸球増多等を伴う間質性肺炎、PIE症候群等があらわれることがあるので、このような症状があらわれた場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。10: 痙攣(頻度不明)

-腎不全の患者に大量投与すると、痙攣等の神経症状を起こすことがある。

副作用:その他副作用


過敏症 -発疹、蕁麻疹、紅斑-そう痒、発熱、浮腫
血液 -顆粒球減少、好酸球増多
腎臓 -BUN上昇-血清クレアチニン上昇
消化器 -悪心、嘔吐-食欲不振、下痢
菌交代症 -口内炎、カンジダ症
ビタミン欠乏症 -ビタミンK欠乏症状(低プロトロンビン血症、出血傾向等)、ビタミンB群欠乏症状(舌炎、口内炎、食欲不振、神経炎等)
その他 -頭痛、めまい、全身倦怠感

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道0
東北0
関東0
中部0
近畿0
中国・四国0
九州0
合計0
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道0
北東北0
南東北0
北関東0
南関東0
甲信越0
北陸0
東海0
関西0
中国0
四国0
北九州0
南九州0
沖縄0
合計0
都道府県別
都道府県名 合計
北海道0
青森県0
岩手県0
宮城県0
秋田県0
山形県0
福島県0
茨城県0
栃木県0
群馬県0
埼玉県0
千葉県0
東京都0
神奈川県0
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石川県0
福井県0
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島根県0
岡山県0
広島県0
山口県0
徳島県0
香川県0
愛媛県0
高知県0
福岡県0
佐賀県0
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大分県0
宮崎県0
鹿児島県0
沖縄県0
合計0
更新予告まとめ