薬剤詳細データ

一般名

セフトリアキソンナトリウム水和物

製品名

ロセフィン点滴静注用1gバッグ

薬効名

セフェム系抗生物質製剤

添付文書(抜粋)

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薬剤名

ロセフィン点滴静注用1gバッグ

yj-code

6132419G1025

添付文書No

6132419F1020_3_07

改定年月

2022-01

第1版

一般名

セフトリアキソンナトリウム水和物

薬効分類名

セフェム系抗生物質製剤


用法・用量

〈成人〉 通常、1日1~2g(力価)を1回又は2回に分けて静脈内注射又は点滴静注する。 難治性又は重症感染症には症状に応じて1日量を4g(力価)まで増量し、2回に分けて静脈内注射又は点滴静注する。 淋菌感染症については、下記の通り投与する。 咽頭・喉頭炎、尿道炎、子宮頸管炎、直腸炎:通常、1g(力価)を単回静脈内注射又は単回点滴静注する。 精巣上体炎(副睾丸炎)、骨盤内炎症性疾患:通常、1日1回1g(力価)を静脈内注射又は点滴静注する。 〈小児〉 通常、1日20~60mg(力価)/kgを1回又は2回に分けて静脈内注射又は点滴静注する。 難治性又は重症感染症には症状に応じて1日量を120mg(力価)/kgまで増量し、2回に分けて静脈内注射又は点滴静注する。 〈低出生体重児・新生児〉 通常、生後0~3日齢には1回20mg(力価)/kgを1日1回、また、生後4日齢以降には1回20mg(力価)/kgを1日2回静脈内注射又は点滴静注する。 難治性又は重症感染症には症状に応じて1回量を40mg(力価)/kgまで増量し、1日2回静脈内注射又は点滴静注する。ただし、生後2週間以内の未熟児・新生児には1日50mg(力価)/kgまでとする。 〈静脈内注射〉 静脈内注射に際しては、日局注射用水、日局生理食塩液又は日局ブドウ糖注射液に溶解し、緩徐に投与する。 〈点滴静注〉 点滴静注に際しては補液に溶解して用いる。 〈バッグ品〉 バッグ品の投与に際しては、用時、添付の溶解液にて溶解し、静脈内に点滴注射する。

効能・効果

〈適応菌種〉セフトリアキソンに感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、淋菌、大腸菌、シトロバクター属、クレブシエラ属、エンテロバクター属、セラチア属、プロテウス属、モルガネラ・モルガニー、プロビデンシア属、インフルエンザ菌、ペプトストレプトコッカス属、バクテロイデス属、プレボテラ属(プレボテラ・ビビアを除く)〈適応症〉敗血症、咽頭・喉頭炎、扁桃炎、急性気管支炎、肺炎、肺膿瘍、膿胸、慢性呼吸器病変の二次感染、膀胱炎、腎盂腎炎、精巣上体炎(副睾丸炎)、尿道炎、子宮頸管炎、骨盤内炎症性疾患、直腸炎、腹膜炎、腹腔内膿瘍、胆嚢炎、胆管炎、バルトリン腺炎、子宮内感染、子宮付属器炎、子宮旁結合織炎、化膿性髄膜炎、角膜炎(角膜潰瘍を含む)、中耳炎、副鼻腔炎、顎骨周辺の蜂巣炎、顎炎

相互作用:併用禁忌

相互作用:併用注意

利尿剤


フロセミド 等


類似化合物(他のセフェム系抗生物質)で併用による腎障害増強作用が報告されている。腎機能に注意すること。


機序は不明であるが、利尿時の脱水による血中濃度の上昇等が考えられる。


副作用:重大な副作用

1: ショック、アナフィラキシー(いずれも頻度不明)

-不快感、口内異常感、喘鳴、眩暈、便意、耳鳴、発汗、呼吸困難、顔面浮腫等の症状があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。2: 汎血球減少、無顆粒球症、白血球減少、血小板減少、溶血性貧血(いずれも頻度不明)

3: 劇症肝炎、肝機能障害、黄疸(いずれも頻度不明)

-劇症肝炎等の重篤な肝炎、AST、ALT、γ-GTPの上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがある。4: 急性腎障害、間質性腎炎(いずれも頻度不明)

5: 偽膜性大腸炎(頻度不明)

-偽膜性大腸炎等の血便を伴う重篤な大腸炎があらわれることがあるので、腹痛、頻回の下痢があらわれた場合には直ちに投与を中止するなど適切な処置を行うこと。6: 中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、多形紅斑、急性汎発性発疹性膿疱症(いずれも頻度不明)

7: 間質性肺炎、肺好酸球増多症(PIE症候群)(いずれも頻度不明)

-発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X線異常、好酸球増多を伴う間質性肺炎、肺好酸球増多症(PIE症候群)があらわれることがあるので、このような症状があらわれた場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。8: 胆石、胆嚢内沈殿物(いずれも頻度不明)

-セフトリアキソンを成分とする胆石、胆嚢内沈殿物が投与中あるいは投与後にあらわれ、胆嚢炎、胆管炎、膵炎等を起こすことがあるので、腹痛等の症状があらわれた場合には投与を中止し、速やかに腹部超音波検査等を行い、適切な処置を行うこと。なお、多くの症例は小児の重症感染症への大量投与例でみられている。9: 腎・尿路結石(頻度不明)

-セフトリアキソンを成分とする腎・尿路結石が投与中あるいは投与後にあらわれ、尿量減少、排尿障害、血尿、結晶尿等の症状や腎後性急性腎不全が起きたとの国外報告がある。10: 精神神経症状(頻度不明)

-意識障害(意識消失、意識レベルの低下等)、痙攣、不随意運動(舞踏病アテトーゼ、ミオクローヌス等)があらわれることがある。これらの症状は、高度腎障害患者での発現が多数報告されている。,,

副作用:その他副作用


過敏症 -発疹-蕁麻疹、発熱、瘙痒-発赤、紅斑
血液 -好酸球増多-顆粒球減少、貧血、血小板増多-異常プロトロンビン-好塩基球増多
消化器 -下痢-嘔気、嘔吐、腹痛-食欲不振-軟便
菌交代症 -口内炎、カンジダ症
ビタミン欠乏症 -ビタミンK欠乏症状(低プロトロンビン血症、出血傾向)、ビタミンB群欠乏症状(舌炎、口内炎、食欲不振、神経炎)
その他 -頭痛、浮腫、心室性期外収縮-注射部位反応(紅斑、疼痛、腫脹等)

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道0
東北0
関東0
中部0
近畿0
中国・四国0
九州0
合計0
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道0
北東北0
南東北0
北関東0
南関東0
甲信越0
北陸0
東海0
関西0
中国0
四国0
北九州0
南九州0
沖縄0
合計0
都道府県別
都道府県名 合計
北海道0
青森県0
岩手県0
宮城県0
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東京都0
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広島県0
山口県0
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香川県0
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宮崎県0
鹿児島県0
沖縄県0
合計0
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