薬剤詳細データ

一般名

【般】アジスロマイシン錠500mg

製品名

アジスロマイシン錠500mg「トーワ」

薬効名

主としてグラム陽性菌,マイコプラズマに作用するもの

添付文書(抜粋)

添付文書の抜粋となっています。

最新の添付文書はこちらよりご参照ください

薬剤名

アジスロマイシン錠500mg「トーワ」

yj-code

6149004F4027

添付文書No

6149004F1168_1_12

改定年月

2024-03

第1版

一般名

アジスロマイシン錠

薬効分類名

15員環マクロライド系抗生物質製剤


用法・用量

〈アジスロマイシン錠250mg「トーワ」〉 [深在性皮膚感染症、リンパ管・リンパ節炎、咽頭・喉頭炎、扁桃炎(扁桃周囲炎、扁桃周囲膿瘍を含む)、急性気管支炎、肺炎、肺膿瘍、慢性呼吸器病変の二次感染、副鼻腔炎、歯周組織炎、歯冠周囲炎、顎炎] 成人にはアジスロマイシンとして、500mg(力価)を1日1回、3日間合計1.5g(力価)を経口投与する。 [尿道炎、子宮頸管炎] 成人にはアジスロマイシンとして、1000mg(力価)を1回経口投与する。 [骨盤内炎症性疾患] 成人にはアジスロマイシン注射剤による治療を行った後、アジスロマイシンとして250mg(力価)を1日1回経口投与する。 〈アジスロマイシン錠500mg「トーワ」〉 成人にはアジスロマイシンとして、500mg(力価)を1日1回、3日間合計1.5g(力価)を経口投与する。 尿道炎、子宮頸管炎に対しては、成人にはアジスロマイシンとして、1000mg(力価)を1回経口投与する。

効能・効果

〈アジスロマイシン錠250mg「トーワ」〉 [適応菌種] アジスロマイシンに感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、淋菌、モラクセラ(ブランハメラ)・カタラーリス、インフルエンザ菌、レジオネラ・ニューモフィラ、ペプトストレプトコッカス属、プレボテラ属、クラミジア属、マイコプラズマ属 [適応症] 深在性皮膚感染症、リンパ管・リンパ節炎、咽頭・喉頭炎、扁桃炎(扁桃周囲炎、扁桃周囲膿瘍を含む)、急性気管支炎、肺炎、肺膿瘍、慢性呼吸器病変の二次感染、尿道炎、子宮頸管炎、骨盤内炎症性疾患、副鼻腔炎、歯周組織炎、歯冠周囲炎、顎炎 〈アジスロマイシン錠500mg「トーワ」〉 [適応菌種] アジスロマイシンに感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、モラクセラ(ブランハメラ)・カタラーリス、インフルエンザ菌、ペプトストレプトコッカス属、レジオネラ・ニューモフィラ、クラミジア属、マイコプラズマ属 [適応症] 深在性皮膚感染症、リンパ管・リンパ節炎、咽頭・喉頭炎、扁桃炎(扁桃周囲炎、扁桃周囲膿瘍を含む)、急性気管支炎、肺炎、肺膿瘍、慢性呼吸器病変の二次感染、尿道炎、子宮頸管炎、副鼻腔炎、歯周組織炎、歯冠周囲炎、顎炎

相互作用:併用禁忌

相互作用:併用注意

制酸剤(水酸化マグネシウム、水酸化アルミニウム)


アジスロマイシンの最高血中濃度低下の報告がある。


機序不明


ワルファリン


国際標準化プロトロンビン比上昇の報告がある,。


マクロライド系薬剤はワルファリンの肝臓における主たる代謝酵素であるチトクロームP450を阻害するので、ワルファリンの作用が増強することがあるが、アジスロマイシンでの機序の詳細は明らかではない。


シクロスポリン


シクロスポリンの最高血中濃度の上昇及び血中濃度半減期の延長の報告がある。


マクロライド系薬剤はシクロスポリンの主たる代謝酵素であるチトクロームP450を阻害するので、シクロスポリンの血中濃度が上昇することがあるが、アジスロマイシンでの機序の詳細は明らかではない。


ネルフィナビル


アジスロマイシン錠の1200mg投与で、アジスロマイシンの濃度・時間曲線下面積(AUC)及び平均最高血中濃度の上昇の報告がある。


機序不明


ジゴキシン


アジスロマイシンとの併用により、ジゴキシン中毒の発現リスク上昇の報告がある。


P-糖蛋白質を介したジゴキシンの輸送が阻害されることにより、ジゴキシンの血中濃度が上昇することを示唆した報告があるが、アジスロマイシンでの機序の詳細は明らかではない。


ベネトクラクス


ベネトクラクスの効果が減弱するおそれがあるので、併用を避けることが望ましい。


機序は不明であるが、ベネトクラクスの血中濃度が低下する可能性がある。


副作用:重大な副作用

1: ショック(頻度不明)、アナフィラキシー(頻度不明)

-呼吸困難、喘鳴、血管浮腫等を起こすことがある。また、アジスロマイシンは組織内半減期が長いことから、これらの副作用の治療中止後に再発する可能性があるので注意すること。2: 中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)(頻度不明)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)(頻度不明)、急性汎発性発疹性膿疱症(頻度不明)

-異常が認められた場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。これらの副作用はアジスロマイシンの投与中又は投与終了後1週間以内に発現しているので、投与終了後も注意すること。また、アジスロマイシンは組織内半減期が長いことから、これらの副作用の治療中止後に再発する可能性があるので注意すること。3: 薬剤性過敏症症候群(頻度不明)

-初期症状として発疹、発熱がみられ、更に肝機能障害、リンパ節腫脹、白血球増加、好酸球増多、異型リンパ球出現等を伴う遅発性の重篤な過敏症状があらわれることがある。なお、ヒトヘルペスウイルス6(HHV-6)等のウイルスの再活性化を伴うことが多く、投与中止後も発疹、発熱、肝機能障害等の症状が再燃あるいは遷延化することがあるので注意すること。4: 肝炎(頻度不明)、肝機能障害(頻度不明)、黄疸(頻度不明)、肝不全(頻度不明)

5: 急性腎障害(頻度不明)

-乏尿等の症状や血中クレアチニン値上昇等の腎機能低下所見が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。6: 偽膜性大腸炎(頻度不明)、出血性大腸炎(頻度不明)

-偽膜性大腸炎、出血性大腸炎等の重篤な大腸炎があらわれることがあるので、腹痛、頻回の下痢、血便等があらわれた場合にはただちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。7: 間質性肺炎(頻度不明)、好酸球性肺炎(頻度不明)

-発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X線異常、好酸球増多等を伴う間質性肺炎、好酸球性肺炎があらわれることがあるので、このような症状があらわれた場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。8: QT延長(頻度不明)、心室性頻脈(Torsade de pointesを含む)(頻度不明)

-QT延長等の心疾患のある患者には特に注意すること。9: 白血球減少(頻度不明)、顆粒球減少(頻度不明)、血小板減少(頻度不明)

10: 横紋筋融解症(頻度不明)

-筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇等があらわれた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。また、横紋筋融解症による急性腎障害の発症に注意すること。

副作用:その他副作用


皮膚 -発疹、蕁麻疹、そう痒症-アトピー性皮膚炎増悪-光線過敏性反応、紅斑、水疱、皮膚剥離、多形紅斑、寝汗、多汗症、皮膚乾燥、皮膚変色、脱毛
血液 -好酸球数増加-白血球数減少b)-血小板数増加、好塩基球数増加、顆粒球数減少b)、プロトロンビン時間延長、血小板数減少-貧血、リンパ球数減少、ヘモグロビン減少、白血球数増加
血管障害 -血栓性静脈炎-潮紅
循環器 -血圧低下、動悸、血圧上昇
肝臓 -ALT増加-AST増加、ALP増加、γ-GTP増加、LDH増加、肝機能検査異常-血中ビリルビン増加
腎臓 -BUN増加、尿中蛋白陽性-クレアチニン増加、腎臓痛、排尿困難、尿潜血陽性、頻尿
消化器 -下痢c)-腹痛、悪心、嘔吐、腹部不快感、腹部膨満-便秘、口内炎、消化不良、食欲不振、鼓腸放屁、口唇のあれ、黒毛舌、舌炎、舌苔、腹鳴-舌変色、口・舌のしびれ感、おくび、胃炎、口内乾燥、唾液増加、膵炎、アフタ性口内炎、口腔内不快感、消化管障害、口唇炎
精神・神経系 -頭痛、めまい、灼熱感、傾眠、味覚異常、感覚鈍麻、不眠症-失神、痙攣、振戦、激越d)、嗅覚異常、無嗅覚、神経過敏、不安、錯感覚、攻撃性
感染症 -カンジダ症-胃腸炎-真菌感染、咽頭炎、皮膚感染、肺炎、β溶血性レンサ球菌感染、膣炎
眼 -結膜炎、眼瞼浮腫、霧視、ぶどう膜炎、眼痛、視力障害
筋骨格系 -筋肉痛、関節痛、頚部痛、背部痛、四肢痛、関節腫脹
呼吸器 -咳嗽、呼吸困難、嗄声-鼻出血、アレルギー性鼻炎、くしゃみ、ラ音、気管障害、低音性連続性ラ音、鼻部障害、鼻閉、鼻漏、羊鳴性気管支音、痰貯留
耳 -耳痛、難聴、耳鳴、聴力低下、耳の障害
生殖器 -卵巣嚢腫-精巣痛、不正子宮出血
代謝 -血中カリウム減少、血中カリウム増加-脱水、血中重炭酸塩減少、低カリウム血症
注入部位 -疼痛-血管外漏出、紅斑
その他 -発熱、口渇、気分不良、倦怠感、浮遊感-胸痛、無力症、浮腫、低体温、不整脈、咽喉頭異物感、局所腫脹、粘膜異常感覚、疼痛、疲労

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 20,892 0 1,001 3,920 4,890 4,017 2,652 2,287 1,102 1,023 0 0
女性 23,166 0 0 3,665 4,931 4,742 2,872 3,147 2,585 1,224 0 0
合計 47,934 0 1,001 7,585 9,821 8,759 5,524 5,434 3,687 2,247 0 0
男性 20,892 0 1,001 3,920 4,890 4,017 2,652 2,287 1,102 1,023 0 0
女性 23,166 0 0 3,665 4,931 4,742 2,872 3,147 2,585 1,224 0 0
合計 47,934 0 1,001 7,585 9,821 8,759 5,524 5,434 3,687 2,247 0 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道1,650
東北1,610
関東14,128
中部5,105
近畿7,360
中国・四国4,107
九州5,669
合計47,934
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道1,650
北東北1,610
南東北0
北関東0
南関東14,128
甲信越0
北陸0
東海5,105
関西7,360
中国1,794
四国2,313
北九州4,345
南九州1,324
沖縄0
合計47,934
都道府県別
都道府県名 合計
北海道1,650
青森県1,610
岩手県0
宮城県0
秋田県0
山形県0
福島県0
茨城県0
栃木県0
群馬県0
埼玉県4,136
千葉県0
東京都8,182
神奈川県1,810
新潟県0
富山県0
石川県0
福井県0
山梨県0
長野県0
岐阜県0
静岡県2,446
愛知県2,659
三重県0
滋賀県0
京都府1,108
大阪府4,616
兵庫県1,636
奈良県0
和歌山県0
鳥取県0
島根県0
岡山県0
広島県0
山口県1,794
徳島県0
香川県0
愛媛県2,313
高知県0
福岡県3,247
佐賀県0
長崎県1,098
熊本県0
大分県0
宮崎県1,324
鹿児島県0
沖縄県0
合計47,934
更新予告まとめ