薬剤詳細データ 一般名 ミノサイクリン塩酸塩カプセル 製品名 ミノサイクリン塩酸塩カプセル100mg「日医工」 薬効名 テトラサイクリン系抗生物質 エビでやんす論文検索 添付文書(抜粋) 添付文書の抜粋となっています。 最新の添付文書はこちらよりご参照ください 薬剤名 ミノサイクリン塩酸塩カプセル100mg「日医工」 yj-code 6152005M2090 添付文書No 6152005M2090_1_09 改定年月 2023-10 版 第1版 一般名 ミノサイクリン塩酸塩カプセル 薬効分類名 テトラサイクリン系抗生物質 用法・用量 通常成人は初回投与量をミノサイクリンとして、100~200mg(力価)とし、以後12時間ごとあるいは24時間ごとにミノサイクリンとして100mg(力価)を経口投与する。なお、患者の年齢、体重、症状などに応じて適宜増減する。 効能・効果 〈適応菌種〉 ミノサイクリンに感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、腸球菌属、淋菌、炭疽菌、大腸菌、赤痢菌、シトロバクター属、クレブシエラ属、エンテロバクター属、プロテウス属、モルガネラ・モルガニー、プロビデンシア属、緑膿菌、梅毒トレポネーマ、リケッチア属(オリエンチア・ツツガムシ)、クラミジア属、肺炎マイコプラズマ(マイコプラズマ・ニューモニエ) 〈適応症〉 表在性皮膚感染症、深在性皮膚感染症、リンパ管・リンパ節炎、慢性膿皮症、外傷・熱傷及び手術創等の二次感染、乳腺炎、骨髄炎、咽頭・喉頭炎、扁桃炎(扁桃周囲炎を含む)、急性気管支炎、肺炎、肺膿瘍、慢性呼吸器病変の二次感染、膀胱炎、腎盂腎炎、前立腺炎(急性症、慢性症)、精巣上体炎(副睾丸炎)、尿道炎、淋菌感染症、梅毒、腹膜炎、感染性腸炎、外陰炎、細菌性腟炎、子宮内感染、涙嚢炎、麦粒腫、外耳炎、中耳炎、副鼻腔炎、化膿性唾液腺炎、歯周組織炎、歯冠周囲炎、上顎洞炎、顎炎、炭疽、つつが虫病、オウム病 相互作用:併用禁忌 相互作用:併用注意 カルシウム、マグネシウム、アルミニウム、ランタン又は鉄剤本剤の吸収が低下し、効果が減弱されるおそれがある。両剤の服用間隔を2~4時間とすること。本剤と二価又は三価の金属イオンが消化管内で難溶性のキレートを形成して、本剤の吸収を阻害する。抗凝血剤ワルファリンカリウム等血漿プロトロンビン活性を抑制することがある。本剤による腸内細菌の減少が、ビタミンK合成を阻害し、抗凝血剤の作用を増強するほか、本剤がカルシウムイオンとキレート結合し、血漿プロトロンビン活性を抑制すると考えられている。スルホニル尿素系血糖降下薬グリクロピラミドグリベンクラミドグリメピリド等血糖降下作用が増強することがある。機序は不明であるが、スルホニル尿素系薬剤の血糖降下作用がオキシテトラサイクリン及びドキシサイクリンによって増強されるという報告がある。メトトレキサートメトトレキサートの作用が増強されることがある。本剤は血漿蛋白と結合しているメトトレキサートを競合的に置換遊離し、メトトレキサートの作用を増強させることが考えられる。ポルフィマーナトリウム光線過敏症を起こすおそれがある。直射日光、集中光等を避けること。皮膚の光感受性を高める薬剤との併用により、本剤による光線過敏症が増強されることが考えられる。ジゴキシン本剤がジゴキシンの作用を増強し、中毒症状が発現することがある。併用時はジゴキシンの中毒症状に注意すること。本剤による腸内細菌の減少のため、腸内細菌によるジゴキシンの代謝が不活性化され、ジゴキシンの血中濃度が上昇すると考えられる。黄体・卵胞ホルモン配合剤経口避妊剤黄体・卵胞ホルモン配合剤の効果の減弱化及び不正性器出血の発現率が増大するおそれがある。本剤による腸内細菌の減少のため、黄体・卵胞ホルモン配合剤の腸肝循環による再吸収が抑制されると考えられる。外用剤を除くビタミンA製剤、レチノイド製剤ビタミンAレチノールパルミチン酸エステルエトレチナートトレチノイン頭蓋内圧上昇があらわれることがある。本剤及びこれらの薬剤はそれぞれ頭蓋内圧上昇を起こすことがある。 副作用:重大な副作用 1: ショック、アナフィラキシー(いずれも頻度不明)-不快感、口内異常感、喘鳴、眩暈、便意、耳鳴、発汗、全身潮紅、呼吸困難、血管浮腫(顔面浮腫、喉頭浮腫等)、意識障害等の異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。2: ループス様症候群(頻度不明)-特に6ヵ月以上使用している長期投与例で多く報告されている。3: 結節性多発動脈炎、顕微鏡的多発血管炎(いずれも頻度不明)-発熱、倦怠感、体重減少、関節痛、筋肉痛、網状皮斑、しびれ等の異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。特に6ヵ月以上使用している長期投与例で結節性多発動脈炎が多く報告されている。4: 自己免疫性肝炎(頻度不明)-長期投与例で、抗核抗体が陽性となる自己免疫性肝炎があらわれることがある。5: 中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、多形紅斑、剥脱性皮膚炎(いずれも頻度不明)-発熱、紅斑、そう痒感、眼充血、口内炎等の異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。6: 薬剤性過敏症症候群(頻度不明)-初期症状として発疹、発熱がみられ、さらにリンパ節腫脹、肝機能障害等の臓器障害、白血球増加、好酸球増多、異型リンパ球出現等を伴う遅発性の重篤な過敏症状があらわれることがあるので、観察を十分に行い、このような症状があらわれた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。なお、ヒトヘルペスウイルス6(HHV-6)等のウイルスの再活性化を伴うことが多く、投与中止後も発疹、発熱、肝機能障害等の症状が再燃あるいは遷延化することがあるので注意すること。7: 血液障害(頻度不明)-汎血球減少、無顆粒球症、顆粒球減少、白血球減少、血小板減少、貧血があらわれることがあり、また、注射用製剤で溶血性貧血があらわれることがある。8: 重篤な肝機能障害(頻度不明)-肝不全等の重篤な肝機能障害があらわれることがあるので、特に投与初期は観察を十分に行うこと(投与開始1週間以内に出現することがある)。9: 急性腎障害、間質性腎炎(いずれも頻度不明)10: 呼吸困難、間質性肺炎、PIE症候群(いずれも頻度不明)-発熱、咳嗽、労作時息切れ、呼吸困難等の異常が認められた場合には速やかに胸部X線検査等を実施し、間質性肺炎、PIE症候群が疑われる場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。11: 膵炎(頻度不明)12: 精神神経障害(頻度不明)-痙攣、意識障害等の精神神経障害があらわれることがある。13: 出血性腸炎、偽膜性大腸炎(いずれも頻度不明)-出血性腸炎、偽膜性大腸炎等の重篤な腸炎があらわれることがある。 副作用:その他副作用 過敏症 -発疹、発熱、浮腫(四肢、顔面)、蕁麻疹皮膚 -色素沈着(皮膚・爪・粘膜)a)-光線過敏症、急性熱性好中球性皮膚症精神神経系 -めまい感-頭痛-しびれ感肝臓 -AST、ALTの上昇等肝機能検査値異常、黄疸消化器 -悪心、食欲不振、腹痛、嘔吐-舌炎、便秘-胃腸障害、下痢、口内炎、味覚異常、肛門周囲炎、歯牙着色、舌変色血液 -好酸球増多腎臓 -BUN上昇菌交代症 -菌交代症に基づく新しい感染症ビタミン欠乏症 -ビタミンK欠乏症状(低プロトロンビン血症、出血傾向等)、ビタミンB群欠乏症状(舌炎、口内炎、食欲不振、神経炎等)頭蓋内圧上昇 -頭蓋内圧上昇に伴う症状(嘔吐、頭痛、複視、うっ血乳頭、大泉門膨隆等)感覚器 -耳鳴、聴覚障害その他 -倦怠感-関節痛 年代別 ※令和4年度データ 性別・年代別 区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~ 男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 性別・年代別グラフ 都道府県別 ※令和4年度データ 地方区分別(7) 地方区分名 合計 北海道0東北0関東0中部0近畿0中国・四国0九州0合計0 地方区分別(14) 地方区分名 合計 北海道0北東北0南東北0北関東0南関東0甲信越0北陸0東海0関西0中国0四国0北九州0南九州0沖縄0合計0 都道府県別 都道府県名 合計 北海道0青森県0岩手県0宮城県0秋田県0山形県0福島県0茨城県0栃木県0群馬県0埼玉県0千葉県0東京都0神奈川県0新潟県0富山県0石川県0福井県0山梨県0長野県0岐阜県0静岡県0愛知県0三重県0滋賀県0京都府0大阪府0兵庫県0奈良県0和歌山県0鳥取県0島根県0岡山県0広島県0山口県0徳島県0香川県0愛媛県0高知県0福岡県0佐賀県0長崎県0熊本県0大分県0宮崎県0鹿児島県0沖縄県0合計0