薬剤詳細データ 一般名 【般】ボリコナゾール錠200mg 製品名 ボリコナゾール錠200mg「NIG」 薬効名 主としてカビに作用するもの エビでやんす論文検索 添付文書(抜粋) 添付文書の抜粋となっています。 最新の添付文書はこちらよりご参照ください 薬剤名 ボリコナゾール錠200mg「NIG」 yj-code 6179001F2119 添付文書No 6179001F1112_1_05 改定年月 2024-11 版 第4版 一般名 ボリコナゾール錠 薬効分類名 深在性真菌症治療剤 用法・用量 成人(体重40kg以上) 通常、ボリコナゾールとして初日は1回300mgを1日2回、2日目以降は1回150mg又は1回200mgを1日2回食間に経口投与する。なお、患者の状態に応じて、又は効果不十分の場合には、増量できるが、初日投与量の上限は1回400mg1日2回、2日目以降投与量の上限は1回300mg1日2回までとする。 成人(体重40kg未満) 通常、ボリコナゾールとして初日は1回150mgを1日2回、2日目以降は1回100mgを1日2回食間に経口投与する。なお、患者の状態に応じて、又は効果不十分の場合には2日目以降の投与量を1回150mg1日2回まで増量できる。 小児(2歳以上12歳未満及び12歳以上で体重50kg未満) ボリコナゾール注射剤による投与を行った後、通常、ボリコナゾールとして1回9mg/kgを1日2回食間に経口投与する。なお、患者の状態に応じて、又は効果不十分の場合には1mg/kgずつ増量し、忍容性が不十分の場合には1mg/kgずつ減量する(最大投与量として350mgを用いた場合は50mgずつ減量する)。ただし、1回350mg1日2回を上限とする。 小児(12歳以上で体重50kg以上) ボリコナゾール注射剤による投与を行った後、通常、ボリコナゾールとして1回200mgを1日2回食間に経口投与する。なお、患者の状態に応じて、又は効果不十分の場合には1回300mg1日2回まで増量できる。 効能・効果 下記の重症又は難治性真菌感染症 ・侵襲性アスペルギルス症、肺アスペルギローマ、慢性壊死性肺アスペルギルス症 ・カンジダ血症、食道カンジダ症、カンジダ腹膜炎、気管支・肺カンジダ症 ・クリプトコックス髄膜炎、肺クリプトコックス症 ・フサリウム症 ・スケドスポリウム症 造血幹細胞移植患者における深在性真菌症の予防 相互作用:併用禁忌 リファンピシン(リマクタン、アプテシン、リファジン)リファンピシンとの併用により、本剤のCmaxは93%、AUCは96%減少した。リファンピシンは、本剤の代謝酵素(CYP3A4)を誘導する。リファブチン(ミコブティン)リファブチンとの併用により、本剤のCmaxは69%、AUCは78%減少した。本剤との併用によりリファブチンのCmaxは3.0倍、AUCは4.3倍増加した 。リファブチンは、本剤の代謝酵素(CYP3A4)を誘導する。本剤はリファブチンの代謝酵素(CYP3A4)を阻害する。エファビレンツ(ストックリン)エファビレンツとの併用により、本剤のCmaxは61%、AUCは77%減少した。本剤との併用によりエファビレンツのCmaxは1.4倍、AUCは1.4倍増加した。エファビレンツは、本剤の代謝酵素(CYP2C19及びCYP2C9)を誘導する。本剤はエファビレンツの代謝酵素(CYP3A4)を阻害する。リトナビル(ノービア)ロピナビル・リトナビル(カレトラ)ニルマトレルビル・リトナビル(パキロビッドパック)リトナビルとの併用により、本剤のCmaxは66%、AUCは82%減少した。リトナビルは、本剤の代謝酵素(CYP2C19及びCYP2C9)を誘導する。カルバマゼピン(テグレトール)長時間作用型バルビツール酸誘導体バルビタールフェノバルビタール(フェノバール)これらの薬剤との併用により、本剤の代謝が促進され血中濃度が減少するおそれがある。これらの薬剤は、本剤の代謝酵素(CYP3A4)を誘導する。ピモジド(オーラップ)キニジン本剤との併用により、これらの薬剤の血中濃度が増加し、QT延長、心室性不整脈(torsade de pointesを含む)などの心血管系の副作用を引き起こすおそれがある。本剤はこれらの薬剤の代謝酵素(CYP3A4)を阻害する。イバブラジン(コララン)本剤との併用により、イバブラジンの血中濃度が増加し、過度の徐脈があらわれるおそれがある。本剤はイバブラジンの代謝酵素(CYP3A)を阻害する。麦角アルカロイドエルゴタミン・無水カフェイン・イソプロピルアンチピリン(クリアミン配合錠)ジヒドロエルゴタミンエルゴメトリンメチルエルゴメトリン(パルタンM)本剤との併用により、これらの薬剤の血中濃度が増加し、麦角中毒を引き起こすおそれがある。本剤はこれら薬剤の代謝酵素(CYP3A4)を阻害する。トリアゾラム(ハルシオン)本剤との併用により、トリアゾラムの血中濃度が増加し、作用の増強や作用時間延長を引き起こすおそれがある。本剤はトリアゾラムの代謝酵素(CYP3A4)を阻害する。チカグレロル(ブリリンタ)本剤との併用により、チカグレロルの血中濃度が上昇し、血小板凝集抑制作用が増強するおそれがある。本剤はチカグレロルの代謝酵素(CYP3A)を阻害する。アスナプレビル(スンベプラ)本剤との併用により、アスナプレビルの血中濃度が上昇し、肝臓に関連した有害事象が発現、又は重症化するおそれがある。本剤はアスナプレビルの代謝酵素(CYP3A)を阻害する。ロミタピド(ジャクスタピッド)本剤との併用により、ロミタピドの血中濃度が上昇するおそれがある。本剤はロミタピドの代謝酵素(CYP3A)を阻害する。ブロナンセリン(ロナセン)本剤との併用により、ブロナンセリンの血中濃度が上昇し、作用が増強するおそれがある。本剤はブロナンセリンの代謝酵素(CYP3A4)を阻害する。スボレキサント(ベルソムラ)本剤との併用により、スボレキサントの血中濃度が上昇し、作用が増強するおそれがある。本剤はスボレキサントの代謝酵素(CYP3A)を阻害する。リバーロキサバン(イグザレルト)本剤との併用により、リバーロキサバンの血中濃度が上昇し、抗凝固作用が増強することにより、出血の危険性が増大するおそれがある。本剤はリバーロキサバンの代謝酵素(CYP3A4)を阻害する。リオシグアト(アデムパス)本剤との併用により、リオシグアトの血中濃度が上昇するおそれがある。本剤はリオシグアトの代謝酵素である複数のCYP分子種(CYP1A1、CYP3A等)を阻害する。アゼルニジピン(カルブロック)オルメサルタン メドキソミル・アゼルニジピン(レザルタス)本剤との併用により、アゼルニジピンの血中濃度が上昇するおそれがある。本剤はアゼルニジピンの代謝酵素(CYP3A4)を阻害する。ベネトクラクス(再発又は難治性の慢性リンパ性白血病(小リンパ球性リンパ腫を含む)の用量漸増期)(ベネクレクスタ)本剤との併用により、ベネトクラクスの血中濃度が増加し、腫瘍崩壊症候群の発現が増強されるおそれがある。本剤はベネトクラクスの代謝酵素(CYP3A)を阻害する。アナモレリン(エドルミズ)本剤との併用により、アナモレリンの血中濃度が増加し、副作用の発現が増強されるおそれがある。本剤はアナモレリンの代謝酵素(CYP3A4)を阻害する。 ルラシドン(ラツーダ)本剤との併用により、ルラシドンの血中濃度が上昇し、作用が増強するおそれがある。本剤はルラシドンの代謝酵素(CYP3A4)を阻害する。イサブコナゾニウム(クレセンバ)本剤との併用により、イサブコナゾールの血中濃度が上昇し、作用が増強するおそれがある。本剤はイサブコナゾールの代謝酵素(CYP3A)を阻害する。フィネレノン(ケレンディア)本剤との併用により、フィネレノンの血中濃度が上昇し、作用が増強するおそれがある。本剤はフィネレノンの代謝酵素(CYP3A4)を阻害する。 相互作用:併用注意 ベネトクラクス(再発又は難治性の慢性リンパ性白血病(小リンパ球性リンパ腫を含む)の維持投与期、急性骨髄性白血病)本剤との併用により、ベネトクラクスの血中濃度が増加するおそれがある。ベネトクラクスを減量するとともに、患者の状態を慎重に観察し、副作用の発現に十分注意すること。本剤はベネトクラクスの代謝酵素(CYP3A)を阻害する。バレメトスタット本剤との併用により、バレメトスタットの血中濃度が増加するおそれがある。バレメトスタットを減量するとともに、患者の状態を慎重に観察し、副作用の発現に十分注意すること。本剤はバレメトスタットの代謝酵素(CYP3A)を阻害する。抗てんかん薬フェニトインフェニトインとの併用により、本剤のCmaxは49%、AUCは69%減少した。本剤との併用により、フェニトインのCmaxは1.7倍、AUCは1.8倍増加した。フェニトインは、本剤の代謝酵素(CYP3A4)を誘導する。本剤はフェニトインの代謝酵素(CYP2C9)を阻害する。レテルモビルレテルモビルとの併用により、本剤のCmaxは39%、AUC0-12は44%減少した。レテルモビルとの併用により、作用が減弱するおそれがある。レテルモビルは本剤の代謝酵素(CYP2C19及びCYP2C9)を誘導すると考えられる。チロシンキナーゼ阻害剤ボスチニブ、ニロチニブ、イブルチニブ、ラロトレクチニブ、ロルラチニブ本剤との併用により、これらの薬剤の血中濃度が増加するおそれがあるため、代替薬への変更を考慮すること。本剤はこれらの薬剤の代謝酵素(CYP3A)を阻害する。HIVプロテアーゼ阻害薬ホスアンプレナビル本剤との併用により、ホスアンプレナビルの活性代謝物であるアンプレナビルの血中濃度が増加するおそれがある。ホスアンプレナビルとの併用により、本剤の血中濃度が増加するおそれがある。In vitro試験結果において、本剤はアンプレナビルの代謝酵素(CYP3A4)を阻害した。In vitro試験において、アンプレナビルは本剤の代謝酵素(CYP3A4)を阻害した。非ヌクレオシド逆転写酵素阻害薬(NNRTI)デラビルジンこれらの薬剤との併用により、本剤の血中濃度が増加するおそれがある。これらの薬剤との併用により、本剤の血中濃度が減少するおそれがある。本剤との併用により、これらの薬剤の血中濃度が増加するおそれがある。In vitro試験結果において、これらの薬剤は本剤の代謝酵素(CYP3A4)を阻害した。これらの薬剤は本剤の代謝酵素(CYP3A4)を誘導するおそれがある。In vitro試験結果において、本剤はこれらの薬剤の代謝酵素(CYP3A4)を阻害した。トレチノイン本剤との併用により、トレチノインの血中濃度が増加するおそれがある。本剤はトレチノインの代謝酵素(CYP)を阻害する。免疫抑制剤シクロスポリン、タクロリムス、エベロリムス本剤との併用により、シクロスポリンのCmaxは1.1倍に、AUCは1.7倍に増加した。本剤との併用により、タクロリムスのCmaxは2.2倍に、AUCは3.2倍に増加した。本剤との併用により、エベロリムスの血中濃度が増加するおそれがある。本剤はこれらの薬剤の代謝酵素(CYP3A4)を阻害する。クマリン系抗凝血薬ワルファリンカリウム本剤との併用により、プロトロンビン時間が1.9倍延長した。また、ワルファリンの作用が増強し、著しいINR上昇を来した症例が報告されている。本剤はワルファリンの代謝酵素(CYP2C9)を阻害する。プロトンポンプ阻害薬オメプラゾール本剤との併用により、オメプラゾールのCmaxは2.2倍、AUCは3.8倍増加した。本剤はオメプラゾールの代謝酵素(CYP2C19及びCYP3A4)を阻害する。ミダゾラム本剤との併用により、ミダゾラム0.05mg/kg単回静脈内投与時のミダゾラムのAUCは3.7倍に増加し、ミダゾラム7.5mg単回経口投与時(本邦未承認)のミダゾラムのCmaxは3.8倍に、AUCは10.3倍に増加した。本剤はミダゾラムの代謝酵素(CYP3A4)を阻害する。HMG-CoA還元酵素阻害薬本剤との併用により、HMG-CoA還元酵素阻害薬の血中濃度が増加するおそれがある。In vitro試験において、本剤はHMG-CoA還元酵素阻害薬の代謝酵素(CYP3A4)を阻害した。ジアゼパム本剤との併用により、ジアゼパムのAUCは増加し、血中濃度半減期は延長した。本剤はジアゼパムの代謝酵素(CYP3A4及びCYP2C19)を阻害する。ゾルピデム本剤との併用により、ゾルピデムのCmaxは1.2倍、AUCは1.5倍増加した。本剤はゾルピデムの代謝酵素(CYP3A4及びCYP2C9)を阻害する。スルホニル尿素系血糖降下薬トルブタミド本剤との併用により、これらの薬剤の血中濃度が増加するおそれがある。本剤はこれらの薬剤の代謝酵素(CYP2C9)を阻害する。ビンカアルカロイド系抗悪性腫瘍薬ビンクリスチンビンブラスチン本剤との併用により、これらの薬剤の血中濃度が増加するおそれがある。本剤はこれらの薬剤の代謝酵素(CYP3A4)を阻害する。メサドン本剤との併用により、メサドンのCmaxが30.7%、AUCが47.2%増加した。本剤はこれらの薬剤の代謝酵素(CYP3A4)を阻害する。オキシコドン本剤との併用により、オキシコドンのCmaxとAUCが増加した。本剤はこれらの薬剤の代謝酵素(CYP3A4)を阻害する。フェンタニル本剤との併用により、フェンタニルのAUCが増加した。本剤はこれらの薬剤の代謝酵素(CYP3A4)を阻害する。イブプロフェン、ジクロフェナク本剤との併用により、これらの薬剤のCmaxとAUCが増加した,。本剤はこれらの薬剤の代謝酵素(CYP2C9)を阻害する。経口避妊薬ノルエチステロン・エチニルエストラジオールノルエチステロン・エチニルエストラジオールとの併用により、本剤のCmaxは14%、AUCは46%増加した。本剤との併用により、エチニルエストラジオールのCmaxは36%、AUCは61%増加し、ノルエチステロンのCmaxは15%、AUCは53%増加した。これらの薬剤は本剤の代謝酵素(CYP2C19)を阻害する。本剤はこれらの薬剤の代謝酵素(CYP3A4)を阻害する。セイヨウオトギリソウ(St. John's Wort、セント・ジョーンズ・ワート)含有食品セイヨウオトギリソウとの併用により、本剤のAUCは59%減少した。本剤投与時はセイヨウオトギリソウ含有食品を摂取しないよう注意すること。セイヨウオトギリソウは、本剤の代謝酵素(CYP3A4)を誘導する。 副作用:重大な副作用 1: ショック(頻度不明)、アナフィラキシー(頻度不明)2: 中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)(頻度不明)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)(頻度不明)、多形紅斑(頻度不明)-皮疹等の症状があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。3: 肝障害(5.0%)-重篤な肝障害(肝炎、黄疸、肝不全、肝性昏睡等)があらわれることがあり、死亡例も報告されている。,4: 心電図QT延長(頻度不明)、心室頻拍(1.0%)、心室細動(頻度不明)、不整脈(頻度不明)、完全房室ブロック(頻度不明)-心電図QT延長、心室頻拍(torsade de pointesを含む)、心室細動、不整脈、完全房室ブロック、心室性二段脈、心室性期外収縮、頻脈等があらわれることがある。,5: 心不全(3.0%)-心機能に関する異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。6: 腎障害(1.0%)-重篤な腎障害(急性腎障害、腎炎、腎尿細管壊死等)があらわれることがある。7: 呼吸窮迫症候群(頻度不明)8: ギラン・バレー症候群(頻度不明)9: 血液障害(2.0%)-骨髄抑制、汎血球減少、再生不良性貧血、無顆粒球症、播種性血管内凝固等の重篤な血液障害があらわれることがある。10: 偽膜性大腸炎(頻度不明)-偽膜性大腸炎等の重篤な大腸炎があらわれることがあるので、腹痛、下痢があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。11: 痙攣(頻度不明)-痙攣等の神経障害があらわれることがある。12: 横紋筋融解症(頻度不明)-筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とする横紋筋融解症があらわれることがある。13: 間質性肺炎(0.2%注))-咳嗽、呼吸困難、発熱、肺音の異常(捻髪音)等が認められた場合には、速やかに胸部X線、胸部CT、血清マーカー等の検査を実施し、本剤の投与を中止するとともに、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。14: 低血糖(頻度不明)-重篤な低血糖があらわれることがある。15: 意識障害(0.1%注))-意識消失、意識レベルの低下等の意識障害があらわれることがある。16: 高カリウム血症(1.0%) 副作用:その他副作用 血液及びリンパ系障害 -白血球減少症、血小板減少症-貧血、リンパ節症心臓障害 -動悸、心嚢液貯留-肺水腫、脚ブロック耳・迷路障害 -聴覚過敏、耳鳴、回転性眩暈内分泌障害 -ADH不適合分泌-副腎皮質機能不全、甲状腺機能亢進症、甲状腺機能低下症眼障害 -羞明b)、霧視b)、視覚障害b)-眼の異常感、調節障害、色覚異常、複視、眼瞼浮腫、流涙増加、縮瞳、視神経乳頭浮腫、光視症、網膜滲出物、網膜出血、網膜毛細血管瘤、網膜裂孔、網膜血管炎、黄視症-眼瞼炎、視神経炎、強膜炎、角膜混濁、視神経萎縮胃腸障害 -悪心、嘔吐-腹部膨満、口唇のひび割れ、便秘、下痢、消化不良、胃潰瘍、痔核、イレウス、口唇乾燥、口唇粘膜脱落、口唇炎、逆流性食道炎、口内炎-腹痛、胃腸炎、十二指腸炎、歯肉炎、舌炎、膵炎、舌浮腫、腹膜炎全身障害及び投与局所様態 -無力症、胸痛、胸部圧迫感、異常感、倦怠感、末梢性浮腫、発熱、口渇-悪寒、注射部位反応/炎症、インフルエンザ症候群肝胆道系障害 -胆嚢炎、胆石症、肝腫大感染症及び寄生虫症 -副鼻腔炎代謝及び栄養障害 -食欲不振-高血糖、低カリウム血症-低ナトリウム血症-高コレステロール血症筋骨格及び結合組織障害 -背部痛、四肢痛-関節炎-骨膜炎神経系障害 -頭痛-認知不能症、健忘、浮動性めまい、味覚異常、感覚減退、傾眠、会話障害、振戦、視野欠損-末梢性ニューロパチー-錯感覚、失調、脳浮腫、筋緊張亢進、眼振、失神、注視痙攣、錐体外路症候群精神障害 -不眠症-錯乱状態、幻覚、幻聴、幻視-不安-うつ病、激越腎及び尿路障害 -血尿、アルブミン尿呼吸器、気管支及び縦隔障害 -喀血皮膚及び皮下組織障害 -皮膚乾燥、湿疹、紅斑、結節性紅斑、発疹、毛髪変色、光線過敏性反応、多汗、そう痒症、丘疹、皮膚落屑-蕁麻疹-顔面浮腫、斑状丘疹状皮疹、脱毛症、剥脱性皮膚炎、紫斑、固定薬疹、乾癬、血管浮腫、皮膚エリテマトーデス、偽性ポルフィリン症血管障害 -潮紅-低血圧、血栓性静脈炎、静脈炎、リンパ管炎臨床検査 -ALT増加、AST増加、ALP増加、γ-GTP増加-血中ビリルビン増加、血中カルシウム増加、血中クレアチニン増加、LDH増加、血中カリウム減少、血中カリウム増加、血圧低下、血圧上昇、フィブリンDダイマー増加、血清FDP増加、膵アミラーゼ増加、好酸球増加、血小板数減少-BUN増加 薬剤名 ボリコナゾール錠200mg「NIG」 yj-code 6179001F2119 添付文書No 6179001F1112_1_05 改定年月 2024-11 版 第4版 一般名 ボリコナゾール錠 薬効分類名 深在性真菌症治療剤 用法・用量 成人(体重40kg以上) 通常、ボリコナゾールとして初日は1回300mgを1日2回、2日目以降は1回150mg又は1回200mgを1日2回食間に経口投与する。なお、患者の状態に応じて、又は効果不十分の場合には、増量できるが、初日投与量の上限は1回400mg1日2回、2日目以降投与量の上限は1回300mg1日2回までとする。 成人(体重40kg未満) 通常、ボリコナゾールとして初日は1回150mgを1日2回、2日目以降は1回100mgを1日2回食間に経口投与する。なお、患者の状態に応じて、又は効果不十分の場合には2日目以降の投与量を1回150mg1日2回まで増量できる。 小児(2歳以上12歳未満及び12歳以上で体重50kg未満) ボリコナゾール注射剤による投与を行った後、通常、ボリコナゾールとして1回9mg/kgを1日2回食間に経口投与する。なお、患者の状態に応じて、又は効果不十分の場合には1mg/kgずつ増量し、忍容性が不十分の場合には1mg/kgずつ減量する(最大投与量として350mgを用いた場合は50mgずつ減量する)。ただし、1回350mg1日2回を上限とする。 小児(12歳以上で体重50kg以上) ボリコナゾール注射剤による投与を行った後、通常、ボリコナゾールとして1回200mgを1日2回食間に経口投与する。なお、患者の状態に応じて、又は効果不十分の場合には1回300mg1日2回まで増量できる。 効能・効果 下記の重症又は難治性真菌感染症 ・侵襲性アスペルギルス症、肺アスペルギローマ、慢性壊死性肺アスペルギルス症 ・カンジダ血症、食道カンジダ症、カンジダ腹膜炎、気管支・肺カンジダ症 ・クリプトコックス髄膜炎、肺クリプトコックス症 ・フサリウム症 ・スケドスポリウム症 造血幹細胞移植患者における深在性真菌症の予防 相互作用:併用禁忌 リファンピシン(リマクタン、アプテシン、リファジン)リファンピシンとの併用により、本剤のCmaxは93%、AUCは96%減少した。リファンピシンは、本剤の代謝酵素(CYP3A4)を誘導する。リファブチン(ミコブティン)リファブチンとの併用により、本剤のCmaxは69%、AUCは78%減少した。本剤との併用によりリファブチンのCmaxは3.0倍、AUCは4.3倍増加した 。リファブチンは、本剤の代謝酵素(CYP3A4)を誘導する。本剤はリファブチンの代謝酵素(CYP3A4)を阻害する。エファビレンツ(ストックリン)エファビレンツとの併用により、本剤のCmaxは61%、AUCは77%減少した。本剤との併用によりエファビレンツのCmaxは1.4倍、AUCは1.4倍増加した。エファビレンツは、本剤の代謝酵素(CYP2C19及びCYP2C9)を誘導する。本剤はエファビレンツの代謝酵素(CYP3A4)を阻害する。リトナビル(ノービア)ロピナビル・リトナビル(カレトラ)ニルマトレルビル・リトナビル(パキロビッドパック)リトナビルとの併用により、本剤のCmaxは66%、AUCは82%減少した。リトナビルは、本剤の代謝酵素(CYP2C19及びCYP2C9)を誘導する。カルバマゼピン(テグレトール)長時間作用型バルビツール酸誘導体バルビタールフェノバルビタール(フェノバール)これらの薬剤との併用により、本剤の代謝が促進され血中濃度が減少するおそれがある。これらの薬剤は、本剤の代謝酵素(CYP3A4)を誘導する。ピモジド(オーラップ)キニジン本剤との併用により、これらの薬剤の血中濃度が増加し、QT延長、心室性不整脈(torsade de pointesを含む)などの心血管系の副作用を引き起こすおそれがある。本剤はこれらの薬剤の代謝酵素(CYP3A4)を阻害する。イバブラジン(コララン)本剤との併用により、イバブラジンの血中濃度が増加し、過度の徐脈があらわれるおそれがある。本剤はイバブラジンの代謝酵素(CYP3A)を阻害する。麦角アルカロイドエルゴタミン・無水カフェイン・イソプロピルアンチピリン(クリアミン配合錠)ジヒドロエルゴタミンエルゴメトリンメチルエルゴメトリン(パルタンM)本剤との併用により、これらの薬剤の血中濃度が増加し、麦角中毒を引き起こすおそれがある。本剤はこれら薬剤の代謝酵素(CYP3A4)を阻害する。トリアゾラム(ハルシオン)本剤との併用により、トリアゾラムの血中濃度が増加し、作用の増強や作用時間延長を引き起こすおそれがある。本剤はトリアゾラムの代謝酵素(CYP3A4)を阻害する。チカグレロル(ブリリンタ)本剤との併用により、チカグレロルの血中濃度が上昇し、血小板凝集抑制作用が増強するおそれがある。本剤はチカグレロルの代謝酵素(CYP3A)を阻害する。アスナプレビル(スンベプラ)本剤との併用により、アスナプレビルの血中濃度が上昇し、肝臓に関連した有害事象が発現、又は重症化するおそれがある。本剤はアスナプレビルの代謝酵素(CYP3A)を阻害する。ロミタピド(ジャクスタピッド)本剤との併用により、ロミタピドの血中濃度が上昇するおそれがある。本剤はロミタピドの代謝酵素(CYP3A)を阻害する。ブロナンセリン(ロナセン)本剤との併用により、ブロナンセリンの血中濃度が上昇し、作用が増強するおそれがある。本剤はブロナンセリンの代謝酵素(CYP3A4)を阻害する。スボレキサント(ベルソムラ)本剤との併用により、スボレキサントの血中濃度が上昇し、作用が増強するおそれがある。本剤はスボレキサントの代謝酵素(CYP3A)を阻害する。リバーロキサバン(イグザレルト)本剤との併用により、リバーロキサバンの血中濃度が上昇し、抗凝固作用が増強することにより、出血の危険性が増大するおそれがある。本剤はリバーロキサバンの代謝酵素(CYP3A4)を阻害する。リオシグアト(アデムパス)本剤との併用により、リオシグアトの血中濃度が上昇するおそれがある。本剤はリオシグアトの代謝酵素である複数のCYP分子種(CYP1A1、CYP3A等)を阻害する。アゼルニジピン(カルブロック)オルメサルタン メドキソミル・アゼルニジピン(レザルタス)本剤との併用により、アゼルニジピンの血中濃度が上昇するおそれがある。本剤はアゼルニジピンの代謝酵素(CYP3A4)を阻害する。ベネトクラクス(再発又は難治性の慢性リンパ性白血病(小リンパ球性リンパ腫を含む)の用量漸増期)(ベネクレクスタ)本剤との併用により、ベネトクラクスの血中濃度が増加し、腫瘍崩壊症候群の発現が増強されるおそれがある。本剤はベネトクラクスの代謝酵素(CYP3A)を阻害する。アナモレリン(エドルミズ)本剤との併用により、アナモレリンの血中濃度が増加し、副作用の発現が増強されるおそれがある。本剤はアナモレリンの代謝酵素(CYP3A4)を阻害する。 ルラシドン(ラツーダ)本剤との併用により、ルラシドンの血中濃度が上昇し、作用が増強するおそれがある。本剤はルラシドンの代謝酵素(CYP3A4)を阻害する。イサブコナゾニウム(クレセンバ)本剤との併用により、イサブコナゾールの血中濃度が上昇し、作用が増強するおそれがある。本剤はイサブコナゾールの代謝酵素(CYP3A)を阻害する。フィネレノン(ケレンディア)本剤との併用により、フィネレノンの血中濃度が上昇し、作用が増強するおそれがある。本剤はフィネレノンの代謝酵素(CYP3A4)を阻害する。 相互作用:併用注意 ベネトクラクス(再発又は難治性の慢性リンパ性白血病(小リンパ球性リンパ腫を含む)の維持投与期、急性骨髄性白血病)本剤との併用により、ベネトクラクスの血中濃度が増加するおそれがある。ベネトクラクスを減量するとともに、患者の状態を慎重に観察し、副作用の発現に十分注意すること。本剤はベネトクラクスの代謝酵素(CYP3A)を阻害する。バレメトスタット本剤との併用により、バレメトスタットの血中濃度が増加するおそれがある。バレメトスタットを減量するとともに、患者の状態を慎重に観察し、副作用の発現に十分注意すること。本剤はバレメトスタットの代謝酵素(CYP3A)を阻害する。抗てんかん薬フェニトインフェニトインとの併用により、本剤のCmaxは49%、AUCは69%減少した。本剤との併用により、フェニトインのCmaxは1.7倍、AUCは1.8倍増加した。フェニトインは、本剤の代謝酵素(CYP3A4)を誘導する。本剤はフェニトインの代謝酵素(CYP2C9)を阻害する。レテルモビルレテルモビルとの併用により、本剤のCmaxは39%、AUC0-12は44%減少した。レテルモビルとの併用により、作用が減弱するおそれがある。レテルモビルは本剤の代謝酵素(CYP2C19及びCYP2C9)を誘導すると考えられる。チロシンキナーゼ阻害剤ボスチニブ、ニロチニブ、イブルチニブ、ラロトレクチニブ、ロルラチニブ本剤との併用により、これらの薬剤の血中濃度が増加するおそれがあるため、代替薬への変更を考慮すること。本剤はこれらの薬剤の代謝酵素(CYP3A)を阻害する。HIVプロテアーゼ阻害薬ホスアンプレナビル本剤との併用により、ホスアンプレナビルの活性代謝物であるアンプレナビルの血中濃度が増加するおそれがある。ホスアンプレナビルとの併用により、本剤の血中濃度が増加するおそれがある。In vitro試験結果において、本剤はアンプレナビルの代謝酵素(CYP3A4)を阻害した。In vitro試験において、アンプレナビルは本剤の代謝酵素(CYP3A4)を阻害した。非ヌクレオシド逆転写酵素阻害薬(NNRTI)デラビルジンこれらの薬剤との併用により、本剤の血中濃度が増加するおそれがある。これらの薬剤との併用により、本剤の血中濃度が減少するおそれがある。本剤との併用により、これらの薬剤の血中濃度が増加するおそれがある。In vitro試験結果において、これらの薬剤は本剤の代謝酵素(CYP3A4)を阻害した。これらの薬剤は本剤の代謝酵素(CYP3A4)を誘導するおそれがある。In vitro試験結果において、本剤はこれらの薬剤の代謝酵素(CYP3A4)を阻害した。トレチノイン本剤との併用により、トレチノインの血中濃度が増加するおそれがある。本剤はトレチノインの代謝酵素(CYP)を阻害する。免疫抑制剤シクロスポリン、タクロリムス、エベロリムス本剤との併用により、シクロスポリンのCmaxは1.1倍に、AUCは1.7倍に増加した。本剤との併用により、タクロリムスのCmaxは2.2倍に、AUCは3.2倍に増加した。本剤との併用により、エベロリムスの血中濃度が増加するおそれがある。本剤はこれらの薬剤の代謝酵素(CYP3A4)を阻害する。クマリン系抗凝血薬ワルファリンカリウム本剤との併用により、プロトロンビン時間が1.9倍延長した。また、ワルファリンの作用が増強し、著しいINR上昇を来した症例が報告されている。本剤はワルファリンの代謝酵素(CYP2C9)を阻害する。プロトンポンプ阻害薬オメプラゾール本剤との併用により、オメプラゾールのCmaxは2.2倍、AUCは3.8倍増加した。本剤はオメプラゾールの代謝酵素(CYP2C19及びCYP3A4)を阻害する。ミダゾラム本剤との併用により、ミダゾラム0.05mg/kg単回静脈内投与時のミダゾラムのAUCは3.7倍に増加し、ミダゾラム7.5mg単回経口投与時(本邦未承認)のミダゾラムのCmaxは3.8倍に、AUCは10.3倍に増加した。本剤はミダゾラムの代謝酵素(CYP3A4)を阻害する。HMG-CoA還元酵素阻害薬本剤との併用により、HMG-CoA還元酵素阻害薬の血中濃度が増加するおそれがある。In vitro試験において、本剤はHMG-CoA還元酵素阻害薬の代謝酵素(CYP3A4)を阻害した。ジアゼパム本剤との併用により、ジアゼパムのAUCは増加し、血中濃度半減期は延長した。本剤はジアゼパムの代謝酵素(CYP3A4及びCYP2C19)を阻害する。ゾルピデム本剤との併用により、ゾルピデムのCmaxは1.2倍、AUCは1.5倍増加した。本剤はゾルピデムの代謝酵素(CYP3A4及びCYP2C9)を阻害する。スルホニル尿素系血糖降下薬トルブタミド本剤との併用により、これらの薬剤の血中濃度が増加するおそれがある。本剤はこれらの薬剤の代謝酵素(CYP2C9)を阻害する。ビンカアルカロイド系抗悪性腫瘍薬ビンクリスチンビンブラスチン本剤との併用により、これらの薬剤の血中濃度が増加するおそれがある。本剤はこれらの薬剤の代謝酵素(CYP3A4)を阻害する。メサドン本剤との併用により、メサドンのCmaxが30.7%、AUCが47.2%増加した。本剤はこれらの薬剤の代謝酵素(CYP3A4)を阻害する。オキシコドン本剤との併用により、オキシコドンのCmaxとAUCが増加した。本剤はこれらの薬剤の代謝酵素(CYP3A4)を阻害する。フェンタニル本剤との併用により、フェンタニルのAUCが増加した。本剤はこれらの薬剤の代謝酵素(CYP3A4)を阻害する。イブプロフェン、ジクロフェナク本剤との併用により、これらの薬剤のCmaxとAUCが増加した,。本剤はこれらの薬剤の代謝酵素(CYP2C9)を阻害する。経口避妊薬ノルエチステロン・エチニルエストラジオールノルエチステロン・エチニルエストラジオールとの併用により、本剤のCmaxは14%、AUCは46%増加した。本剤との併用により、エチニルエストラジオールのCmaxは36%、AUCは61%増加し、ノルエチステロンのCmaxは15%、AUCは53%増加した。これらの薬剤は本剤の代謝酵素(CYP2C19)を阻害する。本剤はこれらの薬剤の代謝酵素(CYP3A4)を阻害する。セイヨウオトギリソウ(St. John's Wort、セント・ジョーンズ・ワート)含有食品セイヨウオトギリソウとの併用により、本剤のAUCは59%減少した。本剤投与時はセイヨウオトギリソウ含有食品を摂取しないよう注意すること。セイヨウオトギリソウは、本剤の代謝酵素(CYP3A4)を誘導する。 副作用:重大な副作用 1: ショック(頻度不明)、アナフィラキシー(頻度不明)2: 中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)(頻度不明)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)(頻度不明)、多形紅斑(頻度不明)-皮疹等の症状があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。3: 肝障害(5.0%)-重篤な肝障害(肝炎、黄疸、肝不全、肝性昏睡等)があらわれることがあり、死亡例も報告されている。,4: 心電図QT延長(頻度不明)、心室頻拍(1.0%)、心室細動(頻度不明)、不整脈(頻度不明)、完全房室ブロック(頻度不明)-心電図QT延長、心室頻拍(torsade de pointesを含む)、心室細動、不整脈、完全房室ブロック、心室性二段脈、心室性期外収縮、頻脈等があらわれることがある。,5: 心不全(3.0%)-心機能に関する異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。6: 腎障害(1.0%)-重篤な腎障害(急性腎障害、腎炎、腎尿細管壊死等)があらわれることがある。7: 呼吸窮迫症候群(頻度不明)8: ギラン・バレー症候群(頻度不明)9: 血液障害(2.0%)-骨髄抑制、汎血球減少、再生不良性貧血、無顆粒球症、播種性血管内凝固等の重篤な血液障害があらわれることがある。10: 偽膜性大腸炎(頻度不明)-偽膜性大腸炎等の重篤な大腸炎があらわれることがあるので、腹痛、下痢があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。11: 痙攣(頻度不明)-痙攣等の神経障害があらわれることがある。12: 横紋筋融解症(頻度不明)-筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とする横紋筋融解症があらわれることがある。13: 間質性肺炎(0.2%注))-咳嗽、呼吸困難、発熱、肺音の異常(捻髪音)等が認められた場合には、速やかに胸部X線、胸部CT、血清マーカー等の検査を実施し、本剤の投与を中止するとともに、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。14: 低血糖(頻度不明)-重篤な低血糖があらわれることがある。15: 意識障害(0.1%注))-意識消失、意識レベルの低下等の意識障害があらわれることがある。16: 高カリウム血症(1.0%) 副作用:その他副作用 血液及びリンパ系障害 -白血球減少症、血小板減少症-貧血、リンパ節症心臓障害 -動悸、心嚢液貯留-肺水腫、脚ブロック耳・迷路障害 -聴覚過敏、耳鳴、回転性眩暈内分泌障害 -ADH不適合分泌-副腎皮質機能不全、甲状腺機能亢進症、甲状腺機能低下症眼障害 -羞明b)、霧視b)、視覚障害b)-眼の異常感、調節障害、色覚異常、複視、眼瞼浮腫、流涙増加、縮瞳、視神経乳頭浮腫、光視症、網膜滲出物、網膜出血、網膜毛細血管瘤、網膜裂孔、網膜血管炎、黄視症-眼瞼炎、視神経炎、強膜炎、角膜混濁、視神経萎縮胃腸障害 -悪心、嘔吐-腹部膨満、口唇のひび割れ、便秘、下痢、消化不良、胃潰瘍、痔核、イレウス、口唇乾燥、口唇粘膜脱落、口唇炎、逆流性食道炎、口内炎-腹痛、胃腸炎、十二指腸炎、歯肉炎、舌炎、膵炎、舌浮腫、腹膜炎全身障害及び投与局所様態 -無力症、胸痛、胸部圧迫感、異常感、倦怠感、末梢性浮腫、発熱、口渇-悪寒、注射部位反応/炎症、インフルエンザ症候群肝胆道系障害 -胆嚢炎、胆石症、肝腫大感染症及び寄生虫症 -副鼻腔炎代謝及び栄養障害 -食欲不振-高血糖、低カリウム血症-低ナトリウム血症-高コレステロール血症筋骨格及び結合組織障害 -背部痛、四肢痛-関節炎-骨膜炎神経系障害 -頭痛-認知不能症、健忘、浮動性めまい、味覚異常、感覚減退、傾眠、会話障害、振戦、視野欠損-末梢性ニューロパチー-錯感覚、失調、脳浮腫、筋緊張亢進、眼振、失神、注視痙攣、錐体外路症候群精神障害 -不眠症-錯乱状態、幻覚、幻聴、幻視-不安-うつ病、激越腎及び尿路障害 -血尿、アルブミン尿呼吸器、気管支及び縦隔障害 -喀血皮膚及び皮下組織障害 -皮膚乾燥、湿疹、紅斑、結節性紅斑、発疹、毛髪変色、光線過敏性反応、多汗、そう痒症、丘疹、皮膚落屑-蕁麻疹-顔面浮腫、斑状丘疹状皮疹、脱毛症、剥脱性皮膚炎、紫斑、固定薬疹、乾癬、血管浮腫、皮膚エリテマトーデス、偽性ポルフィリン症血管障害 -潮紅-低血圧、血栓性静脈炎、静脈炎、リンパ管炎臨床検査 -ALT増加、AST増加、ALP増加、γ-GTP増加-血中ビリルビン増加、血中カルシウム増加、血中クレアチニン増加、LDH増加、血中カリウム減少、血中カリウム増加、血圧低下、血圧上昇、フィブリンDダイマー増加、血清FDP増加、膵アミラーゼ増加、好酸球増加、血小板数減少-BUN増加 年代別 ※令和4年度データ 性別・年代別 区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~ 男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 単位:錠 性別・年代別グラフ 単位:錠 都道府県別 ※令和4年度データ 地方区分別(7) 地方区分名 合計 北海道0東北0関東0中部0近畿0中国・四国0九州0合計0 単位:錠 地方区分別(14) 地方区分名 合計 北海道0北東北0南東北0北関東0南関東0甲信越0北陸0東海0関西0中国0四国0北九州0南九州0沖縄0合計0 単位:錠 都道府県別 都道府県名 合計 北海道0青森県0岩手県0宮城県0秋田県0山形県0福島県0茨城県0栃木県0群馬県0埼玉県0千葉県0東京都0神奈川県0新潟県0富山県0石川県0福井県0山梨県0長野県0岐阜県0静岡県0愛知県0三重県0滋賀県0京都府0大阪府0兵庫県0奈良県0和歌山県0鳥取県0島根県0岡山県0広島県0山口県0徳島県0香川県0愛媛県0高知県0福岡県0佐賀県0長崎県0熊本県0大分県0宮崎県0鹿児島県0沖縄県0合計0 単位:錠