薬剤詳細データ

一般名

ノルフロキサシン

製品名

ノルフロキサシン錠100mg「ツルハラ」

薬効名

ニューキノロン系経口抗菌剤

添付文書(抜粋)

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薬剤名

ノルフロキサシン錠100mg「ツルハラ」

yj-code

6241005F1267

添付文書No

6241005F1267_1_10

改定年月

2023-05

第1版

一般名

ノルフロキサシン

薬効分類名

ニューキノロン系経口抗菌剤


用法・用量

ノルフロキサシンとして、通常成人1回100~200mgを1日3~4回経口投与する。なお、症状により適宜増減する。ただし、腸チフス、パラチフスの場合は、ノルフロキサシンとして1回400mgを1日3回、14日間経口投与する。

効能・効果

〈適応菌種〉 本剤に感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、腸球菌属、淋菌、炭疽菌、大腸菌、赤痢菌、サルモネラ属、チフス菌、パラチフス菌、シトロバクター属、クレブシエラ属、エンテロバクター属、セラチア属、プロテウス属、モルガネラ・モルガニー、プロビデンシア・レットゲリ、コレラ菌、腸炎ビブリオ、インフルエンザ菌、緑膿菌、野兎病菌、カンピロバクター属 〈適応症〉 表在性皮膚感染症、深在性皮膚感染症、慢性膿皮症、咽頭・喉頭炎、扁桃炎、急性気管支炎、膀胱炎、腎盂腎炎、前立腺炎(急性症、慢性症)、尿道炎、胆嚢炎、胆管炎、感染性腸炎、腸チフス、パラチフス、コレラ、中耳炎、副鼻腔炎、炭疽、野兎病

相互作用:併用禁忌

フェンブフェン


フルルビプロフェンアキセチル(ロピオン)


フルルビプロフェン(フロベン)


エスフルルビプロフェン・ハッカ油(ロコア)


痙攣を起こすことがある。


痙攣が発現した場合は、気道確保、抗痙攣薬の使用等適切な処置を行い、投与を中止する。


ニューキノロン系抗菌剤によるGABA受容体結合阻害作用が、非ステロイド性消炎鎮痛剤により増強されると考えられている。


相互作用:併用注意

フェニル酢酸系非ステロイド性消炎鎮痛剤(ただし、フェンブフェンは併用禁忌)


ジクロフェナク


アンフェナク等


プロピオン酸系非ステロイド性消炎鎮痛剤(ただし、フルルビプロフェンアキセチル、フルルビプロフェン及びエスフルルビプロフェン・ハッカ油は併用禁忌)


ケ卜プロフェン


ロキソプロフェン


プラノプロフェン


ザルトプロフェン等


痙攣を起こすおそれがある。


痙攣が発現した場合は、気道確保、抗痙攣薬の使用等適切な処置を行い、投与を中止する。


ニューキノロン系抗菌剤によるGABA受容体結合阻害作用が、非ステロイド性消炎鎮痛剤により増強されると考えられている。


テオフィリン


アミノフィリン水和物


テオフィリンの作用が増強するので、テオフィリンを減量するなど慎重に投与する。


肝薬物代謝酵素の競合により、テオフィリンクリアランスが低下し、テオフィリンの血中濃度を上昇させることが報告されている。(参考:成人でのクリアランスで14.9%程度の低下がみられたとの報告がある。)


シクロスポリン


シクロスポリンの血中濃度を上昇させることが報告されているので、シクロスポリンを減量するなど慎重に投与する。


シクロスポリンの肝薬物代謝酵素活性を抑制すると考えられている。(参考:シクロスポリンの代謝に関与するヒ卜肝ミクロソーム酵素を、in vitroで64%抑制したとの報告がある。)


ワルファリン


ワルファリンの作用を増強し、出血、プロ卜ロンビン時間の延長等があらわれるので、ワルファリンを減量するなど慎重に投与する。


機序不明。


アルミニウム又はマグネシウムを含有する製剤(制酸剤等)


ケイ酸アルミニウム


水酸化アルミニウムゲル・水酸化マグネシウム


スクラルファート水和物等


鉄剤


カルシウムを含有する製剤


本剤の効果が減弱するおそれがある。


本剤を服用後、2時間以上間隔をあけて制酸剤等を服用する等注意する。


金属イオンとキレー卜を形成し、吸収が阻害される。


チザニジン塩酸塩


チザニジン塩酸塩の血中濃度が上昇し、チザニジン塩酸塩の副作用が増強されるおそれがある。


チザニジン塩酸塩の主代謝酵素であるCYP1A2を阻害し、チザニジン塩酸塩の血中濃度を上昇させる可能性がある。


副腎皮質ホルモン剤(経口剤及び注射剤)


プレドニゾロン


ヒドロコルチゾン等


腱障害のリスクが増大するとの報告がある。これらの薬剤との併用は、治療上の有益性が危険性を上回る場合のみとすること。


機序不明。


副作用:重大な副作用

1: ショック、アナフィラキシー(呼吸困難、胸内苦悶等)(いずれも頻度不明)

2: 中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、剥脱性皮膚炎(いずれも頻度不明)

3: 急性腎障害(頻度不明)

4: 痙攣、錯乱、ギラン・バレー症候群、重症筋無力症の増悪(いずれも頻度不明)

-,5: アキレス腱炎、腱断裂等の腱障害(頻度不明)

-腱周辺の痛み、浮腫、発赤等の症状が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。6: 血管炎、溶血性貧血(いずれも頻度不明)

7: 偽膜性大腸炎等の血便を伴う重篤な大腸炎(頻度不明)

-腹痛、頻回の下痢があらわれた場合には直ちに投与を中止するなど適切な処置を行うこと。8: 横紋筋融解症(頻度不明)

-筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とし、急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症があらわれることがある。9: 間質性肺炎(頻度不明)

-発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X線異常、好酸球増多等を伴う間質性肺炎があらわれることがあるので、このような症状があらわれた場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。10: 肝機能障害、黄疸(いずれも頻度不明)

-AST、ALT、Al-P、LDHの上昇等を伴う肝機能障害や黄疸があらわれることがある。11: 大動脈瘤、大動脈解離(いずれも頻度不明)

-,12: 低血糖(頻度不明)

-重篤な低血糖があらわれる(高齢者、特に腎障害患者であらわれやすい)との報告がある。,

副作用:その他副作用


過敏症 -発疹-浮腫、発赤、そう痒感、発熱 等-光線過敏症
腎臓 -BUN、クレアチニンの上昇 等
消化器 -嘔気、嘔吐、食欲不振、腹痛、下痢-消化不良、腹部膨満感、便秘、口内炎、口唇炎、口角炎 等
血液 -白血球減少、好酸球増多、血小板減少-赤血球減少、ヘモグロビン減少
精神神経系 -めまい-頭痛、不眠、眠気、しびれ感-意識障害
その他 -全身倦怠感、冷感、熱感、心悸亢進-胸痛

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道0
東北0
関東0
中部0
近畿0
中国・四国0
九州0
合計0
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道0
北東北0
南東北0
北関東0
南関東0
甲信越0
北陸0
東海0
関西0
中国0
四国0
北九州0
南九州0
沖縄0
合計0
都道府県別
都道府県名 合計
北海道0
青森県0
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東京都0
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広島県0
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宮崎県0
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沖縄県0
合計0
更新予告まとめ