薬剤詳細データ

一般名

ノルフロキサシン錠

製品名

小児用バクシダール錠50mg

薬効名

合成抗菌剤

添付文書(抜粋)

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薬剤名

小児用バクシダール錠50mg

yj-code

6241005F3022

添付文書No

6241005F3022_2_03

改定年月

2023-01

一般名

ノルフロキサシン錠

薬効分類名

ニューキノロン系経口抗菌剤


用法・用量

本剤は他の抗菌剤が無効と判断される症例に対してのみ投与する。ノルフロキサシンとして、通常1日体重1kg当たり6~12mgを3回に分けて経口投与する。なお、症状により適宜増減する。また、投与期間はできるだけ短期間(原則として7日以内)にとどめること。ただし、腸チフス、パラチフスの場合は、ノルフロキサシンとして1日体重1kg当たり15~18mgを3回に分けて、14日間経口投与する。

効能・効果

〈適応菌種〉 本剤に感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、腸球菌属、炭疽菌、大腸菌、赤痢菌、サルモネラ属、チフス菌、パラチフス菌、シトロバクター属、クレブシエラ属、エンテロバクター属、プロテウス属、モルガネラ・モルガニー、インフルエンザ菌、緑膿菌、野兎病菌、カンピロバクター属 〈適応症〉 表在性皮膚感染症、慢性膿皮症、咽頭・喉頭炎、扁桃炎、急性気管支炎、膀胱炎、腎盂腎炎、感染性腸炎、腸チフス、パラチフス、炭疽、野兎病

相互作用:併用禁忌

フェニル酢酸系非ステロイド性消炎鎮痛剤


フェンブフェン等


プロピオン酸系非ステロイド性消炎鎮痛剤


フルルビプロフェンアキセチル(ロピオン)


フルルビプロフェン(フロベン)


エスフルルビプロフェン・ハッカ油(ロコア)





痙攣を起こすことがある。


痙攣が発現した場合は、気道確保、抗痙攣薬の使用等適切な処置を行い、投与を中止する。


ニューキノロン系抗菌剤によるGABA受容体結合阻害作用が、非ステロイド性消炎鎮痛剤により増強されると考えられている。


相互作用:併用注意

テオフィリン


アミノフィリン水和物


テオフィリンの作用が増強するので、テオフィリンを減量するなど慎重に投与する。


肝薬物代謝酵素の競合により、テオフィリンクリアランスが低下し、テオフィリンの血中濃度を上昇させることが報告されている。(参考:成人でのクリアランスで14.9%程度の低下がみられたとの報告がある。)


シクロスポリン


シクロスポリンの血中濃度を上昇させることが報告されているので、シクロスポリンを減量するなど慎重に投与する。


シクロスポリンの肝薬物代謝酵素活性を抑制すると考えられている。(参考:シクロスポリンの代謝に関与するヒト肝ミクロソーム酵素を、in vitroで64%抑制したとの報告がある。)


ワルファリン


ワルファリンの作用を増強し、出血、プロトロンビン時間の延長等があらわれるので、ワルファリンを減量するなど慎重に投与する。


機序不明。


アルミニウム又はマグネシウムを含有する製剤(制酸剤等)


ケイ酸アルミニウム


水酸化アルミニウムゲル・水酸化マグネシウム


スクラルファー卜水和物等


鉄剤


カルシウムを含有する製剤


本剤の効果が減弱するおそれがある。本剤を服用後、2時間以上間隔をあけて制酸剤等を服用する等注意する。


金属イオンとキレー卜を形成し、吸収が阻害される。


チザニジン塩酸塩


チザニジン塩酸塩の血中濃度が上昇し、チザニジン塩酸塩の副作用が増強されるおそれがある。


チザニジン塩酸塩の主代謝酵素であるCYP1A2を阻害し、チザニジン塩酸塩の血中濃度を上昇させる可能性がある。


副腎皮質ホルモン剤(経口剤及び注射剤)


プレドニゾロン


ヒドロコルチゾン等


腱障害のリスクが増大するとの報告がある。これらの薬剤との併用は、治療上の有益性が危険性を上回る場合のみとすること。


機序不明。


副作用:重大な副作用

1: ショック、アナフィラキシー(呼吸困難、胸内苦悶等)(いずれも頻度不明)

2: 中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、剥脱性皮膚炎(いずれも頻度不明)

3: 急性腎障害(頻度不明)

4: 痙攣、錯乱、ギラン・バレー症候群、重症筋無力症の増悪(いずれも頻度不明)

-,5: アキレス腱炎、腱断裂等の腱障害(頻度不明)

-腱周辺の痛み、浮腫、発赤等の症状が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。6: 血管炎、溶血性貧血(いずれも頻度不明)

7: 偽膜性大腸炎等の血便を伴う重篤な大腸炎(頻度不明)

-腹痛、頻回の下痢があらわれた場合には直ちに投与を中止するなど適切な処置を行うこと。8: 横紋筋融解症(頻度不明)

-筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とし、急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症があらわれることがある。9: 間質性肺炎(頻度不明)

-発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X線異常、好酸球増多等を伴う間質性肺炎があらわれることがあるので、このような症状があらわれた場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。10: 肝機能障害、黄疸(いずれも頻度不明)

-AST、ALT、Al-P、LDHの上昇等を伴う肝機能障害や黄疸があらわれることがある。11: 大動脈瘤、大動脈解離(いずれも頻度不明)

-,12: 低血糖(頻度不明)

-重篤な低血糖があらわれる(高齢者、特に腎障害患者であらわれやすい)との報告がある。,

副作用:その他副作用


過敏症 -発疹-浮腫、発赤、そう痒感、発熱 等-光線過敏症
腎臓 -BUN、クレアチニンの上昇 等
消化器 -嘔気、嘔吐、食欲不振、腹痛、下痢-消化不良、腹部膨満感、便秘、口内炎、口唇炎、口角炎 等
血液 -白血球減少、好酸球増多、血小板減少-赤血球減少、ヘモグロビン減少
精神神経系 -めまい-頭痛、不眠、眠気、しびれ感-意識障害
その他 -全身倦怠感、冷感、熱感、心悸亢進-胸痛

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 90,181 64,518 83,490 2,790 1,089 0 0 0 0 1,421 0 0
女性 59,343 53,640 58,054 0 0 0 0 0 0 1,289 0 0
合計 272,355 118,158 141,544 2,790 1,089 0 0 0 0 2,710 0 0
男性 90,181 64,518 83,490 2,790 1,089 0 0 0 0 1,421 0 0
女性 59,343 53,640 58,054 0 0 0 0 0 0 1,289 0 0
合計 272,355 118,158 141,544 2,790 1,089 0 0 0 0 2,710 0 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道5,542
東北8,032
関東54,529
中部27,944
近畿78,124
中国・四国35,349
九州54,869
合計272,355
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道5,542
北東北3,418
南東北4,614
北関東8,879
南関東45,650
甲信越0
北陸0
東海30,399
関西75,669
中国18,279
四国17,070
北九州50,965
南九州3,904
沖縄0
合計272,355
都道府県別
都道府県名 合計
北海道5,542
青森県3,418
岩手県0
宮城県4,614
秋田県0
山形県0
福島県0
茨城県5,468
栃木県1,702
群馬県1,709
埼玉県12,837
千葉県13,026
東京都11,755
神奈川県8,032
新潟県0
富山県0
石川県0
福井県0
山梨県0
長野県0
岐阜県7,046
静岡県7,430
愛知県13,468
三重県2,455
滋賀県0
京都府0
大阪府69,815
兵庫県5,854
奈良県0
和歌山県0
鳥取県0
島根県0
岡山県4,273
広島県12,871
山口県1,135
徳島県2,891
香川県4,993
愛媛県2,811
高知県6,375
福岡県21,904
佐賀県3,196
長崎県0
熊本県22,151
大分県3,714
宮崎県2,656
鹿児島県1,248
沖縄県0
合計272,355