薬剤詳細データ 一般名 【般】シプロフロキサシン錠200mg 製品名 シプロキサン錠200mg 薬効名 合成抗菌剤 エビでやんす論文検索 添付文書(抜粋) 添付文書の抜粋となっています。 最新の添付文書はこちらよりご参照ください 薬剤名 シプロキサン錠200mg yj-code 6241008F2020 添付文書No 6241008F1023_1_25 改定年月 2022-09 版 第1版 一般名 シプロフロキサシン塩酸塩 薬効分類名 ニューキノロン系経口抗菌剤 用法・用量 シプロフロキサシンとして、通常成人1回100~200mgを1日2~3回経口投与する。なお、感染症の種類及び症状に応じ適宜増減する。炭疽に対しては、シプロフロキサシンとして、成人1回400mgを1日2回経口投与する。 効能・効果 〈適応菌種〉 シプロフロキサシンに感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、腸球菌属、淋菌、炭疽菌、大腸菌、赤痢菌、シトロバクター属、クレブシエラ属、エンテロバクター属、セラチア属、プロテウス属、モルガネラ・モルガニー、プロビデンシア属、インフルエンザ菌、緑膿菌、アシネトバクター属、レジオネラ属、ペプトストレプトコッカス属 〈適応症〉 表在性皮膚感染症、深在性皮膚感染症、リンパ管・リンパ節炎、慢性膿皮症、外傷・熱傷及び手術創等の二次感染、乳腺炎、肛門周囲膿瘍、咽頭・喉頭炎、扁桃炎、急性気管支炎、肺炎、慢性呼吸器病変の二次感染、膀胱炎、腎盂腎炎、前立腺炎(急性症、慢性症)、精巣上体炎(副睾丸炎)、尿道炎、胆嚢炎、胆管炎、感染性腸炎、バルトリン腺炎、子宮内感染、子宮付属器炎、涙嚢炎、麦粒腫、瞼板腺炎、中耳炎、副鼻腔炎、炭疽 相互作用:併用禁忌 ケトプロフェン(注射剤、坐剤)(カピステン等)痙攣を起こすことがあるので、併用しないこと。併用により、ニューキノロン系抗菌剤のGABAA受容体への阻害作用が増強され、痙攣が誘発されると考えられている。てんかん等の痙攣性疾患又はこれらの既往歴のある患者、腎障害のある患者では特に注意すること。チザニジン塩酸塩(テルネリン)チザニジンのCmaxが7倍、AUCが10倍それぞれ上昇し、血圧低下、傾眠、めまい等があらわれたとの報告がある。チザニジンの作用を増強させるおそれがあるので、併用しないこと。チザニジンの肝での代謝を阻害し、チザニジンの血中濃度を上昇させると考えられている。ロミタピドメシル酸塩(ジャクスタピッド)ロミタピドの血中濃度が著しく上昇するおそれがある。ロミタピドの代謝酵素(CYP3A4)が阻害されるおそれがある。 相互作用:併用注意 テオフィリンアミノフィリン水和物テオフィリンのCmaxが17%、AUCが22%それぞれ上昇したとの報告がある。テオフィリンの作用を増強させる可能性があるので、併用する場合にはテオフィリンを減量するなど適切な処置を行うこと。テオフィリンの肝での代謝を抑制し、クリアランスを減少させるためと考えられている。肝障害のある患者、高齢者では特に注意すること。カフェインデュロキセチン塩酸塩これらの薬剤の血中濃度が上昇することがある。これらの薬剤の肝での代謝を抑制し、クリアランスを減少させるためと考えられている。フェニル酢酸系非ステロイド性消炎鎮痛剤ジクロフェナク、アンフェナク等プロピオン酸系非ステロイド性消炎鎮痛剤(ただし、ケトプロフェン(注射剤、坐剤)とは併用禁忌)ロキソプロフェン、プラノプロフェン、ザルトプロフェン等痙攣を起こすおそれがある。症状が認められた場合、両剤の投与を中止するなど適切な処置を行うこと。併用により、ニューキノロン系抗菌剤のGABAA受容体への阻害作用が増強され、痙攣が誘発されると考えられている。てんかん等の痙攣性疾患又はこれらの既往歴のある患者、腎障害のある患者では特に注意すること。シクロスポリン相互に副作用(腎障害等)が増強されるおそれがあるので、頻回に腎機能検査(クレアチニン、BUN等)を行うなど患者の状態を十分に観察すること。発現機序の詳細は不明であるが、相互に肝での代謝を抑制し、一方又は両方の血中濃度が上昇するためと考えられている。肝障害のある患者、高齢者では特に注意すること。ワルファリンワルファリンの作用を増強し、出血、プロトロンビン時間の延長等があらわれることがある。本剤を併用する場合は、プロトロンビン時間国際標準比(INR)値等を測定するなど、観察を十分に行うこと。発現機序の詳細は不明であるが、ワルファリンの肝での代謝を抑制し、クリアランスを減少させるためと考えられている。スルホニル尿素系血糖降下剤グリメピリド、グリベンクラミド等スルホニル尿素系血糖降下剤の作用を増強し、低血糖があらわれることがある。発現機序の詳細は不明であるが、グリベンクラミドの肝での代謝を阻害するとの報告がある。また、膵臓のβ細胞を用いたin vitro試験において、本剤がインスリン分泌作用を促進するとの報告がある。ロピニロール塩酸塩ロピニロールのCmaxが60%、AUCが84%それぞれ上昇したとの報告がある。ロピニロールの投与中に本剤を投与開始又は投与中止する場合には、必要に応じてロピニロールの用量を調節すること。併用により、ロピニロールの肝での代謝が阻害されるためと考えられている。メトトレキサートメトトレキサートの血中濃度が上昇し、作用が増強されるおそれがある。併用する場合には患者の状態を十分に観察すること。発現機序の詳細は不明であるが、メトトレキサートの腎尿細管からの排泄が阻害されるためと考えられている。アルミニウム又はマグネシウム含有の制酸剤等ケイ酸アルミニウム、水酸化アルミニウムゲル・水酸化マグネシウム、スクラルファート水和物等鉄剤カルシウム含有製剤マグネシウム含有製剤本剤の吸収が低下し、効果が減弱されるおそれがあるので、本剤服用後2時間以上あけるなど注意すること。多価金属イオン含有製剤を併用した場合、難溶性のキレートを形成し、本剤の消化管からの吸収を減少させ、血中濃度を低下させるためと考えられている。カルシウムを多量に含有する飲料牛乳等本剤を空腹時にカルシウムを多量に含有する飲料と同時に服用すると、本剤の吸収が低下し、効果が減弱されるおそれがある。多価金属イオンと難溶性のキレートを形成し、本剤の消化管からの吸収を減少させ、血中濃度を低下させるためと考えられている。クラスⅠA抗不整脈薬キニジン、プロカインアミド等クラスⅢ抗不整脈薬アミオダロン、ソタロール等本剤を併用した場合、QT延長がみられるおそれがある。併用により、QT延長作用が相加的に増加するおそれがある。セベラマー塩酸塩炭酸ランタン水和物本剤の吸収が低下し、効果が減弱されるおそれがあるので、本剤服用後2時間以上あけるなど注意すること。左記薬剤を併用した場合、難溶性のキレートを形成し、本剤の消化管からの吸収を減少させ、血中濃度を低下させるためと考えられている。クロザピンオランザピンクロザピン及びその代謝物の血中濃度が29%と31%それぞれ上昇したとの報告がある。左記薬剤の投与中に本剤を投与開始又は投与中止する場合には、必要に応じて左記薬剤の用量調節をすること。併用により、左記薬剤の肝での代謝が阻害されるためと考えられている。シルデナフィルクエン酸塩シルデナフィルのCmax及びAUCがそれぞれ約2倍上昇したとの報告がある。CYP3A4阻害によりクリアランスが減少するとの報告もあるが、発現機序の詳細は不明である。フェニトインフェニトインの血中濃度が低下したとの報告がある。本剤を併用する場合は、フェニトインの血中濃度を測定するなど、観察を十分に行うこと。機序不明副腎皮質ホルモン剤(経口剤、注射剤)プレドニゾロン、ヒドロコルチゾン等腱障害のリスクが増大するとの報告がある。これらの薬剤との併用は、治療上の有益性が危険性を上回る場合のみとすること。機序不明 副作用:重大な副作用 1: ショック、アナフィラキシー(いずれも頻度不明)-ショック、アナフィラキシー(呼吸困難、浮腫、じん麻疹等)があらわれることがある。2: 偽膜性大腸炎等の血便を伴う重篤な大腸炎(頻度不明)-腹痛、頻回の下痢があらわれた場合には直ちに投与を中止するなど適切な処置を行うこと。3: 横紋筋融解症(頻度不明)-筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とし、急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症があらわれることがあるので注意すること。4: 間質性肺炎(頻度不明)-発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X線異常、好酸球増多等を伴う間質性肺炎があらわれることがあるので、このような症状があらわれた場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。5: 低血糖(頻度不明)-重篤な低血糖があらわれることがある。高齢者、特にスルホニル尿素系血糖降下剤併用患者であらわれやすい。6: 骨髄抑制、汎血球減少、無顆粒球症、血小板減少(いずれも頻度不明)7: 劇症肝炎、肝機能障害、黄疸(いずれも頻度不明)-劇症肝炎、著しいAST、ALT等の上昇を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがある。8: 中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、多形紅斑、急性汎発性発疹性膿疱症(いずれも頻度不明)9: 急性腎障害、間質性腎炎(いずれも頻度不明)10: 痙攣(頻度不明)11: アキレス腱炎、腱断裂等の腱障害(いずれも頻度不明)-腱周辺の痛み、浮腫、発赤等の症状が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。なお、外国において、投与終了数ヵ月後にこれらの症状を発現した症例も報告されている。12: 錯乱、抑うつ等の精神症状(いずれも頻度不明)13: 重症筋無力症の悪化(頻度不明)14: 血管炎(頻度不明)15: QT延長、心室頻拍(Torsades de pointesを含む)(いずれも頻度不明)16: 大動脈瘤、大動脈解離(いずれも頻度不明)-, 副作用:その他副作用 過敏症 -発疹-じん麻疹、そう痒、発熱、発赤(結節性紅斑)-固定薬疹、血清病様反応、光線過敏症、浮腫(末梢、血管、顔面、咽頭)腎臓 -BUN上昇、クレアチニン上昇、血尿-結晶尿肝臓 -AST上昇、ALT上昇、Al-P上昇、LDH上昇、γ-GTP上昇循環器 -片頭痛-低血圧-頻脈、失神、ほてり血液 -好酸球増多-赤血球減少、ヘモグロビン減少、ヘマトクリット減少-貧血、血小板増加、白血球増加、点状出血、プロトロンビン量増加、溶血性貧血、白血球減少消化器 -食欲不振、下痢、胃不快感、嘔気、腹部膨満感-口内炎、嘔吐、腹痛-消化不良、膵炎感覚器 -耳鳴-無嗅覚、嗅覚錯誤、一過性難聴、視覚異常、眼内異物感、味覚異常精神神経系 -頭痛、めまい-眠気、発汗、末梢性ニューロパシー(しびれ感等)-無力症、不眠症、不安、悪夢、幻覚、精神病、失調、筋緊張亢進、頭蓋内圧亢進、激越、意識障害、振戦その他 -CK上昇-関節痛、倦怠感-モニリア症、呼吸困難、胸痛、背部痛、関節障害、高血糖、筋無力症、筋肉痛 年代別 ※令和4年度データ 性別・年代別 区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~ 男性 768,571 0 22,182 70,838 85,234 110,133 122,342 122,732 133,714 87,138 14,258 0 女性 815,285 0 12,173 58,120 68,753 101,808 127,760 135,892 161,276 115,280 32,998 1,225 合計 1,584,780 0 34,355 128,958 153,987 211,941 250,102 258,624 294,990 202,418 47,256 1,225 男性 768,571 0 22,182 70,838 85,234 110,133 122,342 122,732 133,714 87,138 14,258 0 女性 815,285 0 12,173 58,120 68,753 101,808 127,760 135,892 161,276 115,280 32,998 1,225 合計 1,584,780 0 34,355 128,958 153,987 211,941 250,102 258,624 294,990 202,418 47,256 1,225 単位:錠 性別・年代別グラフ 単位:錠 都道府県別 ※令和4年度データ 地方区分別(7) 地方区分名 合計 北海道47,028東北103,679関東593,705中部226,208近畿299,446中国・四国135,699九州179,017合計1,584,780 単位:錠 地方区分別(14) 地方区分名 合計 北海道47,028北東北13,800南東北76,759北関東78,134南関東515,571甲信越48,337北陸22,983東海181,315関西273,019中国89,693四国46,006北九州124,291南九州30,135沖縄49,182合計1,584,780 単位:錠 都道府県別 都道府県名 合計 北海道47,028青森県9,156岩手県13,120宮城県38,345秋田県4,644山形県23,298福島県15,116茨城県47,287栃木県12,061群馬県18,786埼玉県76,196千葉県90,940東京都234,252神奈川県114,183新潟県6,015富山県7,586石川県14,357福井県1,040山梨県9,324長野県32,998岐阜県23,491静岡県46,140愛知県85,257三重県26,427滋賀県20,826京都府30,606大阪府105,356兵庫県94,082奈良県14,208和歌山県7,941鳥取県2,592島根県9,067岡山県18,628広島県25,796山口県33,610徳島県13,332香川県8,859愛媛県10,236高知県13,579福岡県59,464佐賀県7,652長崎県11,236熊本県35,685大分県10,254宮崎県16,320鹿児島県13,815沖縄県24,591合計1,584,780 単位:錠