薬剤詳細データ

一般名

【般】バラシクロビル顆粒50%

製品名

バラシクロビル顆粒50%「SPKK」

薬効名

抗ウイルス剤

添付文書(抜粋)

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薬剤名

バラシクロビル顆粒50%「SPKK」

yj-code

6250019D1089

添付文書No

6250019D1089_1_02

改定年月

2023-12

第1版

一般名

バラシクロビル塩酸塩 Valaciclovir Hydrochloride

薬効分類名

抗ウイルス化学療法剤


用法・用量

[成人] 〈単純疱疹〉 通常、成人にはバラシクロビルとして1回500mgを1日2回経口投与する。 〈造血幹細胞移植における単純ヘルペスウイルス感染症(単純疱疹)の発症抑制〉 通常、成人にはバラシクロビルとして1回500mgを1日2回造血幹細胞移植施行7日前より施行後35日まで経口投与する。 〈帯状疱疹〉 通常、成人にはバラシクロビルとして1回1000mgを1日3回経口投与する。 〈水痘〉 通常、成人にはバラシクロビルとして1回1000mgを1日3回経口投与する。 〈性器ヘルペスの再発抑制〉 通常、成人にはバラシクロビルとして1回500mgを1日1回経口投与する。なお、HIV感染症の患者(CD4リンパ球数100/mm3以上)にはバラシクロビルとして1回500mgを1日2回経口投与する。 [小児] 〈単純疱疹〉 通常、体重10kg未満の小児には体重1kg当たりバラシクロビルとして1回25mgを1日3回、体重10kg以上の小児には体重1kg当たりバラシクロビルとして1回25mgを1日2回経口投与する。ただし、1回最高用量は500mgとする。 〈造血幹細胞移植における単純ヘルペスウイルス感染症(単純疱疹)の発症抑制〉 通常、体重10kg未満の小児には体重1kg当たりバラシクロビルとして1回25mgを1日3回、体重10kg以上の小児には体重1kg当たりバラシクロビルとして1回25mgを1日2回造血幹細胞移植施行7日前より施行後35日まで経口投与する。ただし、1回最高用量は500mgとする。 〈帯状疱疹〉 通常、小児には体重1kg当たりバラシクロビルとして1回25mgを1日3回経口投与する。ただし、1回最高用量は1000mgとする。 〈水痘〉 通常、小児には体重1kg当たりバラシクロビルとして1回25mgを1日3回経口投与する。ただし、1回最高用量は1000mgとする。 〈性器ヘルペスの再発抑制〉 通常、体重40kg以上の小児にはバラシクロビルとして1回500mgを1日1回経口投与する。なお、HIV感染症の患者(CD4リンパ球数100/mm3以上)にはバラシクロビルとして1回500mgを1日2回経口投与する。

効能・効果

単純疱疹 造血幹細胞移植における単純ヘルペスウイルス感染症(単純疱疹)の発症抑制 帯状疱疹 水痘 性器ヘルペスの再発抑制

相互作用:併用禁忌

相互作用:併用注意

プロベネシド


本剤の活性代謝物のアシクロビルの排泄が抑制され、アシクロビルの平均血漿中濃度曲線下面積(AUC)が48%増加するとの報告がある。特に腎機能低下の可能性がある患者(高齢者等)には慎重に投与すること。


プロベネシドは尿細管分泌に関わるOAT1及びMATE1を阻害するため、活性代謝物のアシクロビルの腎排泄が抑制されると考えられる。


シメチジン


本剤の活性代謝物のアシクロビルの排泄が抑制され、アシクロビルのAUCが27%増加するとの報告がある。特に腎機能低下の可能性がある患者(高齢者等)には慎重に投与すること。


シメチジンは尿細管分泌に関わるOAT1、MATE1及びMATE2-Kを阻害するため、活性代謝物のアシクロビルの腎排泄が抑制されると考えられる。


ミコフェノール酸 モフェチル


本剤の活性代謝物のアシクロビルとの併用により、アシクロビル及びミコフェノール酸 モフェチル代謝物の排泄が抑制され、両方のAUCが増加するとの報告がある。特に腎機能低下の可能性がある患者(高齢者等)には慎重に投与すること。


活性代謝物のアシクロビルとミコフェノール酸 モフェチル代謝物が尿細管分泌で競合すると考えられる。


テオフィリン


本剤の活性代謝物のアシクロビルとの併用により、テオフィリンの中毒症状があらわれることがある。


機序は不明であるが、本剤の活性代謝物のアシクロビルがテオフィリンの代謝を阻害するためテオフィリンの血中濃度が上昇することが考えられる。


副作用:重大な副作用

1: アナフィラキシーショック、アナフィラキシー(いずれも頻度不明)

-アナフィラキシーショック、アナフィラキシー(呼吸困難、血管性浮腫等)があらわれることがある。2: 汎血球減少(0.73%)、無顆粒球症(0.24%)、血小板減少(0.36%)、播種性血管内凝固症候群(DIC)(頻度不明)、血小板減少性紫斑病(頻度不明)

3: 急性腎障害(0.12%)、尿細管間質性腎炎(頻度不明)

-,,4: 精神神経症状(1.09%)

-意識障害(昏睡)、せん妄、妄想、幻覚、錯乱、痙攣、てんかん発作、麻痺、脳症等があらわれることがある。一般に精神神経症状は本剤の投与中止により回復する。,,5: 中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)(いずれも頻度不明)

6: 呼吸抑制、無呼吸(いずれも頻度不明)

7: 間質性肺炎(頻度不明)

8: 肝炎、肝機能障害、黄疸(いずれも頻度不明)

9: 急性膵炎(頻度不明)

副作用:その他副作用


過敏症 -発疹、蕁麻疹、瘙痒、光線過敏症
肝臓 -肝機能検査値の上昇
消化器 -腹痛、下痢、腹部不快感、嘔気-嘔吐
精神神経系 -頭痛-めまい-意識低下
腎臓・泌尿器 -腎障害-排尿困難-尿閉

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 82,172 83,610 45,586 0 1,062 1,440 2,190 1,766 4,017 3,889 0 0
女性 95,147 73,329 41,218 0 1,154 3,402 3,895 3,716 6,622 8,996 6,382 0
合計 299,139 156,939 86,804 0 2,216 4,842 6,085 5,482 10,639 12,885 6,382 0
男性 82,172 83,610 45,586 0 1,062 1,440 2,190 1,766 4,017 3,889 0 0
女性 95,147 73,329 41,218 0 1,154 3,402 3,895 3,716 6,622 8,996 6,382 0
合計 299,139 156,939 86,804 0 2,216 4,842 6,085 5,482 10,639 12,885 6,382 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道14,431
東北20,262
関東79,884
中部40,614
近畿51,507
中国・四国35,891
九州56,548
合計299,139
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道14,431
北東北4,072
南東北13,704
北関東13,746
南関東66,138
甲信越9,508
北陸7,697
東海27,024
関西47,892
中国25,777
四国10,114
北九州38,235
南九州13,172
沖縄10,282
合計299,139
都道府県別
都道府県名 合計
北海道14,431
青森県2,034
岩手県2,486
宮城県8,449
秋田県2,038
山形県2,555
福島県2,700
茨城県4,728
栃木県5,268
群馬県3,750
埼玉県15,138
千葉県9,373
東京都27,172
神奈川県14,455
新潟県4,319
富山県3,198
石川県3,070
福井県1,429
山梨県2,436
長野県2,753
岐阜県3,745
静岡県5,413
愛知県14,251
三重県3,615
滋賀県5,414
京都府4,141
大阪府16,709
兵庫県12,726
奈良県6,689
和歌山県2,213
鳥取県2,554
島根県3,065
岡山県6,016
広島県10,179
山口県3,963
徳島県2,242
香川県2,528
愛媛県3,447
高知県1,897
福岡県18,904
佐賀県5,678
長崎県5,489
熊本県4,637
大分県3,527
宮崎県6,703
鹿児島県6,469
沖縄県5,141
合計299,139
更新予告まとめ