薬剤詳細データ

一般名

【般】バラシクロビル錠500mg

製品名

バラシクロビル錠500mg「YD」

薬効名

抗ウイルス剤

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薬剤名

バラシクロビル錠500mg「YD」

yj-code

6250019F1152

添付文書No

6250019F1152_1_08

改定年月

2023-12

第1版

一般名

バラシクロビル塩酸塩錠

薬効分類名

抗ウイルス化学療法剤


用法・用量

〔成人〕 〈単純疱疹〉 通常、成人にはバラシクロビルとして1回500mgを1日2回経口投与する。 〈造血幹細胞移植における単純ヘルペスウイルス感染症(単純疱疹)の発症抑制〉 通常、成人にはバラシクロビルとして1回500mgを1日2回造血幹細胞移植施行7日前より施行後35日まで経口投与する。 〈帯状疱疹〉 通常、成人にはバラシクロビルとして1回1000mgを1日3回経口投与する。 〈水痘〉 通常、成人にはバラシクロビルとして1回1000mgを1日3回経口投与する。 〈性器ヘルペスの再発抑制〉 通常、成人にはバラシクロビルとして1回500mgを1日1回経口投与する。なお、HIV感染症の患者(CD4リンパ球数100/mm3以上)にはバラシクロビルとして1回500mgを1日2回経口投与する。 〔小児〕 〈単純疱疹〉 通常、体重40kg以上の小児にはバラシクロビルとして1回500mgを1日2回経口投与する。 〈造血幹細胞移植における単純ヘルペスウイルス感染症(単純疱疹)の発症抑制〉 通常、体重40kg以上の小児にはバラシクロビルとして1回500mgを1日2回造血幹細胞移植施行7日前より施行後35日まで経口投与する。 〈帯状疱疹〉 通常、体重40kg以上の小児にはバラシクロビルとして1回1000mgを1日3回経口投与する。 〈水痘〉 通常、体重40kg以上の小児にはバラシクロビルとして1回1000mgを1日3回経口投与する。 〈性器ヘルペスの再発抑制〉 通常、体重40kg以上の小児にはバラシクロビルとして1回500mgを1日1回経口投与する。なお、HIV感染症の患者(CD4リンパ球数100/mm3以上)にはバラシクロビルとして1回500mgを1日2回経口投与する。

効能・効果

単純疱疹 造血幹細胞移植における単純ヘルペスウイルス感染症(単純疱疹)の発症抑制 帯状疱疹 水痘 性器ヘルペスの再発抑制

相互作用:併用禁忌

相互作用:併用注意

プロベネシド


本剤の活性代謝物のアシクロビルの排泄が抑制され、アシクロビルの平均血漿中濃度曲線下面積(AUC)が48%増加するとの報告がある。特に腎機能低下の可能性がある患者(高齢者等)には慎重に投与すること。


プロベネシドは尿細管分泌に関わるOAT1及びMATE1を阻害するため、活性代謝物のアシクロビルの腎排泄が抑制されると考えられる。


シメチジン


本剤の活性代謝物のアシクロビルの排泄が抑制され、アシクロビルのAUCが27%増加するとの報告がある。特に腎機能低下の可能性がある患者(高齢者等)には慎重に投与すること。


シメチジンは尿細管分泌に関わるOAT1、MATE1及びMATE2-Kを阻害するため、活性代謝物のアシクロビルの腎排泄が抑制されると考えられる。


ミコフェノール酸 モフェチル


本剤の活性代謝物のアシクロビルとの併用により、アシクロビル及びミコフェノール酸 モフェチル代謝物の排泄が抑制され、両方のAUCが増加するとの報告がある。特に腎機能低下の可能性がある患者(高齢者等)には慎重に投与すること。


活性代謝物のアシクロビルとミコフェノール酸 モフェチル代謝物が尿細管分泌で競合すると考えられる。


テオフィリン


本剤の活性代謝物のアシクロビルとの併用により、テオフィリンの中毒症状があらわれることがある。


機序は不明であるが、本剤の活性代謝物のアシクロビルがテオフィリンの代謝を阻害するためテオフィリンの血中濃度が上昇することが考えられる。


副作用:重大な副作用

1: アナフィラキシーショック、アナフィラキシー(いずれも頻度不明)

-アナフィラキシーショック、アナフィラキシー(呼吸困難、血管性浮腫等)があらわれることがある。2: 汎血球減少(0.73%)、無顆粒球症(0.24%)、血小板減少(0.36%)、播種性血管内凝固症候群(DIC)(頻度不明)、血小板減少性紫斑病(頻度不明)

3: 急性腎障害(0.12%)、尿細管間質性腎炎(頻度不明)

-,,4: 精神神経症状(1.09%)

-意識障害(昏睡)、せん妄、妄想、幻覚、錯乱、痙攣、てんかん発作、麻痺、脳症等があらわれることがある。一般に精神神経症状は本剤の投与中止により回復する。,,5: 中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)(いずれも頻度不明)

6: 呼吸抑制、無呼吸(いずれも頻度不明)

7: 間質性肺炎(頻度不明)

8: 肝炎、肝機能障害、黄疸(いずれも頻度不明)

9: 急性膵炎(頻度不明)

副作用:その他副作用


過敏症 -発疹、蕁麻疹、瘙痒、光線過敏症
肝臓 -肝機能検査値の上昇
消化器 -腹痛、下痢、腹部不快感、嘔気-嘔吐
精神神経系 -頭痛-めまい-意識低下
腎臓・泌尿器 -腎障害-排尿困難-尿閉

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 672,704 2,675 36,948 64,309 97,157 123,642 111,254 94,831 97,868 41,696 4,999 0
女性 1,014,131 1,135 35,509 118,373 136,535 169,461 172,774 141,174 145,942 77,693 16,670 0
合計 1,692,573 3,810 72,457 182,682 233,692 293,103 284,028 236,005 243,810 119,389 21,669 0
男性 672,704 2,675 36,948 64,309 97,157 123,642 111,254 94,831 97,868 41,696 4,999 0
女性 1,014,131 1,135 35,509 118,373 136,535 169,461 172,774 141,174 145,942 77,693 16,670 0
合計 1,692,573 3,810 72,457 182,682 233,692 293,103 284,028 236,005 243,810 119,389 21,669 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道118,114
東北80,530
関東620,354
中部313,715
近畿258,063
中国・四国93,454
九州207,100
合計1,692,573
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道118,114
北東北21,093
南東北56,034
北関東67,530
南関東552,824
甲信越45,596
北陸34,421
東海267,140
関西224,621
中国75,385
四国18,069
北九州167,871
南九州30,381
沖縄17,696
合計1,692,573
都道府県別
都道府県名 合計
北海道118,114
青森県10,338
岩手県3,403
宮城県31,994
秋田県10,755
山形県2,928
福島県21,112
茨城県36,349
栃木県9,563
群馬県21,618
埼玉県73,783
千葉県33,742
東京都325,770
神奈川県119,529
新潟県17,676
富山県15,152
石川県12,428
福井県6,841
山梨県18,512
長野県9,408
岐阜県35,510
静岡県74,800
愛知県123,388
三重県33,442
滋賀県27,500
京都府18,993
大阪府115,280
兵庫県50,078
奈良県10,983
和歌山県1,787
鳥取県2,496
島根県3,638
岡山県29,373
広島県12,491
山口県27,387
徳島県0
香川県13,588
愛媛県4,481
高知県0
福岡県99,326
佐賀県11,052
長崎県9,002
熊本県28,089
大分県20,402
宮崎県4,267
鹿児島県26,114
沖縄県8,848
合計1,692,573
更新予告まとめ