薬剤詳細データ

一般名

【般】バラシクロビル錠500mg

製品名

バラシクロビル錠500mg「トーワ」

薬効名

抗ウイルス剤

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薬剤名

バラシクロビル錠500mg「トーワ」

yj-code

6250019F1276

添付文書No

6250019F1276_1_07

改定年月

2023-12

第1版

一般名

バラシクロビル塩酸塩錠

薬効分類名

抗ウイルス化学療法剤


用法・用量

[成人] 〈単純疱疹〉 通常、成人にはバラシクロビルとして1回500mgを1日2回経口投与する。 〈造血幹細胞移植における単純ヘルペスウイルス感染症(単純疱疹)の発症抑制〉 通常、成人にはバラシクロビルとして1回500mgを1日2回造血幹細胞移植施行7日前より施行後35日まで経口投与する。 〈帯状疱疹〉 通常、成人にはバラシクロビルとして1回1000mgを1日3回経口投与する。 〈水痘〉 通常、成人にはバラシクロビルとして1回1000mgを1日3回経口投与する。 〈性器ヘルペスの再発抑制〉 通常、成人にはバラシクロビルとして1回500mgを1日1回経口投与する。なお、HIV感染症の患者(CD4リンパ球数100/mm3以上)にはバラシクロビルとして1回500mgを1日2回経口投与する。 [小児] 〈単純疱疹〉 通常、体重40kg以上の小児にはバラシクロビルとして1回500mgを1日2回経口投与する。 〈造血幹細胞移植における単純ヘルペスウイルス感染症(単純疱疹)の発症抑制〉 通常、体重40kg以上の小児にはバラシクロビルとして1回500mgを1日2回造血幹細胞移植施行7日前より施行後35日まで経口投与する。 〈帯状疱疹〉 通常、体重40kg以上の小児にはバラシクロビルとして1回1000mgを1日3回経口投与する。 〈水痘〉 通常、体重40kg以上の小児にはバラシクロビルとして1回1000mgを1日3回経口投与する。 〈性器ヘルペスの再発抑制〉 通常、体重40kg以上の小児にはバラシクロビルとして1回500mgを1日1回経口投与する。なお、HIV感染症の患者(CD4リンパ球数100/mm3以上)にはバラシクロビルとして1回500mgを1日2回経口投与する。

効能・効果

単純疱疹 造血幹細胞移植における単純ヘルペスウイルス感染症(単純疱疹)の発症抑制 帯状疱疹 水痘 性器ヘルペスの再発抑制

相互作用:併用禁忌

相互作用:併用注意

プロベネシド


本剤の活性代謝物のアシクロビルの排泄が抑制され、アシクロビルの平均血漿中濃度曲線下面積(AUC)が48%増加するとの報告がある。特に腎機能低下の可能性がある患者(高齢者等)には慎重に投与すること。


プロベネシドは尿細管分泌に関わるOAT1及びMATE1を阻害するため、活性代謝物のアシクロビルの腎排泄が抑制されると考えられる。


シメチジン


本剤の活性代謝物のアシクロビルの排泄が抑制され、アシクロビルのAUCが27%増加するとの報告がある。特に腎機能低下の可能性がある患者(高齢者等)には慎重に投与すること。


シメチジンは尿細管分泌に関わるOAT1、MATE1及びMATE2-Kを阻害するため、活性代謝物のアシクロビルの腎排泄が抑制されると考えられる。


ミコフェノール酸 モフェチル


本剤の活性代謝物のアシクロビルとの併用により、アシクロビル及びミコフェノール酸 モフェチル代謝物の排泄が抑制され、両方のAUCが増加するとの報告がある。特に腎機能低下の可能性がある患者(高齢者等)には慎重に投与すること。


活性代謝物のアシクロビルとミコフェノール酸 モフェチル代謝物が尿細管分泌で競合すると考えられる。


テオフィリン


本剤の活性代謝物のアシクロビルとの併用により、テオフィリンの中毒症状があらわれることがある。


機序は不明であるが、本剤の活性代謝物のアシクロビルがテオフィリンの代謝を阻害するためテオフィリンの血中濃度が上昇することが考えられる。


副作用:重大な副作用

1: アナフィラキシーショック、アナフィラキシー(いずれも頻度不明)

-アナフィラキシーショック、アナフィラキシー(呼吸困難、血管性浮腫等)があらわれることがある。2: 汎血球減少(0.73%)、無顆粒球症(0.24%)、血小板減少(0.36%)、播種性血管内凝固症候群(DIC)(頻度不明)、血小板減少性紫斑病(頻度不明)

3: 急性腎障害(0.12%)、尿細管間質性腎炎(頻度不明)

-,,4: 精神神経症状(1.09%)

-意識障害(昏睡)、せん妄、妄想、幻覚、錯乱、痙攣、てんかん発作、麻痺、脳症等があらわれることがある。一般に精神神経症状は本剤の投与中止により回復する。,,5: 中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)(いずれも頻度不明)

6: 呼吸抑制、無呼吸(いずれも頻度不明)

7: 間質性肺炎(頻度不明)

8: 肝炎、肝機能障害、黄疸(いずれも頻度不明)

9: 急性膵炎(頻度不明)

副作用:その他副作用


過敏症 -発疹、蕁麻疹、瘙痒、光線過敏症
肝臓 -肝機能検査値の上昇
消化器 -腹痛、下痢、腹部不快感、嘔気-嘔吐
精神神経系 -頭痛-めまい-意識低下
腎臓・泌尿器 -腎障害-排尿困難-尿閉

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 1,405,247 3,848 81,991 130,075 196,660 246,180 236,380 208,108 203,456 90,714 11,683 0
女性 2,280,042 3,030 74,542 264,525 328,511 389,575 397,910 306,208 310,256 170,662 36,414 1,439
合計 3,692,605 6,878 156,533 394,600 525,171 635,755 634,290 514,316 513,712 261,376 48,097 1,439
男性 1,405,247 3,848 81,991 130,075 196,660 246,180 236,380 208,108 203,456 90,714 11,683 0
女性 2,280,042 3,030 74,542 264,525 328,511 389,575 397,910 306,208 310,256 170,662 36,414 1,439
合計 3,692,605 6,878 156,533 394,600 525,171 635,755 634,290 514,316 513,712 261,376 48,097 1,439
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道36,752
東北181,592
関東1,490,119
中部569,709
近畿675,185
中国・四国293,952
九州445,295
合計3,692,605
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道36,752
北東北41,153
南東北119,966
北関東138,600
南関東1,351,519
甲信越93,859
北陸100,118
東海425,405
関西625,512
中国224,045
四国69,907
北九州300,429
南九州53,655
沖縄182,422
合計3,692,605
都道府県別
都道府県名 合計
北海道36,752
青森県30,236
岩手県20,473
宮城県54,305
秋田県10,917
山形県48,387
福島県17,274
茨城県86,090
栃木県20,467
群馬県32,043
埼玉県218,742
千葉県222,907
東京都756,758
神奈川県153,112
新潟県28,982
富山県23,230
石川県55,460
福井県21,428
山梨県11,440
長野県53,437
岐阜県45,234
静岡県75,056
愛知県255,442
三重県49,673
滋賀県54,551
京都府79,308
大阪府283,880
兵庫県165,305
奈良県27,760
和歌山県14,708
鳥取県16,148
島根県4,039
岡山県48,160
広島県120,524
山口県35,174
徳島県11,372
香川県18,938
愛媛県24,598
高知県14,999
福岡県177,528
佐賀県21,904
長崎県28,808
熊本県41,559
大分県30,630
宮崎県27,930
鹿児島県25,725
沖縄県91,211
合計3,692,605
更新予告まとめ