薬剤詳細データ

一般名

【般】バラシクロビル錠500mg

製品名

バラシクロビル錠500mg「NPI」

薬効名

抗ウイルス剤

添付文書(抜粋)

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薬剤名

バラシクロビル錠500mg「NPI」

yj-code

6250019F1349

添付文書No

6250019F1349_1_03

改定年月

2024-03

第1版

一般名

バラシクロビル塩酸塩

薬効分類名

抗ウイルス化学療法剤


用法・用量

[成人] 〈単純疱疹〉 通常、成人にはバラシクロビルとして1回500mgを1日2回経口投与する。 〈造血幹細胞移植における単純ヘルペスウイルス感染症(単純疱疹)の発症抑制〉 通常、成人にはバラシクロビルとして1回500mgを1日2回造血幹細胞移植施行7日前より施行後35日まで経口投与する。 〈帯状疱疹〉 通常、成人にはバラシクロビルとして1回1000mgを1日3回経口投与する。 〈水痘〉 通常、成人にはバラシクロビルとして1回1000mgを1日3回経口投与する。 〈性器ヘルペスの再発抑制〉 通常、成人にはバラシクロビルとして1回500mgを1日1回経口投与する。なお、HIV感染症の患者(CD4リンパ球数100/mm3以上)にはバラシクロビルとして1回500mgを1日2回経口投与する。 [小児] 〈単純疱疹〉 通常、体重40kg以上の小児にはバラシクロビルとして1回500mgを1日2回経口投与する。 〈造血幹細胞移植における単純ヘルペスウイルス感染症(単純疱疹)の発症抑制〉 通常、体重40kg以上の小児にはバラシクロビルとして1回500mgを1日2回造血幹細胞移植施行7日前より施行後35日まで経口投与する。 〈帯状疱疹〉 通常、体重40kg以上の小児にはバラシクロビルとして1回1000mgを1日3回経口投与する。 〈水痘〉 通常、体重40kg以上の小児にはバラシクロビルとして1回1000mgを1日3回経口投与する。 〈性器ヘルペスの再発抑制〉 通常、体重40kg以上の小児にはバラシクロビルとして1回500mgを1日1回経口投与する。なお、HIV感染症の患者(CD4リンパ球数100/mm3以上)にはバラシクロビルとして1回500mgを1日2回経口投与する。

効能・効果

単純疱疹 造血幹細胞移植における単純ヘルペスウイルス感染症(単純疱疹)の発症抑制 帯状疱疹 水痘 性器ヘルペスの再発抑制

相互作用:併用禁忌

相互作用:併用注意

プロベネシド


本剤の活性代謝物のアシクロビルの排泄が抑制され、アシクロビルの平均血漿中濃度曲線下面積(AUC)が48%増加するとの報告がある。特に腎機能低下の可能性がある患者(高齢者等)には慎重に投与すること。


プロベネシドは尿細管分泌に関わるOAT1及びMATE1を阻害するため、活性代謝物のアシクロビルの腎排泄が抑制されると考えられる。


シメチジン


本剤の活性代謝物のアシクロビルの排泄が抑制され、アシクロビルのAUCが27%増加するとの報告がある。特に腎機能低下の可能性がある患者(高齢者等)には慎重に投与すること。


シメチジンは尿細管分泌に関わるOAT1、MATE1及びMATE2-Kを阻害するため、活性代謝物のアシクロビルの腎排泄が抑制されると考えられる。


ミコフェノール酸 モフェチル


本剤の活性代謝物のアシクロビルとの併用により、アシクロビル及びミコフェノール酸 モフェチル代謝物の排泄が抑制され、両方のAUCが増加するとの報告がある。特に腎機能低下の可能性がある患者(高齢者等)には慎重に投与すること。


活性代謝物のアシクロビルとミコフェノール酸 モフェチル代謝物が尿細管分泌で競合すると考えられる。


テオフィリン


本剤の活性代謝物のアシクロビルとの併用により、テオフィリンの中毒症状があらわれることがある。


機序は不明であるが、本剤の活性代謝物のアシクロビルがテオフィリンの代謝を阻害するためテオフィリンの血中濃度が上昇することが考えられる。


副作用:重大な副作用

1: アナフィラキシーショック、アナフィラキシー(いずれも頻度不明)

-アナフィラキシーショック、アナフィラキシー(呼吸困難、血管性浮腫等)があらわれることがある。2: 汎血球減少(0.73%)、無顆粒球症(0.24%)、血小板減少(0.36%)、播種性血管内凝固症候群(DIC)(頻度不明)、血小板減少性紫斑病(頻度不明)

3: 急性腎障害(0.12%)、尿細管間質性腎炎(頻度不明)

-,,4: 精神神経症状(1.09%)

-意識障害(昏睡)、せん妄、妄想、幻覚、錯乱、痙攣、てんかん発作、麻痺、脳症等があらわれることがある。一般に精神神経症状は本剤の投与中止により回復する。,,5: 中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)(いずれも頻度不明)

6: 呼吸抑制、無呼吸(いずれも頻度不明)

7: 間質性肺炎(頻度不明)

8: 肝炎、肝機能障害、黄疸(いずれも頻度不明)

9: 急性膵炎(頻度不明)

副作用:その他副作用


過敏症 -発疹、蕁麻疹、瘙痒、光線過敏症
肝臓 -肝機能検査値の上昇
消化器 -腹痛、下痢、腹部不快感、嘔気-嘔吐
精神神経系 -頭痛-めまい-意識低下
腎臓・泌尿器 -腎障害-排尿困難-尿閉

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 260,831 0 16,155 22,437 35,978 46,206 42,840 39,638 39,300 16,697 1,580 0
女性 409,929 0 14,144 38,089 52,607 66,463 72,585 61,661 62,754 33,532 8,094 0
合計 672,210 0 30,299 60,526 88,585 112,669 115,425 101,299 102,054 50,229 9,674 0
男性 260,831 0 16,155 22,437 35,978 46,206 42,840 39,638 39,300 16,697 1,580 0
女性 409,929 0 14,144 38,089 52,607 66,463 72,585 61,661 62,754 33,532 8,094 0
合計 672,210 0 30,299 60,526 88,585 112,669 115,425 101,299 102,054 50,229 9,674 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道117,210
東北40,874
関東206,762
中部85,520
近畿63,750
中国・四国61,811
九州92,199
合計672,210
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道117,210
北東北24,627
南東北16,247
北関東15,158
南関東191,604
甲信越42,981
北陸1,504
東海69,925
関西34,860
中国38,909
四国22,902
北九州72,833
南九州19,366
沖縄0
合計672,210
都道府県別
都道府県名 合計
北海道117,210
青森県19,094
岩手県0
宮城県15,187
秋田県5,533
山形県1,060
福島県0
茨城県12,442
栃木県2,716
群馬県0
埼玉県26,810
千葉県87,638
東京都37,872
神奈川県39,284
新潟県0
富山県0
石川県1,504
福井県0
山梨県17,982
長野県24,999
岐阜県20,760
静岡県10,073
愛知県10,202
三重県28,890
滋賀県1,718
京都府0
大阪府14,442
兵庫県3,036
奈良県13,396
和歌山県2,268
鳥取県0
島根県0
岡山県5,238
広島県30,050
山口県3,621
徳島県3,960
香川県1,072
愛媛県11,912
高知県5,958
福岡県46,590
佐賀県4,112
長崎県0
熊本県17,796
大分県4,335
宮崎県2,145
鹿児島県17,221
沖縄県0
合計672,210
更新予告まとめ