薬剤詳細データ

一般名

【般】バラシクロビル粒状錠500mg

製品名

バラシクロビル粒状錠500mg「モチダ」

薬効名

抗ウイルス剤

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薬剤名

バラシクロビル粒状錠500mg「モチダ」

yj-code

6250019F2027

添付文書No

6250019F2027_2_05

改定年月

2023-12

第1版

一般名

バラシクロビル塩酸塩

薬効分類名

抗ウイルス化学療法剤


用法・用量

[成人] 〈単純疱疹〉 通常、成人にはバラシクロビルとして1回500mgを1日2回経口投与する。 〈造血幹細胞移植における単純ヘルペスウイルス感染症(単純疱疹)の発症抑制〉 通常、成人にはバラシクロビルとして1回500mgを1日2回造血幹細胞移植施行7日前より施行後35日まで経口投与する。 〈帯状疱疹〉 通常、成人にはバラシクロビルとして1回1000mgを1日3回経口投与する。 〈水痘〉 通常、成人にはバラシクロビルとして1回1000mgを1日3回経口投与する。 〈性器ヘルペスの再発抑制〉 通常、成人にはバラシクロビルとして1回500mgを1日1回経口投与する。なお、HIV感染症の患者(CD4リンパ球数100/mm3以上)にはバラシクロビルとして1回500mgを1日2回経口投与する。 [小児] 〈単純疱疹〉 通常、体重40kg以上の小児にはバラシクロビルとして1回500mgを1日2回経口投与する。 〈造血幹細胞移植における単純ヘルペスウイルス感染症(単純疱疹)の発症抑制〉 通常、体重40kg以上の小児にはバラシクロビルとして1回500mgを1日2回造血幹細胞移植施行7日前より施行後35日まで経口投与する。 〈帯状疱疹〉 通常、体重40kg以上の小児にはバラシクロビルとして1回1000mgを1日3回経口投与する。 〈水痘〉 通常、体重40kg以上の小児にはバラシクロビルとして1回1000mgを1日3回経口投与する。 〈性器ヘルペスの再発抑制〉 通常、体重40kg以上の小児にはバラシクロビルとして1回500mgを1日1回経口投与する。なお、HIV感染症の患者(CD4リンパ球数100/mm3以上)にはバラシクロビルとして1回500mgを1日2回経口投与する。

効能・効果

単純疱疹 造血幹細胞移植における単純ヘルペスウイルス感染症(単純疱疹)の発症抑制 帯状疱疹 水痘 性器ヘルペスの再発抑制

相互作用:併用禁忌

相互作用:併用注意

プロベネシド


本剤の活性代謝物のアシクロビルの排泄が抑制され、アシクロビルの平均血漿中濃度曲線下面積(AUC)が48%増加するとの報告がある。特に腎機能低下の可能性がある患者(高齢者等)には慎重に投与すること。


プロベネシドは尿細管分泌に関わるOAT1及びMATE1を阻害するため、活性代謝物のアシクロビルの腎排泄が抑制されると考えられる。


シメチジン


本剤の活性代謝物のアシクロビルの排泄が抑制され、アシクロビルのAUCが27%増加するとの報告がある。特に腎機能低下の可能性がある患者(高齢者等)には慎重に投与すること。


シメチジンは尿細管分泌に関わるOAT1、MATE1及びMATE2-Kを阻害するため、活性代謝物のアシクロビルの腎排泄が抑制されると考えられる。


ミコフェノール酸 モフェチル


本剤の活性代謝物のアシクロビルとの併用により、アシクロビル及びミコフェノール酸 モフェチル代謝物の排泄が抑制され、両方のAUCが増加するとの報告がある。特に腎機能低下の可能性がある患者(高齢者等)には慎重に投与すること。


活性代謝物のアシクロビルとミコフェノール酸 モフェチル代謝物が尿細管分泌で競合すると考えられる。


テオフィリン


本剤の活性代謝物のアシクロビルとの併用により、テオフィリンの中毒症状があらわれることがある。


機序は不明であるが、本剤の活性代謝物のアシクロビルがテオフィリンの代謝を阻害するためテオフィリンの血中濃度が上昇することが考えられる。


副作用:重大な副作用

1: アナフィラキシーショック、アナフィラキシー(いずれも頻度不明)

-アナフィラキシーショック、アナフィラキシー(呼吸困難、血管性浮腫等)があらわれることがある。2: 汎血球減少(0.73%)、無顆粒球症(0.24%)、血小板減少(0.36%)、播種性血管内凝固症候群(DIC)(頻度不明)、血小板減少性紫斑病(頻度不明)

3: 急性腎障害(0.12%)、尿細管間質性腎炎(頻度不明)

-,,4: 精神神経症状(1.09%)

-意識障害(昏睡)、せん妄、妄想、幻覚、錯乱、痙攣、てんかん発作、麻痺、脳症等があらわれることがある。一般に精神神経症状は本剤の投与中止により回復する。,,5: 中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)(いずれも頻度不明)

6: 呼吸抑制、無呼吸(いずれも頻度不明)

7: 間質性肺炎(頻度不明)

8: 肝炎、肝機能障害、黄疸(いずれも頻度不明)

9: 急性膵炎(頻度不明)

副作用:その他副作用


過敏症 -発疹、蕁麻疹、瘙痒、光線過敏症
肝臓 -肝機能検査値の上昇
消化器 -腹痛、下痢、腹部不快感、嘔気-嘔吐
精神神経系 -頭痛-めまい-意識低下
腎臓・泌尿器 -腎障害-排尿困難-尿閉

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 455,765 1,766 29,657 33,135 52,789 70,578 78,493 71,756 77,485 37,953 3,919 0
女性 791,685 1,927 29,857 67,854 94,498 118,774 135,710 119,833 133,236 76,062 15,861 0
合計 1,252,616 3,693 59,514 100,989 147,287 189,352 214,203 191,589 210,721 114,015 19,780 0
男性 455,765 1,766 29,657 33,135 52,789 70,578 78,493 71,756 77,485 37,953 3,919 0
女性 791,685 1,927 29,857 67,854 94,498 118,774 135,710 119,833 133,236 76,062 15,861 0
合計 1,252,616 3,693 59,514 100,989 147,287 189,352 214,203 191,589 210,721 114,015 19,780 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道62,942
東北111,616
関東347,006
中部185,081
近畿270,411
中国・四国107,643
九州167,920
合計1,252,616
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道62,942
北東北27,142
南東北66,704
北関東69,809
南関東277,197
甲信越42,082
北陸27,798
東海133,891
関西251,721
中国66,801
四国40,842
北九州107,767
南九州39,568
沖縄41,170
合計1,252,616
都道府県別
都道府県名 合計
北海道62,942
青森県23,856
岩手県17,770
宮城県42,556
秋田県3,286
山形県12,914
福島県11,234
茨城県36,147
栃木県14,454
群馬県19,208
埼玉県46,662
千葉県30,176
東京都104,018
神奈川県96,341
新潟県16,685
富山県6,611
石川県15,007
福井県6,180
山梨県9,196
長野県16,201
岐阜県20,520
静岡県31,211
愛知県63,470
三重県18,690
滋賀県20,026
京都府48,193
大阪府75,638
兵庫県93,344
奈良県6,117
和歌山県8,403
鳥取県2,288
島根県1,622
岡山県19,969
広島県21,711
山口県21,211
徳島県15,957
香川県15,864
愛媛県6,896
高知県2,125
福岡県70,152
佐賀県3,697
長崎県25,734
熊本県6,223
大分県1,961
宮崎県25,561
鹿児島県14,007
沖縄県20,585
合計1,252,616
更新予告まとめ