薬剤詳細データ

一般名

マラビロク

製品名

シーエルセントリ錠150mg

薬効名

抗ウイルス化学療法剤(CCR5阻害剤)

添付文書(抜粋)

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薬剤名

シーエルセントリ錠150mg

yj-code

6250034F1025

添付文書No

6250034F1025_2_12

改定年月

2024-08

第5版

一般名

マラビロク

薬効分類名

抗ウイルス化学療法剤(CCR5阻害剤)


用法・用量

通常、成人にはマラビロクとして1回300mgを1日2回経口投与する。なお、投与に際しては必ず他の抗HIV薬を併用し、併用薬に応じて適宜増減すること。本剤は、食事の有無にかかわらず投与できる。

効能・効果

CCR5指向性HIV-1感染症

相互作用:併用禁忌

相互作用:併用注意

HIVプロテアーゼ阻害剤


アタザナビル硫酸塩アタザナビル硫酸塩+リトナビルロピナビル・リトナビルサキナビル+リトナビルダルナビルエタノール付加物+リトナビルネルフィナビルメシル酸塩インジナビル硫酸塩ホスアンプレナビルカルシウム水和物+リトナビル,


本剤の血中濃度が上昇するおそれがあるので、本剤の用量を150mg1日2回に減量すること。


これらのプロテアーゼ阻害剤はCYP3A4の代謝活性を阻害するため、本剤の血中濃度が上昇するおそれがある。


HIVプロテアーゼ阻害剤+非ヌクレオシド系逆転写酵素阻害剤(NNRTI)


HIVプロテアーゼ阻害剤(tipranavir+リトナビルを除く)+エファビレンツ又はエトラビリン,


本剤の血中濃度が上昇するおそれがあるので、本剤の用量を150mg1日2回に減量すること。


これらのプロテアーゼ阻害剤はCYP3A4の代謝活性を阻害するため、本剤の血中濃度が上昇するおそれがある。


HIVプロテアーゼ阻害剤(tipranavir/リトナビルを除く)+リファブチン


本剤の血中濃度が上昇するおそれがあるので、本剤の用量を150mg1日2回に減量すること。


これらのプロテアーゼ阻害剤はCYP3A4の代謝活性を阻害するため、本剤の血中濃度が上昇するおそれがある。


NNRTI


デラビルジンメシル酸塩


本剤の血中濃度が上昇するおそれがあるので、本剤の用量を150mg1日2回に減量すること。


これらの薬剤はCYP3A4の代謝活性を阻害するため、本剤の血中濃度が上昇するおそれがある。


抗真菌剤


イトラコナゾールケトコナゾール,


本剤の血中濃度が上昇するおそれがあるので、本剤の用量を150mg1日2回に減量すること。


これらの薬剤はCYP3A4の代謝活性を阻害するため、本剤の血中濃度が上昇するおそれがある。


抗菌剤


クラリスロマイシンテリスロマイシン


本剤の血中濃度が上昇するおそれがあるので、本剤の用量を150mg1日2回に減量すること。


これらの薬剤はCYP3A4の代謝活性を阻害するため、本剤の血中濃度が上昇するおそれがある。


テラプレビル,


本剤の血中濃度が上昇するおそれがあるので、本剤の用量を150mg1日2回に減量すること。


これらの薬剤はCYP3A4の代謝活性を阻害するため、本剤の血中濃度が上昇するおそれがある。


nefazodone


本剤の血中濃度が上昇するおそれがあるので、本剤の用量を150mg1日2回に減量すること。


これらの薬剤はCYP3A4の代謝活性を阻害するため、本剤の血中濃度が上昇するおそれがある。


NNRTI


エファビレンツエトラビリン,


本剤の血中濃度が低下するおそれがあるので、強力なCYP3A4阻害剤を併用せずにこれらの薬剤を併用投与する場合、本剤の用量を600mg1日2回に増量すること。


これらの薬剤はCYP3A4の代謝活性を誘導するため、本剤の血中濃度が低下するおそれがある。


抗菌剤


リファンピシン,


本剤の血中濃度が低下するおそれがあるので、強力なCYP3A4阻害剤を併用せずにこれらの薬剤を併用投与する場合、本剤の用量を600mg1日2回に増量すること。


これらの薬剤はCYP3A4の代謝活性を誘導するため、本剤の血中濃度が低下するおそれがある。


カルバマゼピンフェノバルビタールフェニトイン


本剤の血中濃度が低下するおそれがあるので、強力なCYP3A4阻害剤を併用せずにこれらの薬剤を併用投与する場合、本剤の用量を600mg1日2回に増量すること。


これらの薬剤はCYP3A4の代謝活性を誘導するため、本剤の血中濃度が低下するおそれがある。


リファンピシン+エファビレンツ,


本剤の血中濃度が著しく低下して至適水準を下回り、ウイルス学的効果の消失や本剤に対する耐性が生じる可能性があるので、本剤とこれらの薬剤の併用は推奨されない。


これらの薬剤等はCYP3A4の代謝活性を誘導するため、本剤の血中濃度が著しく低下するおそれがある。


セイヨウオトギリソウ(St.John’s Wort、セント・ジョーンズ・ワート)含有食品


本剤の血中濃度が著しく低下して至適水準を下回り、ウイルス学的効果の消失や本剤に対する耐性が生じる可能性があるので、本剤投与時はセイヨウオトギリソウ含有食品を摂取しないように注意すること。


これらの薬剤等はCYP3A4の代謝活性を誘導するため、本剤の血中濃度が著しく低下するおそれがある。


降圧作用を有する薬剤


アムロジピン


オルメサルタン


ビソプロロール等


本剤の血中濃度の上昇に相関して、起立性低血圧が発現することが確認されている。本剤と降圧作用を有する薬剤とを併用した場合に起立性低血圧が発現することを示す試験はないものの、降圧作用を有する薬剤を併用中の患者は、起立性低血圧及び低血圧に関連する症状の発現に十分注意する必要がある。


機序不明


副作用:重大な副作用

1: 心筋虚血(0.5%未満)

2: 肝硬変、肝不全、肝酵素上昇、肝機能検査異常(いずれも0.5%未満)

-,3: 肺炎、食道カンジダ症(いずれも0.5%未満)

4: 胆管癌、骨転移、肝転移、腹膜転移(いずれも0.5%未満)

5: 汎血球減少症、好中球減少症、リンパ節症(いずれも0.5%未満)

6: 幻覚(0.5%未満)

7: 脳血管発作、意識消失、てんかん、小発作てんかん、痙攣、顔面神経麻痺、多発ニューロパシー、反射消失(いずれも0.5%未満)

8: 白内障(0.5%未満)

9: 呼吸窮迫、気管支痙攣(いずれも0.5%未満)

10: 膵炎、直腸出血(いずれも0.5%未満)

11: 筋炎(0.5%未満)

12: 腎不全、多尿(いずれも0.5%未満)

13: 皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)(0.5%未満)

副作用:その他副作用


血液 -貧血-ヘマトクリット減少、ヘモグロビン減少、好中球数減少、白血球数減少、血小板数減少
感染症及び寄生虫症 -鼻咽頭炎、耳感染、真菌感染、感染性筋炎、インフルエンザ、ウイルス感染
代謝及び栄養障害 -高トリグリセリド血症、高血糖、食欲亢進、食欲減退、インスリン抵抗性糖尿病、多飲症
精神障害 -不眠症-異常な夢、うつ病、感情障害、気分循環性障害、失見当識、多幸気分、リビドー減退、気分変動
神経系障害 -浮動性めまい、味覚異常、頭痛-錯感覚、傾眠、感覚鈍麻、末梢性ニューロパシー、失神、精神運動亢進、レストレスレッグス症候群、振戦、味覚消失、健忘、記憶障害、異常感覚、副鼻腔炎に伴う頭痛、三叉神経痛
眼障害 -眼刺激、眼乾燥、眼痛、弱視、アレルギー性結膜炎
耳及び迷路障害 -耳痛、乗物酔い、耳漏、鼓膜充血
心臓障害 -第一度房室ブロック、徐脈、頻脈、動悸
血管障害 -ほてり、レイノー現象、起立性低血圧
呼吸器、胸郭及び縦隔障害 -咳嗽-鼻閉、鼻乾燥、季節性鼻炎、呼吸困難、発声障害、肺気腫、肺障害、咽頭紅斑、咽喉頭不快感、咽喉頭疼痛、咽喉絞扼感、低音性連続性ラ音、上気道うっ血
胃腸障害 -便秘、腹痛、消化不良、悪心、鼓腸、嘔吐、下痢-口の錯感覚、口の感覚鈍麻、口唇水疱、口腔内潰瘍形成、口唇のひび割れ、舌痛、歯痛、嚥下障害、おくび、レッチング、腹部膨満、胃食道逆流性疾患、腹部不快感、消化器痛、白色便、異常便、排便痛
肝胆道系障害 -肝脾腫大、黄疸
皮膚及び皮下組織障害 -発疹-脱毛症、紅斑、体脂肪の再分布/蓄積、ざ瘡、冷汗、湿疹、過角化、爪の障害、爪変色、皮膚灼熱感、皮膚剥脱、皮膚刺激、そう痒症、毛包炎
筋骨格系及び結合組織障害 -背部痛、頚部痛、筋痙縮、四肢痛、筋痛、肋軟骨炎、鼡径部腫瘤、筋緊張、筋骨格痛、ミオパシー
腎及び尿路障害 -夜間頻尿、尿失禁、蛋白尿、着色尿、血尿
生殖系及び乳房障害 -勃起不全、良性前立腺肥大症、乳房腫瘤、乳房圧痛、不正子宮出血、乳頭痛、骨盤痛
全身障害及び投与局所様態 -疲労-無力症、異常感、胸部不快感、胸痛、易刺激性、口渇、脂肪織増加、全身性浮腫、炎症、インフルエンザ様疾患、薬物不耐性、注射部位反応、注射部位硬結、注射部位疼痛
臨床検査 -ALT増加、AST増加、γGTP増加、血中クレアチンホスホキナーゼ増加、血中トリグリセリド増加、血中コレステロール増加、血中クレアチニン増加、血中鉄減少、血中カリウム減少、血中カリウム増加、ウイルス負荷増加、心電図QT延長、体温上昇、体重増加、体重減少
傷害、中毒及び処置合併症 -転倒、筋損傷、肋骨骨折

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道0
東北0
関東0
中部0
近畿0
中国・四国0
九州0
合計0
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道0
北東北0
南東北0
北関東0
南関東0
甲信越0
北陸0
東海0
関西0
中国0
四国0
北九州0
南九州0
沖縄0
合計0
都道府県別
都道府県名 合計
北海道0
青森県0
岩手県0
宮城県0
秋田県0
山形県0
福島県0
茨城県0
栃木県0
群馬県0
埼玉県0
千葉県0
東京都0
神奈川県0
新潟県0
富山県0
石川県0
福井県0
山梨県0
長野県0
岐阜県0
静岡県0
愛知県0
三重県0
滋賀県0
京都府0
大阪府0
兵庫県0
奈良県0
和歌山県0
鳥取県0
島根県0
岡山県0
広島県0
山口県0
徳島県0
香川県0
愛媛県0
高知県0
福岡県0
佐賀県0
長崎県0
熊本県0
大分県0
宮崎県0
鹿児島県0
沖縄県0
合計0
更新予告まとめ