薬剤詳細データ

一般名

リルピビリン塩酸塩

製品名

エジュラント錠25mg

薬効名

抗ウイルス剤

添付文書(抜粋)

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薬剤名

エジュラント錠25mg

yj-code

6250036F1024

添付文書No

6250036F1024_1_20

改定年月

2024-09

第6版

一般名

リルピビリン塩酸塩

薬効分類名

抗ウイルス化学療法剤[非ヌクレオシド系逆転写酵素阻害剤(NNRTI)]


用法・用量

通常、成人にはリルピビリンとして1回25mgを1日1回食事中又は食直後に経口投与する。投与に際しては、必ず他の抗HIV薬と併用すること。

効能・効果

HIV-1感染症

相互作用:併用禁忌

リファンピシン


リファジン


,


本剤の血中濃度が低下し、本剤の効果が減弱するおそれがある。


これらの薬剤のCYP3A誘導作用により、本剤の代謝が促進される。


カルバマゼピン


テグレトール


フェノバルビタール


フェノバール等


フェニトイン


アレビアチン、ヒダントール


フェニトイン・フェノバルビタール


ヒダントールD/E/F、複合アレビアチン


ホスフェニトイン


ホストイン


本剤の血中濃度が低下し、本剤の効果が減弱するおそれがある。


これらの薬剤のCYP3A誘導作用により、本剤の代謝が促進される。


デキサメタゾン(全身投与)(単回投与を除く)


デカドロン等


本剤の血中濃度が低下し、本剤の効果が減弱するおそれがある。


これらの薬剤のCYP3A誘導作用により、本剤の代謝が促進される。


セイヨウオトギリソウ(St.John’s Wort、セント・ジョーンズ・ワート)含有食品


本剤の血中濃度が低下し、本剤の効果が減弱するおそれがある。


これらの薬剤のCYP3A誘導作用により、本剤の代謝が促進される。


プロトンポンプ阻害剤


オメプラゾール


オメプラール、オメプラゾン


ランソプラゾール


タケプロン


アスピリン・ランソプラゾール


タケルダ


ラベプラゾール


パリエット


エソメプラゾール


ネキシウム


ボノプラザンフマル酸塩


タケキャブ


アスピリン・ボノプラザンフマル酸塩


キャブピリン


,


本剤の血中濃度が低下し、本剤の効果が減弱するおそれがある。


胃内のpH上昇により、本剤の吸収が低下する。


相互作用:併用注意

リファブチン,


本剤の血中濃度が低下し、本剤の効果が減弱するおそれがある。


リファブチンのCYP3A誘導作用により、本剤の代謝が促進される。


H2遮断剤


ファモチジンシメチジンニザチジンラニチジン


本剤の血中濃度が低下し、本剤の効果が減弱するおそれがある。これらの薬剤は、本剤投与の12時間以上前又は4時間以上後に投与すること。


胃内のpH上昇により、本剤の吸収が低下する。


制酸剤


乾燥水酸化アルミニウムゲル沈降炭酸カルシウム等


本剤の血中濃度が低下し、本剤の効果が減弱するおそれがある。これらの薬剤は、本剤投与の2時間以上前又は4時間以上後に投与すること。


胃内のpH上昇により、本剤の吸収が低下する。


クラリスロマイシンエリスロマイシン


本剤の血中濃度が上昇する可能性がある。代替としてアジスロマイシン等を考慮すること。


これらの薬剤のCYP3A阻害作用により、本剤の代謝が阻害される。


メサドン


メサドンの血中濃度が低下することがある。


機序不明


QT延長を起こすことが知られている薬剤


アミオダロンソタロール等


,


QT延長、心室性頻拍(Torsade de Pointesを含む)が発現するおそれがある。


本剤75mg及び300mg投与時にQT延長が認められている。


ヌクレオシド/ヌクレオチド系逆転写酵素阻害剤(NRTI/NtRTI)


ジダノシン


本剤(食直後投与)とジダノシン400mg 1日1回(空腹時投与)を併用したとき、本剤及びジダノシンの薬物動態に影響はみられなかった。本剤とジダノシンを併用するときは用量を調節する必要はないが、ジダノシンは空腹時に服用することが望ましいため、本剤服用(食事中又は食直後)の1時間前又は2時間後にジダノシンを投与するなど本剤と同時に投与しないこと。


テノホビル


テノホビル(フマル酸テノホビルジソプロキシル300mg 1日1回)を併用したとき、テノホビルのCmax及びAUCがそれぞれ19%及び23%増加した。本剤とテノホビルを併用するとき、用量を調節する必要はない。


機序不明


プロテアーゼ阻害剤(PI)


ダルナビル/リトナビル


ダルナビル/リトナビル800/100mgを1日1回併用したとき、本剤のCmax及びAUCがそれぞれ79%及び130%増加した。ダルナビル/リトナビルと併用する場合には、用量を調節する必要はない。


ダルナビル/リトナビルのCYP3A阻害作用により、本剤の代謝が阻害される。


ロピナビル・リトナビル配合剤


ロピナビル・リトナビル400・100mgを1日2回併用したとき、本剤のCmax及びAUCがそれぞれ29%及び52%増加した。ロピナビル・リトナビルと併用する場合には、用量を調節する必要はない。


ロピナビル・リトナビルのCYP3A阻害作用により、本剤の代謝が阻害される。


他のPI


アタザナビル/リトナビルホスアンプレナビル/リトナビル


PIとの併用により、本剤の血中濃度が上昇する可能性がある。また、本剤は、PIの血中濃度に影響を与えないと推察される。


PIのCYP3A阻害作用により、本剤の代謝が阻害される。


インテグラーゼ阻害剤


ラルテグラビル


ラルテグラビル400mgを1日2回併用したとき、本剤の薬物動態に影響を与えなかった。ラルテグラビルのCmax及びAUCがそれぞれ10%及び9%増加した。ラルテグラビルと併用する場合には、用量を調節する必要はない。


機序不明


副作用:重大な副作用

副作用:その他副作用

〈カボテグラビル経口剤以外の抗HIV薬併用時〉
免疫系障害 -免疫再構築症候群
代謝及び栄養障害 -食欲減退-体脂肪の再分布/蓄積
精神障害 -不眠症、異常な夢、うつ病-睡眠障害、抑うつ気分
神経系障害 -頭痛、浮動性めまい-傾眠
胃腸障害 -悪心、腹痛、嘔吐-腹部不快感、口内乾燥
皮膚及び皮下組織障害 -発疹
一般・全身障害及び投与部位の状態 -疲労
臨床検査 -低リン酸血症、低ナトリウム血症、高ナトリウム血症、白血球数減少、AST増加、ALT増加、高ビリルビン血症、総コレステロール増加、低血糖、高血糖、LDLコレステロール増加、膵型アミラーゼ増加、リパーゼ増加-ALP増加、ヘモグロビン減少、トリグリセリド増加〈カボテグラビル経口剤併用時〉
精神・神経系 -頭痛、不安、異常な夢、不眠症、浮動性めまい-うつ病、傾眠
消化器 -悪心、下痢-嘔吐、腹痛、鼓腸
皮膚 -発疹
筋骨格 -筋肉痛
全身症状 -発熱、疲労、無力症、倦怠感
肝臓 -肝機能障害
臨床検査 -体重増加、トランスアミナーゼ上昇、リパーゼ増加-総ビリルビン上昇

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 53,532 0 0 0 9,953 18,068 13,815 6,378 5,318 0 0 0
女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
合計 57,150 0 0 0 9,953 18,068 13,815 6,378 5,318 0 0 0
男性 53,532 0 0 0 9,953 18,068 13,815 6,378 5,318 0 0 0
女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
合計 57,150 0 0 0 9,953 18,068 13,815 6,378 5,318 0 0 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道2,719
東北0
関東30,506
中部3,367
近畿10,513
中国・四国1,342
九州6,201
合計57,150
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道2,719
北東北0
南東北0
北関東0
南関東30,506
甲信越0
北陸0
東海3,367
関西10,513
中国1,342
四国0
北九州3,744
南九州0
沖縄4,914
合計57,150
都道府県別
都道府県名 合計
北海道2,719
青森県0
岩手県0
宮城県0
秋田県0
山形県0
福島県0
茨城県0
栃木県0
群馬県0
埼玉県0
千葉県0
東京都26,696
神奈川県3,810
新潟県0
富山県0
石川県0
福井県0
山梨県0
長野県0
岐阜県0
静岡県0
愛知県3,367
三重県0
滋賀県0
京都府0
大阪府9,373
兵庫県1,140
奈良県0
和歌山県0
鳥取県0
島根県0
岡山県0
広島県1,342
山口県0
徳島県0
香川県0
愛媛県0
高知県0
福岡県3,744
佐賀県0
長崎県0
熊本県0
大分県0
宮崎県0
鹿児島県0
沖縄県2,457
合計57,150
更新予告まとめ