薬剤詳細データ

一般名

リルピビリン塩酸塩

製品名

オデフシィ配合錠

薬効名

抗ウイルス剤

添付文書(抜粋)

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薬剤名

オデフシィ配合錠

yj-code

6250114F1026

添付文書No

6250114F1026_1_09

改定年月

2024-09

第5版

一般名

リルピビリン塩酸塩

薬効分類名

抗ウイルス化学療法剤


用法・用量

通常、成人及び12歳以上かつ体重35kg以上の小児には、1回1錠(リルピビリンとして25mg、テノホビル アラフェナミドとして25mg及びエムトリシタビンとして200mgを含有)を1日1回食事中又は食直後に経口投与する。

効能・効果

HIV-1感染症

相互作用:併用禁忌

リファンピシン


リファジン


リファブチン


ミコブティン


,


リルピビリン及びテノホビル アラフェナミドの血中濃度が低下し、本剤の効果が減弱するおそれがある。


これらの薬剤のCYP3A誘導作用により、リルピビリンの代謝が促進される。これらの薬剤のP糖蛋白誘導作用により、テノホビル アラフェナミドの血漿中濃度が低下するおそれがある。


カルバマゼピン


テグレトール


フェノバルビタール


フェノバール等


フェニトイン


アレビアチン、ヒダントール


フェニトイン・フェノバルビタール


ヒダントールD/E/F、複合アレビアチン


ホスフェニトイン


ホストイン


リルピビリン及びテノホビル アラフェナミドの血中濃度が低下し、本剤の効果が減弱するおそれがある。


これらの薬剤のCYP3A誘導作用により、リルピビリンの代謝が促進される。これらの薬剤のP糖蛋白誘導作用により、テノホビル アラフェナミドの血漿中濃度が低下するおそれがある。


セイヨウオトギリソウ(St.John’s Wort、セント・ジョーンズ・ワート)含有食品


リルピビリン及びテノホビル アラフェナミドの血中濃度が低下し、本剤の効果が減弱するおそれがある。


これらの薬剤のCYP3A誘導作用により、リルピビリンの代謝が促進される。これらの薬剤のP糖蛋白誘導作用により、テノホビル アラフェナミドの血漿中濃度が低下するおそれがある。


デキサメタゾン(全身投与)(単回投与を除く)


デカドロン等


リルピビリンの血中濃度が低下し、本剤の効果が減弱するおそれがある。


これらの薬剤のCYP3A誘導作用により、リルピビリンの代謝が促進される。


プロトンポンプ阻害剤


オメプラゾール


オメプラール、オメプラゾン


ランソプラゾール


タケプロン


アスピリン・ランソプラゾール


タケルダ


ラベプラゾール


パリエット


エソメプラゾール


ネキシウム


ボノプラザンフマル酸塩


タケキャブ


アスピリン・ボノプラザンフマル酸塩


キャブピリン


,


リルピビリンの血中濃度が低下し、本剤の効果が減弱するおそれがある。


胃内のpH上昇により、リルピビリンの吸収が低下する。


相互作用:併用注意

H2遮断剤


ファモチジンシメチジンニザチジンラニチジン


リルピビリンの血中濃度が低下し、本剤の効果が減弱するおそれがある。これらの薬剤は、本剤投与の12時間以上前又は4時間以上後に投与すること。


胃内のpH上昇により、リルピビリンの吸収が低下する。


制酸剤


乾燥水酸化アルミニウムゲル沈降炭酸カルシウム等


リルピビリンの血中濃度が低下し、本剤の効果が減弱するおそれがある。これらの薬剤は、本剤投与の2時間以上前又は4時間以上後に投与すること。


胃内のpH上昇により、リルピビリンの吸収が低下する。


クラリスロマイシンエリスロマイシン


リルピビリンの血中濃度が上昇する可能性がある。代替としてアジスロマイシン等を考慮すること。


これらの薬剤のCYP3A阻害作用により、リルピビリンの代謝が阻害される。


メサドン


メサドンの血中濃度が低下することがある。


機序不明


アシクロビルバラシクロビルガンシクロビルバルガンシクロビル等


これらの薬剤、テノホビル又はエムトリシタビンの血中濃度が上昇し、有害事象を増強するおそれがある。


尿細管への能動輸送により排泄される薬剤と併用する場合、排泄経路の競合により排泄が遅延する。


QT延長を起こすことが知られている薬剤


アミオダロンソタロール等


,


QT延長、心室性頻拍(Torsade de Pointesを含む)が発現するおそれがある。


リルピビリン75mg及び300mg投与時にQT延長が認められている。


腎毒性を有する薬剤,


これらの薬剤との併用は避けることが望ましい。


これらの薬剤との併用により血漿中濃度が上昇するおそれがある。


副作用:重大な副作用

1: 重度の腎機能障害(頻度不明)

-急性腎障害、腎不全、腎尿細管壊死、ファンコニー症候群、近位尿細管腎症、間質性腎炎(急性を含む)、腎性尿崩症等の重度の腎機能障害があらわれることがある。臨床検査値に異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。特に腎機能障害の既往がある患者や腎毒性のある薬剤が投与されている患者では注意すること。2: 乳酸アシドーシス及び脂肪沈着による重度の肝腫大(脂肪肝)(頻度不明)

-乳酸アシドーシス又は肝細胞毒性が疑われる臨床症状又は検査値異常(アミノトランスフェラーゼの急激な上昇等)が認められた場合には、本剤の投与を一時中止すること。特に肝疾患の危険因子を有する患者においては注意すること。テノホビル又はエムトリシタビンを含む核酸系逆転写酵素阻害剤の単独投与又はこれらの併用療法により、重篤な乳酸アシドーシス及び脂肪沈着による重度の肝腫大(脂肪肝)が、女性に多く報告されている。

副作用:その他副作用


免疫系障害 -免疫再構築症候群
代謝及び栄養障害 -食欲減退-体重増加、体脂肪の再分布/蓄積
精神障害 -不眠症、異常な夢-うつ病、睡眠障害-抑うつ気分
神経系障害 -頭痛-浮動性めまい、傾眠
胃腸障害 -下痢、鼓腸、悪心-腹痛、嘔吐、腹部不快感、消化不良
肝胆道系障害 -トランスアミナーゼ上昇
皮膚及び皮下組織障害 -発疹-血管性浮腫、蕁麻疹
一般・全身障害及び投与部位の状態 -疲労

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 94,358 0 0 1,320 14,595 33,594 28,050 10,016 6,783 0 0 0
女性 8,270 0 0 0 0 3,890 4,380 0 0 0 0 0
合計 104,548 0 0 1,320 14,595 37,484 32,430 10,016 6,783 0 0 0
男性 94,358 0 0 1,320 14,595 33,594 28,050 10,016 6,783 0 0 0
女性 8,270 0 0 0 0 3,890 4,380 0 0 0 0 0
合計 104,548 0 0 1,320 14,595 37,484 32,430 10,016 6,783 0 0 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道1,612
東北1,080
関東58,025
中部9,390
近畿20,540
中国・四国0
九州10,697
合計104,548
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道1,612
北東北0
南東北1,080
北関東2,460
南関東55,565
甲信越0
北陸1,080
東海8,310
関西20,540
中国0
四国0
北九州9,527
南九州0
沖縄2,340
合計104,548
都道府県別
都道府県名 合計
北海道1,612
青森県0
岩手県0
宮城県1,080
秋田県0
山形県0
福島県0
茨城県0
栃木県0
群馬県2,460
埼玉県0
千葉県4,980
東京都45,965
神奈川県4,620
新潟県0
富山県0
石川県1,080
福井県0
山梨県0
長野県0
岐阜県0
静岡県0
愛知県8,310
三重県0
滋賀県0
京都府0
大阪府17,840
兵庫県2,700
奈良県0
和歌山県0
鳥取県0
島根県0
岡山県0
広島県0
山口県0
徳島県0
香川県0
愛媛県0
高知県0
福岡県9,527
佐賀県0
長崎県0
熊本県0
大分県0
宮崎県0
鹿児島県0
沖縄県1,170
合計104,548
更新予告まとめ