薬剤詳細データ 一般名 スルファメトキサゾール・トリメトプリム製剤 製品名 ダイフェン配合錠 薬効名 合成抗菌剤 エビでやんす論文検索 添付文書(抜粋) 添付文書の抜粋となっています。 最新の添付文書はこちらよりご参照ください 薬剤名 ダイフェン配合錠 yj-code 6290100F2107 添付文書No 6290100D1070_1_19 改定年月 2021-08 版 第1版 一般名 スルファメトキサゾール・トリメトプリム製剤 薬効分類名 合成抗菌剤 用法・用量 〈一般感染症〉 通常、成人には1日量4錠(顆粒の場合は4g)を2回に分割し、経口投与する。ただし、年齢、症状に応じて適宜増減する。 〈ニューモシスチス肺炎の治療及び発症抑制〉 (1)治療に用いる場合 通常、成人には1日量9~12錠(顆粒の場合は9~12g)を3~4回に分割し、経口投与する。通常、小児にはトリメトプリムとして1日量15~20mg/kgを3~4回に分割し、経口投与する。ただし、年齢、症状に応じて適宜増減する。 (2)発症抑制に用いる場合 通常、成人には1日1回1~2錠(顆粒の場合は1~2g)を連日又は週3日経口投与する。通常、小児にはトリメトプリムとして1日量4~8mg/kgを2回に分割し、連日又は週3日経口投与する。 効能・効果 ○ 一般感染症 <適応菌種>スルファメトキサゾール/トリメトプリムに感性の腸球菌属、大腸菌、赤痢菌、チフス菌、パラチフス菌、シトロバクター属、クレブシエラ属、エンテロバクター属、プロテウス属、モルガネラ・モルガニー、プロビデンシア・レットゲリ、インフルエンザ菌<適応症>肺炎、慢性呼吸器病変の二次感染複雑性膀胱炎、腎盂腎炎感染性腸炎、腸チフス、パラチフス ○ ニューモシスチス肺炎の治療及び発症抑制 <適応菌種>ニューモシスチス・イロベチー<適応症>ニューモシスチス肺炎、ニューモシスチス肺炎の発症抑制 相互作用:併用禁忌 相互作用:併用注意 葉酸代謝阻害作用を有する薬剤メトトレキサートメトトレキサートの作用を増強し、汎血球減少等があらわれることがある。共に葉酸代謝阻害作用を有するためと考えられている。葉酸代謝阻害作用を有する薬剤スルファドキシン・ピリメタミンピリメタミンとの併用により、巨赤芽球性貧血があらわれることがある。共に葉酸代謝阻害作用を有するためと考えられている。葉酸代謝阻害作用を有する薬剤ジアフェニルスルホン,ジアフェニルスルホンとの併用により、血液障害(巨赤芽球性貧血、汎血球減少等)があらわれることがある。共に葉酸代謝阻害作用を有するため、また、トリメトプリムがCYP2C8を阻害するためと考えられている。レパグリニドレパグリニドの血中濃度が上昇することがある。トリメトプリムがCYP2C8を阻害するためと考えられている。スルホニルウレア系経口糖尿病用剤グリクラジド、グリベンクラミド等これらの薬剤の血糖降下作用を増強し、低血糖症状があらわれることがある。本剤がこれらの薬剤の肝臓での代謝を抑制する。クマリン系抗凝血剤ワルファリンカリウムクマリン系抗凝血剤の作用を増強し、出血があらわれることがある。本剤がこれらの薬剤の肝臓での代謝を抑制する。フェニトインフェニトインの作用を増強することがある。本剤がフェニトインの肝臓での代謝を抑制するためと考えられている。シクロスポリン腎機能障害が増強されることがある。共に腎毒性を有するためと考えられている。危険因子:特に腎移植後の患者タクロリムス水和物腎機能障害が増強されることがある。共に腎毒性を有するためと考えられている。ジドブジンジドブジンの毒性を増強し、顆粒球減少等があらわれることがある。機序は不明である。ガンシクロビル、バルガンシクロビル塩酸塩ガンシクロビルの腎クリアランスが12.9%減少し、消失半減期が18.1%延長し、トリメトプリムのCminが12.7%増加したとの報告がある。機序は不明である。ラミブジン含有製剤ラミブジンのAUCが43%増加し、全身クリアランスが30%、腎クリアランスが35%減少したとの報告がある。本剤の成分であるトリメトプリムがこれらの薬剤の尿細管分泌を低下させるためと考えられている。ジゴキシン製剤ジゴキシンの血中濃度が上昇することがある。本剤の成分であるトリメトプリムがこれらの薬剤の尿細管分泌を低下させるためと考えられている。三環系抗うつ剤等クロミプラミン塩酸塩、イミプラミン塩酸塩、アミトリプチリン塩酸塩等三環系抗うつ剤等の効果が減弱することがある。機序は不明である。アンジオテンシンⅡ受容体拮抗剤オルメサルタン メドキソミル等アンジオテンシン変換酵素阻害剤エナラプリルマレイン酸塩等抗アルドステロン剤・カリウム保持性利尿剤スピロノラクトン等これらの薬剤との併用により、高カリウム血症があらわれることがある。共に血清カリウムを上昇させるためと考えられている。 副作用:重大な副作用 1: 再生不良性貧血、溶血性貧血、巨赤芽球性貧血、メトヘモグロビン血症、汎血球減少、無顆粒球症、血小板減少症(以上頻度不明)-,,,,2: 血栓性血小板減少性紫斑病(TTP)、溶血性尿毒症症候群(HUS)(以上頻度不明)-TTP(主徴:血小板減少、破砕赤血球の出現を認める溶血性貧血、精神神経症状、発熱、腎機能障害)、HUS(主徴:血小板減少、破砕赤血球の出現を認める溶血性貧血、急性腎障害)があらわれることがあるので、異常が認められた場合には投与を中止し、血漿交換等の適切な処置を行うこと。3: ショック、アナフィラキシー(以上頻度不明)-初期症状:不快感、口内異常感、喘鳴、眩暈、便意、耳鳴、発汗、浮腫等,4: 中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、多形紅斑(以上頻度不明)5: 薬剤性過敏症症候群(頻度不明)-初期症状として発疹、発熱がみられ、更に肝機能障害、リンパ節腫脹、白血球増加、好酸球増多、異型リンパ球出現等を伴う遅発性の重篤な過敏症状があらわれることがある。なお、ヒトヘルペスウイルス6(HHV-6)等のウイルスの再活性化を伴うことが多く、投与中止後も発疹、発熱、肝機能障害等の症状が再燃あるいは遷延化することがあるので注意すること。6: 急性膵炎(頻度不明)7: 偽膜性大腸炎等の血便を伴う重篤な大腸炎(頻度不明)-腹痛、頻回の下痢があらわれた場合には直ちに投与を中止するなど適切な処置を行うこと。8: 重度の肝障害(頻度不明)-,9: 急性腎障害、間質性腎炎(以上頻度不明)-,10: 無菌性髄膜炎、末梢神経炎(以上頻度不明)11: 間質性肺炎、PIE症候群(以上頻度不明)-発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X線異常、好酸球増多等12: 低血糖発作(頻度不明)-,13: 高カリウム血症、低ナトリウム血症(以上頻度不明)-これらの電解質異常があらわれることがある。異常が認められた場合には投与を中止し、電解質補正等の適切な処置を行うこと。特に本剤を高用量で投与する場合(ニューモシスチス肺炎の治療)は、十分に注意すること。,14: 横紋筋融解症(頻度不明)-筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇等を特徴とする横紋筋融解症があらわれることがある。これに伴い急激に腎機能が悪化し、急性腎障害等の重篤な症状に至ることがある。 副作用:その他副作用 血液 -顆粒球減少-血小板減少過敏症 -発疹、そう痒感-紅斑-水疱、蕁麻疹、光線過敏症皮膚 -皮膚血管炎(白血球破砕性血管炎、IgA血管炎等)消化器 -食欲不振、悪心・嘔吐、下痢、便秘、腹痛、胃不快感、舌炎、口角炎・口内炎-口渇-血便肝臓 -AST上昇、ALT上昇-黄疸、Al-P上昇腎臓 -腎障害(BUNの上昇、血尿等)精神神経系 -頭痛-めまい・ふらふら感、しびれ感-ふるえ、脱力・倦怠感、うとうと状態その他 -発熱・熱感-血圧下降、胸内苦悶、発汗、血色素尿-関節痛、筋(肉)痛、ぶどう膜炎、血圧上昇、動悸、顔面潮紅、浮腫 年代別 ※令和4年度データ 性別・年代別 区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~ 男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 性別・年代別グラフ 都道府県別 ※令和4年度データ 地方区分別(7) 地方区分名 合計 北海道0東北0関東0中部0近畿0中国・四国0九州0合計0 地方区分別(14) 地方区分名 合計 北海道0北東北0南東北0北関東0南関東0甲信越0北陸0東海0関西0中国0四国0北九州0南九州0沖縄0合計0 都道府県別 都道府県名 合計 北海道0青森県0岩手県0宮城県0秋田県0山形県0福島県0茨城県0栃木県0群馬県0埼玉県0千葉県0東京都0神奈川県0新潟県0富山県0石川県0福井県0山梨県0長野県0岐阜県0静岡県0愛知県0三重県0滋賀県0京都府0大阪府0兵庫県0奈良県0和歌山県0鳥取県0島根県0岡山県0広島県0山口県0徳島県0香川県0愛媛県0高知県0福岡県0佐賀県0長崎県0熊本県0大分県0宮崎県0鹿児島県0沖縄県0合計0