薬剤詳細データ

一般名

テセロイキン(遺伝子組換え)

製品名

イムネース注35

薬効名

遺伝子組換え型インターロイキン-2製剤

添付文書(抜粋)

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薬剤名

イムネース注35

yj-code

6399411D1022

添付文書No

6399411D1022_2_01

改定年月

2024-04

第5版

一般名

テセロイキン(遺伝子組換え)

薬効分類名

遺伝子組換え型インターロイキン-2製剤


用法・用量

〈血管肉腫〉 通常、成人にはテセロイキン(遺伝子組換え)として1日70万単位を、1日1~2回に分けて連日点滴静注する。なお、年齢、症状により適宜増減するが最大投与量は1日140万単位とする。 〈腎癌〉 通常、成人にはテセロイキン(遺伝子組換え)として1日70万単位を、1日1~2回に分けて連日点滴静注する。なお、年齢、症状により適宜増減するが最大投与量は1日210万単位とする。増量することにより、肝機能検査値異常、体液貯留が発現しやすくなるため、注意すること。 〈神経芽腫に対するジヌツキシマブ(遺伝子組換え)の抗腫瘍効果の増強〉 ジヌツキシマブ(遺伝子組換え)及びフィルグラスチム(遺伝子組換え)との併用において、通常、テセロイキン(遺伝子組換え)として1日1回75万単位/m2(体表面積)又は1日1回100万単位/m2(体表面積)を24時間持続点滴静注する。28日間を1サイクルとし、2、4、6サイクルの1~4日目に1日1回75万単位/m2(体表面積)、8~11日目に1日1回100万単位/m2(体表面積)を投与する。

効能・効果

○ 血管肉腫 ○ 腎癌 ○ 神経芽腫に対するジヌツキシマブ(遺伝子組換え)の抗腫瘍効果の増強

相互作用:併用禁忌

相互作用:併用注意

副腎皮質ホルモン剤


インターロイキン-2製剤の抗腫瘍効果を減弱させる可能性があるので併用を避けること。


やむを得ず併用する場合は慎重に投与すること。


機序は不明である。


ヨード系X線造影剤


インターロイキン-2製剤を含む治療を受けた患者が、引き続きヨード系X線造影剤を投与されたときに、およそ1~4時間後に発熱、悪寒・戦慄、悪心・嘔吐、紅斑、低血圧、浮腫等があらわれたとの報告がある。


機序は不明である。


副作用:重大な副作用

1: 体液貯留(12.4%)

-毛細血管漏出症候群(capillary leak syndrome)によると思われる体液貯留〔体重増加(5.8%)、浮腫(4.3%)、胸水・腹水・肺水腫等の水分貯留(3.5%)、尿量減少(1.6%)〕あるいは循環血漿量の減少による血圧低下(2.7%)等があらわれることがある。なお、体液貯留は投与開始1~2週目に発現することが多いので注意すること。2: うっ血性心不全(0.4%)

3: 抑うつ(0.8%)、自殺企図(頻度不明)

-抑うつ、自殺企図があらわれたとの報告がある。4: 誘発感染症、感染症の増悪(いずれも頻度不明)

-大量投与により、好中球機能が抑制され、誘発感染症、感染症の増悪を起こしやすくなるとの報告がある。5: 自己免疫現象(頻度不明)

-自己免疫現象によると思われる症状・徴候(強皮症、溶血性貧血、糖尿病)があらわれたとの報告がある,,。

副作用:その他副作用


循環器 -血圧低下、不整脈、動悸、頻脈、下肢冷感
インフルエンザ様症状 -発熱(73.3%)、悪寒・戦慄(39.9%)、全身倦怠感(34.9%)、頭痛・頭重感-筋肉痛、関節痛
血液 -好酸球増多(69.4%)-好中球減少、白血球増加、白血球減少、リンパ球減少、貧血(赤血球減少、ヘモグロビン減少、ヘマトクリット減少)、血小板減少、フィブリノーゲン減少
肝臓 -ALT上昇、AST上昇-Al-P上昇-γ-GTP上昇、ビリルビン上昇、LDH上昇、コリンエステラーゼ低下
腎臓 -BUN上昇、血清クレアチニン上昇
消化器 -食欲不振(36.8%)、悪心・嘔吐-下痢、腹部膨満感、腹痛、腹部不快感、胃潰瘍、口内乾燥、口腔内アフタ
皮膚 -そう痒感-紅斑、発疹、脂漏性皮膚炎、潮紅、皮膚腫脹、皮膚落屑
呼吸器 -呼吸困難、喘息発作、咳・痰、鼻閉、鼻汁
精神神経系 -見当識障害、発汗、しびれ感、めまい、ふらつき
注射部位 -発赤-静脈炎、疼痛
その他 -膀胱炎様症状、耳鳴、血清総蛋白の減少、血清アルブミン減少、蛋白尿、CRP上昇、高カリウム血症、LAP上昇、IgG増多、IgA増多、IgE増多

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道0
東北0
関東0
中部0
近畿0
中国・四国0
九州0
合計0
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道0
北東北0
南東北0
北関東0
南関東0
甲信越0
北陸0
東海0
関西0
中国0
四国0
北九州0
南九州0
沖縄0
合計0
都道府県別
都道府県名 合計
北海道0
青森県0
岩手県0
宮城県0
秋田県0
山形県0
福島県0
茨城県0
栃木県0
群馬県0
埼玉県0
千葉県0
東京都0
神奈川県0
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福井県0
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鳥取県0
島根県0
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広島県0
山口県0
徳島県0
香川県0
愛媛県0
高知県0
福岡県0
佐賀県0
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宮崎県0
鹿児島県0
沖縄県0
合計0
更新予告まとめ