薬剤詳細データ

一般名

オキシコドン塩酸塩水和物

製品名

オキシコンチンTR錠10mg

薬効名

あへんアルカロイド系麻薬

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薬剤名

オキシコンチンTR錠10mg

yj-code

8119002G6026

添付文書No

8119002G5020_2_08

改定年月

2024-05

第2版

一般名

オキシコドン塩酸塩水和物

薬効分類名

持続性疼痛治療剤


用法・用量

〈癌性疼痛〉 通常、成人にはオキシコドン塩酸塩(無水物)として1日10~80mgを2回に分割経口投与する。なお、症状に応じて適宜増減する。 〈慢性疼痛〉 通常、成人にはオキシコドン塩酸塩(無水物)として1日10~60mgを2回に分割経口投与する。なお、症状に応じて適宜増減する。

効能・効果

○ 中等度から高度の疼痛を伴う各種癌における鎮痛 ○ 非オピオイド鎮痛薬又は他のオピオイド鎮痛薬で治療困難な中等度から高度の慢性疼痛における鎮痛

相互作用:併用禁忌

ナルメフェン塩酸塩水和物


セリンクロ


本剤の鎮痛作用を減弱させることがある。また、退薬症候を起こすことがある。


μオピオイド受容体拮抗作用により、本剤の作用が競合的に阻害される。


相互作用:併用注意

中枢神経抑制剤


フェノチアジン誘導体、バルビツール酸誘導体等


吸入麻酔剤


MAO阻害剤


三環系抗うつ剤


β遮断剤


アルコール


臨床症状:呼吸抑制、低血圧及び顕著な鎮静又は昏睡が起こることがある。措置方法:減量するなど慎重に投与すること。


相加的に中枢神経抑制作用を増強させる。


クマリン系抗凝血剤


ワルファリンカリウム


クマリン系抗凝血剤の作用が増強されることがあるので投与量を調節するなど慎重に投与すること。


機序は不明である。


抗コリン作用を有する薬剤


フェノチアジン系薬剤、三環系抗うつ剤等


臨床症状:麻痺性イレウスに至る重篤な便秘又は尿貯留が起こることがある。


相加的に抗コリン作用を増強させる。


ブプレノルフィン、ペンタゾシン等


本剤の鎮痛作用を減弱させることがある。また、退薬症候を起こすことがある。


ブプレノルフィン、ペンタゾシン等は本剤の作用するμ受容体の部分アゴニストである。


CYP3A4阻害作用を有する薬剤


ボリコナゾール、イトラコナゾール、フルコナゾール、リトナビル、クラリスロマイシン等


,,


本剤の血中濃度が上昇し、副作用が発現するおそれがあるので、観察を十分に行い、慎重に投与すること。


CYP3A4を介する本剤の代謝が阻害される。


CYP3A4誘導作用を有する薬剤


リファンピシン、カルバマゼピン、フェニトイン等


本剤の血中濃度が低下し、作用が減弱する可能性がある。なお、これらの薬剤の中止後に、本剤の血中濃度が上昇し、副作用が発現するおそれがあるので、観察を十分に行い、慎重に投与すること。


CYP3A4を介する本剤の代謝が促進される。


副作用:重大な副作用

1: ショック、アナフィラキシー(いずれも頻度不明)

-顔面蒼白、血圧低下、呼吸困難、頻脈、全身発赤、血管浮腫、蕁麻疹等の症状があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。2: 依存性(頻度不明)

-連用により薬物依存を生じることがある。また、連用中における投与量の急激な減少ないし投与の中止により、あくび、くしゃみ、流涙、発汗、悪心、嘔吐、下痢、腹痛、散瞳、頭痛、不眠、不安、譫妄、痙攣、振戦、全身の筋肉・関節痛、呼吸促迫、動悸等の退薬症候があらわれることがあるので、投与を中止する場合には、1日用量を徐々に減量するなど、患者の状態を観察しながら行うこと。,,3: 呼吸抑制(頻度不明)

-息切れ、呼吸緩慢、不規則な呼吸、呼吸異常等があらわれた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。なお、本剤による呼吸抑制には、麻薬拮抗剤(ナロキソン、レバロルファン等)が拮抗する。,,4: 錯乱、譫妄(いずれも頻度不明)

5: 無気肺、気管支痙攣、喉頭浮腫(いずれも頻度不明)

6: 麻痺性イレウス(0.1~1%未満)、中毒性巨大結腸(頻度不明)

-炎症性腸疾患の患者に投与した場合、中毒性巨大結腸があらわれるとの報告がある。7: 肝機能障害(頻度不明)

-AST、ALT、Al-P等の著しい上昇を伴う肝機能障害があらわれることがある。

副作用:その他副作用


過敏症 -発疹-蕁麻疹
循環器 -低血圧-不整脈、血圧変動、起立性低血圧、失神
精神神経系 -眠気(22.8%)、傾眠(18.7%)、眩暈-発汗、幻覚、意識障害、しびれ、筋れん縮、頭痛、頭重感、焦燥、不安、異夢、悪夢、不眠、抑うつ、感情不安定、振戦、筋緊張亢進、健忘、構語障害-興奮、縮瞳、神経過敏、感覚異常、痙攣、多幸感、思考異常、視調節障害、痛覚過敏、アロディニア
消化器 -便秘(42.4%)、嘔気(39.5%)、嘔吐(16.5%)-下痢、食欲不振、胃不快感、口渇、腹痛、味覚異常-おくび、嚥下障害、鼓腸、オッジ筋の機能不全
その他 -そう痒感、発熱、脱力感、倦怠感、胸部圧迫感、血管拡張(顔面潮紅、熱感)、排尿障害、尿閉、脱水、呼吸困難、悪寒、勃起障害、浮腫-頭蓋内圧の亢進、無月経、性欲減退、皮膚乾燥

薬剤名

オキシコンチンTR錠10mg

yj-code

8119002G6026

添付文書No

8119002G5020_2_08

改定年月

2024-05

第2版

一般名

オキシコドン塩酸塩水和物

薬効分類名

持続性疼痛治療剤


用法・用量

〈癌性疼痛〉 通常、成人にはオキシコドン塩酸塩(無水物)として1日10~80mgを2回に分割経口投与する。なお、症状に応じて適宜増減する。 〈慢性疼痛〉 通常、成人にはオキシコドン塩酸塩(無水物)として1日10~60mgを2回に分割経口投与する。なお、症状に応じて適宜増減する。

効能・効果

○ 中等度から高度の疼痛を伴う各種癌における鎮痛 ○ 非オピオイド鎮痛薬又は他のオピオイド鎮痛薬で治療困難な中等度から高度の慢性疼痛における鎮痛

相互作用:併用禁忌

ナルメフェン塩酸塩水和物


セリンクロ


本剤の鎮痛作用を減弱させることがある。また、退薬症候を起こすことがある。


μオピオイド受容体拮抗作用により、本剤の作用が競合的に阻害される。


相互作用:併用注意

中枢神経抑制剤


フェノチアジン誘導体、バルビツール酸誘導体等


吸入麻酔剤


MAO阻害剤


三環系抗うつ剤


β遮断剤


アルコール


臨床症状:呼吸抑制、低血圧及び顕著な鎮静又は昏睡が起こることがある。措置方法:減量するなど慎重に投与すること。


相加的に中枢神経抑制作用を増強させる。


クマリン系抗凝血剤


ワルファリンカリウム


クマリン系抗凝血剤の作用が増強されることがあるので投与量を調節するなど慎重に投与すること。


機序は不明である。


抗コリン作用を有する薬剤


フェノチアジン系薬剤、三環系抗うつ剤等


臨床症状:麻痺性イレウスに至る重篤な便秘又は尿貯留が起こることがある。


相加的に抗コリン作用を増強させる。


ブプレノルフィン、ペンタゾシン等


本剤の鎮痛作用を減弱させることがある。また、退薬症候を起こすことがある。


ブプレノルフィン、ペンタゾシン等は本剤の作用するμ受容体の部分アゴニストである。


CYP3A4阻害作用を有する薬剤


ボリコナゾール、イトラコナゾール、フルコナゾール、リトナビル、クラリスロマイシン等


,,


本剤の血中濃度が上昇し、副作用が発現するおそれがあるので、観察を十分に行い、慎重に投与すること。


CYP3A4を介する本剤の代謝が阻害される。


CYP3A4誘導作用を有する薬剤


リファンピシン、カルバマゼピン、フェニトイン等


本剤の血中濃度が低下し、作用が減弱する可能性がある。なお、これらの薬剤の中止後に、本剤の血中濃度が上昇し、副作用が発現するおそれがあるので、観察を十分に行い、慎重に投与すること。


CYP3A4を介する本剤の代謝が促進される。


副作用:重大な副作用

1: ショック、アナフィラキシー(いずれも頻度不明)

-顔面蒼白、血圧低下、呼吸困難、頻脈、全身発赤、血管浮腫、蕁麻疹等の症状があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。2: 依存性(頻度不明)

-連用により薬物依存を生じることがある。また、連用中における投与量の急激な減少ないし投与の中止により、あくび、くしゃみ、流涙、発汗、悪心、嘔吐、下痢、腹痛、散瞳、頭痛、不眠、不安、譫妄、痙攣、振戦、全身の筋肉・関節痛、呼吸促迫、動悸等の退薬症候があらわれることがあるので、投与を中止する場合には、1日用量を徐々に減量するなど、患者の状態を観察しながら行うこと。,,3: 呼吸抑制(頻度不明)

-息切れ、呼吸緩慢、不規則な呼吸、呼吸異常等があらわれた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。なお、本剤による呼吸抑制には、麻薬拮抗剤(ナロキソン、レバロルファン等)が拮抗する。,,4: 錯乱、譫妄(いずれも頻度不明)

5: 無気肺、気管支痙攣、喉頭浮腫(いずれも頻度不明)

6: 麻痺性イレウス(0.1~1%未満)、中毒性巨大結腸(頻度不明)

-炎症性腸疾患の患者に投与した場合、中毒性巨大結腸があらわれるとの報告がある。7: 肝機能障害(頻度不明)

-AST、ALT、Al-P等の著しい上昇を伴う肝機能障害があらわれることがある。

副作用:その他副作用


過敏症 -発疹-蕁麻疹
循環器 -低血圧-不整脈、血圧変動、起立性低血圧、失神
精神神経系 -眠気(22.8%)、傾眠(18.7%)、眩暈-発汗、幻覚、意識障害、しびれ、筋れん縮、頭痛、頭重感、焦燥、不安、異夢、悪夢、不眠、抑うつ、感情不安定、振戦、筋緊張亢進、健忘、構語障害-興奮、縮瞳、神経過敏、感覚異常、痙攣、多幸感、思考異常、視調節障害、痛覚過敏、アロディニア
消化器 -便秘(42.4%)、嘔気(39.5%)、嘔吐(16.5%)-下痢、食欲不振、胃不快感、口渇、腹痛、味覚異常-おくび、嚥下障害、鼓腸、オッジ筋の機能不全
その他 -そう痒感、発熱、脱力感、倦怠感、胸部圧迫感、血管拡張(顔面潮紅、熱感)、排尿障害、尿閉、脱水、呼吸困難、悪寒、勃起障害、浮腫-頭蓋内圧の亢進、無月経、性欲減退、皮膚乾燥

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 881,854 0 2,815 2,133 11,416 40,926 129,324 221,055 306,310 155,083 12,792 0
女性 739,435 0 0 2,308 15,327 65,284 139,613 160,610 222,106 113,192 20,995 0
合計 1,623,619 0 2,815 4,441 26,743 106,210 268,937 381,665 528,416 268,275 33,787 0
男性 881,854 0 2,815 2,133 11,416 40,926 129,324 221,055 306,310 155,083 12,792 0
女性 739,435 0 0 2,308 15,327 65,284 139,613 160,610 222,106 113,192 20,995 0
合計 1,623,619 0 2,815 4,441 26,743 106,210 268,937 381,665 528,416 268,275 33,787 0
男性 881,854 0 2,815 2,133 11,416 40,926 129,324 221,055 306,310 155,083 12,792 0
女性 739,435 0 0 2,308 15,327 65,284 139,613 160,610 222,106 113,192 20,995 0
合計 1,623,619 0 2,815 4,441 26,743 106,210 268,937 381,665 528,416 268,275 33,787 0
男性 881,854 0 2,815 2,133 11,416 40,926 129,324 221,055 306,310 155,083 12,792 0
女性 739,435 0 0 2,308 15,327 65,284 139,613 160,610 222,106 113,192 20,995 0
合計 1,623,619 0 2,815 4,441 26,743 106,210 268,937 381,665 528,416 268,275 33,787 0
男性 881,854 0 2,815 2,133 11,416 40,926 129,324 221,055 306,310 155,083 12,792 0
女性 739,435 0 0 2,308 15,327 65,284 139,613 160,610 222,106 113,192 20,995 0
合計 1,623,619 0 2,815 4,441 26,743 106,210 268,937 381,665 528,416 268,275 33,787 0
男性 881,854 0 2,815 2,133 11,416 40,926 129,324 221,055 306,310 155,083 12,792 0
女性 739,435 0 0 2,308 15,327 65,284 139,613 160,610 222,106 113,192 20,995 0
合計 1,623,619 0 2,815 4,441 26,743 106,210 268,937 381,665 528,416 268,275 33,787 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道88,794
東北146,432
関東548,234
中部260,969
近畿287,228
中国・四国89,638
九州202,324
合計1,623,619
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道88,794
北東北22,147
南東北94,175
北関東81,612
南関東466,622
甲信越70,413
北陸56,261
東海151,063
関西270,460
中国60,707
四国28,931
北九州153,276
南九州29,831
沖縄38,434
合計1,623,619
都道府県別
都道府県名 合計
北海道88,794
青森県16,241
岩手県30,110
宮城県37,496
秋田県5,906
山形県14,257
福島県42,422
茨城県41,074
栃木県31,658
群馬県8,880
埼玉県66,270
千葉県88,102
東京都171,333
神奈川県140,917
新潟県36,162
富山県20,137
石川県27,038
福井県9,086
山梨県9,965
長野県24,286
岐阜県39,760
静岡県31,564
愛知県62,971
三重県16,768
滋賀県8,639
京都府38,827
大阪府114,511
兵庫県76,959
奈良県9,543
和歌山県21,981
鳥取県3,093
島根県3,197
岡山県7,761
広島県18,392
山口県28,264
徳島県2,827
香川県14,290
愛媛県3,707
高知県8,107
福岡県73,781
佐賀県6,108
長崎県27,811
熊本県21,515
大分県24,061
宮崎県6,756
鹿児島県23,075
沖縄県19,217
合計1,623,619
更新予告まとめ