薬剤詳細データ 一般名 ペチジン塩酸塩/レバロルファン酒石酸塩配合注 製品名 ペチロルファン配合注LD 薬効名 フェニルピペリジン誘導体/麻薬拮抗剤配合剤 エビでやんす論文検索 添付文書(抜粋) 添付文書の抜粋となっています。 最新の添付文書はこちらよりご参照ください 薬剤名 ペチロルファン配合注LD yj-code 8219502A1036 添付文書No 8219501A1031_1_02 改定年月 2024-02 版 第1版 一般名 ペチジン塩酸塩/レバロルファン酒石酸塩配合注 薬効分類名 フェニルピペリジン誘導体/麻薬拮抗剤配合剤 用法・用量 〈激しい疼痛時における鎮痛・鎮静・鎮痙に用いる場合〉 通常、成人には、ペチジン塩酸塩として、1回35~50mgを皮下又は筋肉内に注射する。なお、必要に応じて3~4時間ごとに追加する。特に急を要する場合には、緩徐に静脈内に注射する。 〈麻酔前投薬に用いる場合〉 通常、麻酔前30~90分にペチジン塩酸塩として、50~100mgを皮下又は筋肉内に注射する。 〈全身麻酔の補助に用いる場合〉 通常、5%ブドウ糖注射液又は生理食塩液で、1mL当りペチジン塩酸塩として、10mgを含有するように希釈し、ペチジン塩酸塩として、10~15mgずつ間歇的に静脈内に注射する。なお、投与量は場合によりペチジン塩酸塩として50mgまで増量することもある。 〈無痛分娩に用いる場合〉 通常、子宮口二横指開大ないし全開時に、ペチジン塩酸塩として、70~100mgを皮下又は筋肉内に注射する。なお、必要に応じて3~4時間ごとに35~70mgずつ1~2回追加する。なお、年齢、症状により適宜増減する。 効能・効果 激しい疼痛時における鎮痛・鎮静・鎮痙 麻酔前投薬 麻酔の補助 無痛分娩 相互作用:併用禁忌 モノアミン酸化酵素阻害剤興奮、錯乱、呼吸循環不全等を起こすことがある。モノアミン酸化酵素阻害剤の投与を受けた患者に本剤を投与する場合には、少なくとも2週間の間隔をおくことが望ましい。中枢神経系にセロトニンが蓄積することが考えられている。ナルメフェン塩酸塩水和物セリンクロ本剤の離脱症状があらわれるおそれがある。また、本剤の効果が減弱するおそれがある。緊急の手術等によりやむを得ず本剤を投与する場合、患者毎に用量を漸増し、呼吸抑制等の中枢神経抑制症状を注意深く観察すること。また、手術等において本剤を投与することが事前にわかる場合には、少なくとも1週間前にナルメフェン塩酸塩水和物の投与を中断すること。μオピオイド受容体拮抗作用により、本剤の作用が競合的に阻害される。 相互作用:併用注意 中枢神経抑制剤フェノチアジン系薬剤バルビツール酸系薬剤等吸入麻酔剤三環系抗うつ剤β-遮断剤プロプラノロール塩酸塩等アルコール呼吸抑制、低血圧及び顕著な鎮静又は昏睡が起こることがある。併用する場合には、定期的に臨床症状を観察し、用量に注意する。相加的に作用(中枢神経抑制作用)を増強させる。クマリン系抗凝血剤ワルファリンカリウム等抗凝血作用が増強することがある。併用する場合には、定期的に臨床症状を観察し、用量に注意する。機序は不明である。抗コリン作動性薬剤アトロピン硫酸塩水和物等麻痺性イレウスに至る重篤な便秘又は尿貯留が起こるおそれがある。併用する場合には、定期的に臨床症状を観察し、用量に注意する。ペチジン塩酸塩の類似化合物(モルヒネ)には腸管神経叢でのアセチルコリン遊離抑制作用、尿路平滑筋収縮作用があり、抗コリン作動性薬剤には消化管緊張、自動運動の抑制作用並びに膀胱括約筋を収縮させる傾向がある。相加的に作用(抗コリン作用)を増強させる。イソニアジドイソニアジドのMAO阻害作用により呼吸抑制、低血圧、昏睡、痙攣等が起こることがある。併用する場合には、定期的に臨床症状を観察し、用量に注意する。ペチジン塩酸塩は神経系のセロトニンの取り込みを阻害する。イソニアジド併用により中枢神経のセロトニンが蓄積する。アンフェタミンアンフェタミンのMAO阻害作用により呼吸抑制、低血圧、昏睡、痙攣等が起こることがある。併用する場合には、定期的に臨床症状を観察し、用量に注意する。ペチジン塩酸塩は神経系のセロトニンの取り込みを阻害する。アンフェタミン併用により中枢神経のセロトニンが蓄積する。セロトニン作用薬選択的セロトニン再取り込み阻害剤(SSRI)セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害剤(SNRI)等セロトニン症候群等のセロトニン作用による症状があらわれるおそれがあるので、観察を十分に行うこと。ペチジン塩酸塩は神経系のセロトニンの取り込みを阻害する。併用によりセロトニン作用が増強するおそれがある。尿アルカリ化剤炭酸水素ナトリウム等ペチジン塩酸塩の作用が増強することがある。ペチジン塩酸塩の尿中排泄が減少し、作用を増強させる。 副作用:重大な副作用 1: 依存性(頻度不明)-連用により生じることがある。また、連用中における投与量の急激な減少ないし投与の中止により、あくび、くしゃみ、流涙、発汗、悪心、嘔吐、下痢、腹痛、散瞳、頭痛、不眠、不安、せん妄、振戦、全身の筋肉・関節痛、呼吸促迫等の退薬症候があらわれることがあるので、投与を中止する場合には、1日用量を徐々に減量するなど、患者の状態を観察しながら行うこと。2: ショック(頻度不明)、アナフィラキシー(頻度不明)-血圧低下、呼吸困難、意識低下等があらわれた場合には、直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。3: 呼吸抑制(頻度不明)-息切れ、呼吸緩慢、不規則な呼吸、呼吸異常等があらわれた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。なお、本剤による呼吸抑制には、麻薬拮抗剤(ナロキソン、レバロルファン等)が拮抗する。4: 錯乱(頻度不明)、せん妄(頻度不明)5: 痙攣(頻度不明)6: 無気肺(頻度不明)、気管支痙攣(頻度不明)、喉頭浮腫(頻度不明)7: 麻痺性イレウス(頻度不明)、中毒性巨大結腸(頻度不明)-炎症性腸疾患の患者に投与した場合にあらわれるとの報告がある。 副作用:その他副作用 循環器 -不整脈、動悸、血圧変動、顔面潮紅精神神経系 -眠気、めまい、不安、不穏、多幸感、振戦、幻覚、興奮、発汗眼 -視調節障害、眼瞼偽下垂症消化器 -口渇、悪心、嘔吐、便秘過敏症 -発疹、そう痒感投与部位 -静脈内投与による静脈炎・発赤その他 -排尿障害、頭蓋内圧の亢進 年代別 ※令和4年度データ 性別・年代別 区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~ 男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 性別・年代別グラフ 都道府県別 ※令和4年度データ 地方区分別(7) 地方区分名 合計 北海道0東北0関東0中部0近畿0中国・四国0九州0合計0 地方区分別(14) 地方区分名 合計 北海道0北東北0南東北0北関東0南関東0甲信越0北陸0東海0関西0中国0四国0北九州0南九州0沖縄0合計0 都道府県別 都道府県名 合計 北海道0青森県0岩手県0宮城県0秋田県0山形県0福島県0茨城県0栃木県0群馬県0埼玉県0千葉県0東京都0神奈川県0新潟県0富山県0石川県0福井県0山梨県0長野県0岐阜県0静岡県0愛知県0三重県0滋賀県0京都府0大阪府0兵庫県0奈良県0和歌山県0鳥取県0島根県0岡山県0広島県0山口県0徳島県0香川県0愛媛県0高知県0福岡県0佐賀県0長崎県0熊本県0大分県0宮崎県0鹿児島県0沖縄県0合計0