薬剤詳細データ

一般名

フェンタニル

製品名

ラフェンタテープ2.75mg

薬効名

3日用安定放出型がん疼痛治療

添付文書(抜粋)

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薬剤名

ラフェンタテープ2.75mg

yj-code

8219700T7024

添付文書No

8219700T6028_1_06

改定年月

2023-12

第1版

一般名

フェンタニル

薬効分類名

3日用安定放出型がん疼痛治療


用法・用量

本剤は、オピオイド鎮痛剤から切り替えて使用する。通常、成人に対し胸部、腹部、上腕部、大腿部等に貼付し、3日毎(約72時間)に貼り替えて使用する。初回貼付用量は本剤投与前に使用していたオピオイド鎮痛剤の用法・用量を勘案して、1.38mg(12.5μg/hr)、2.75mg(25μg/hr)、5.5mg(50μg/hr)、8.25mg(75μg/hr)のいずれかの用量を選択する。その後の貼付用量は患者の症状や状態により適宜増減する。

効能・効果

非オピオイド鎮痛剤及び弱オピオイド鎮痛剤で治療困難な下記疾患における鎮痛(ただし、他のオピオイド鎮痛剤から切り替えて使用する場合に限る) 中等度から高度の疼痛を伴う各種がん

相互作用:併用禁忌

ナルメフェン塩酸塩水和物


セリンクロ


離脱症状を起こすおそれがある。また、鎮痛作用が減弱するおそれがある。ナルメフェン塩酸塩水和物を投与中の患者又は投与中止後1週間以内の患者には投与しないこと。


μオピオイド受容体への競合的阻害による。


相互作用:併用注意

中枢神経抑制剤


フェノチアジン系薬剤ベンゾジアゼピン系薬剤バルビツール酸系薬剤等


全身麻酔剤モノアミン酸化酵素阻害剤三環系抗うつ剤骨格筋弛緩剤鎮静性抗ヒスタミン剤アルコールオピオイド系薬剤


呼吸抑制、低血圧、めまい、口渇及び顕著な鎮静又は昏睡が起こることがあるので、減量するなど慎重に投与すること。


相加的に中枢神経抑制作用が増強する。


セロトニン作用薬


選択的セロトニン再取り込み阻害剤(SSRI)セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害剤(SNRI)モノアミン酸化酵素阻害剤等


セロトニン症候群(不安、焦燥、興奮、錯乱、発熱、発汗、頻脈、振戦、ミオクローヌス等)があらわれるおそれがある。


相加的にセロトニン作用が増強するおそれがある。


CYP3A4阻害作用を有する薬剤


リトナビルイトラコナゾールフルコナゾールボリコナゾールアミオダロンクラリスロマイシンジルチアゼムフルボキサミン等


本剤の有効成分のAUCの増加、血中半減期の延長が認められたとの報告がある。呼吸抑制等の副作用が発現することがあるので、観察を十分に行い、慎重に投与すること。


肝CYP3A4に対する阻害作用により、本剤の有効成分の代謝が阻害される。


CYP3A4誘導作用を有する薬剤


リファンピシンカルバマゼピンフェノバルビタールフェニトイン等


本剤の有効成分の血中濃度が低下し、治療効果が減弱するおそれがある。必要に応じて本剤の用量調整を行うこと。CYP3A4誘導作用を有する薬剤の中止後、本剤の有効成分の血中濃度が上昇し、重篤な呼吸抑制等の副作用が発現するおそれがあるので、観察を十分に行い、慎重に投与すること。


肝CYP3A4に対する誘導作用により、本剤の有効成分の代謝が促進される。


副作用:重大な副作用

1: 依存性(頻度不明)

-連用により薬物依存を生じることがあるので、観察を十分に行い、慎重に投与すること。連用中に投与量の急激な減量ないし中止により退薬症候があらわれることがある。また、乱用や誤用により過量投与や死亡に至る可能性がある。,,,,2: 呼吸抑制(頻度不明)

-無呼吸、呼吸困難、呼吸異常、呼吸緩慢、不規則な呼吸、換気低下等があらわれることがある。なお、本剤による呼吸抑制には、麻薬拮抗剤(ナロキソン、レバロルファン等)が有効である。,,3: 意識障害(頻度不明)

-意識レベルの低下、意識消失等の意識障害があらわれることがある。4: ショック、アナフィラキシー(いずれも頻度不明)

5: 痙攣(頻度不明)

-間代性、大発作型等の痙攣があらわれることがある。

副作用:その他副作用


循環器 -−-右脚ブロック-高血圧、低血圧、頻脈、動悸、徐脈、チアノーゼ
精神神経系 -傾眠-めまい、味覚異常、頭痛、せん妄-不穏、不眠、不安、幻覚、いらいら感、健忘、錯乱、多幸症、うつ病、振戦、激越、錯感覚、感覚鈍麻、回転性めまい、無感情、注意力障害、記憶障害、錐体外路障害
皮膚 -−-そう痒-貼付部位反応(そう痒、紅斑、発疹、湿疹、小水疱、皮膚炎)、発疹、紅斑、皮膚炎(接触性皮膚炎、アレルギー性皮膚炎を含む)、湿疹、汗疹
消化器 -−-嘔気、排便回数増加、嘔吐-便秘、下痢、口渇、腹痛、胃部不快感、消化不良、イレウス、痔核、口内炎
肝臓 -−-−-肝機能異常
泌尿器 -−-−-尿閉、排尿困難
眼障害 -−-−-縮瞳、霧視、結膜炎、複視
感染症 -−-−-鼻咽頭炎、膀胱炎、帯状疱疹
臨床検査 -−-LDH増加、ALT(GPT)増加、AST(GOT)増加、γ-GTP増加、血中Aℓ-P増加、血中尿素窒素上昇-白血球数減少、血小板数減少、血中カリウム減少、蛋白尿、血中ビリルビン増加、尿糖陽性、総蛋白減少、体重減少、白血球数増加
その他 -−-倦怠感、転倒-発熱、発汗、しゃっくり、末梢性浮腫、性機能不全、勃起不全、無力症、筋痙縮、疲労、インフルエンザ様疾患、冷感、体温変動感、体熱感、薬剤離脱症候群、貧血、白血球増加症、食欲減退、耳鳴、背部痛、筋骨格痛、四肢痛、不正子宮出血、胸部不快感、胸痛、悪寒、異常感

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道0
東北0
関東0
中部0
近畿0
中国・四国0
九州0
合計0
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道0
北東北0
南東北0
北関東0
南関東0
甲信越0
北陸0
東海0
関西0
中国0
四国0
北九州0
南九州0
沖縄0
合計0
都道府県別
都道府県名 合計
北海道0
青森県0
岩手県0
宮城県0
秋田県0
山形県0
福島県0
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埼玉県0
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東京都0
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広島県0
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合計0
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