メニューを開く 検索

欧州臨床腫瘍学会アジア会議(ESMO Asia 2020)

低用量アファチニブ+ウベニメクスが有望

 上皮成長因子受容体チロシンキナーゼ阻害薬(EGFR-TKI)アファチニブはEGFR変異陽性非小細胞肺がん(NSCLC)に対する標準治療の1つだが、副作用により用量調整が必要となる場合がある。関西医科大学病院呼吸器腫瘍内科准教授の吉岡弘鎮氏らは、NSCLCに対する低用量アファチニブとプロテアーゼ阻害薬ウベニメクス併用の第Ⅱ相試験を実施。良好な忍容性と有効性が示されたことを...

sintilimab+ベバ後発品が肝細胞がんで有望

 切除不能進行肝細胞がんに対しては、マルチキナーゼ阻害薬のソラフェニブおよびレンバチニブが標準治療となっている。中国・Fudan UniversityのZhenggang Ren氏は、切除不能進行肝細胞がんに対する抗PD-1抗体sintilimabとベバシズマブのバイオシミラーによる併用療法の有効性と安全性について、ソラフェニブ単独を対照に検証した第Ⅲ相ランダム化比較試験ORIENT-32の結果を...

中国発の抗PD-L1抗体がNSCLCに著効

 中国・同済大学上海市肺科医院のCaicun Zhou氏らは欧州臨床腫瘍学会アジア会議(ESMO Asia 2020、11月20〜22日、ウェブ開催)で、未治療の進行非小細胞肺がん(NSCLC)患者を対象にプラチナ製剤ベースの化学療法と抗PD-L1抗体sugemalimabの併用効果を検討した初の第Ⅲ相ランダム化比較試験GEMSTONE-302の中間解析結果を報告。同併用療法が未治療NSCLCの...

ワンクリックアンケート

大阪万博まであと1年

トップ »  欧州臨床腫瘍学会アジア会議(ESMO Asia 2020)