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第66回日本透析医学会

オンライン血液透析濾過の生命予後を解明

 2012年に保険適用されて以降、日本では透析液をそのまま補充液として使用するオンライン血液透析濾過(OHDF)の施行件数が増加している。しかし、OHDFの有効性を正確かつ詳細に検討した報告はまだ多くない。川島病院(徳島県)副院長の岡田一義氏は、透析治療の条件と医療の質がほぼ一致している同院のグループ施設における多施設研究を実施。日本透析医学会統計調査(JRDR)の結果も踏まえながら、...

どうする?透析治療"最終段階"の意思決定

 厚生労働省は2018年に改訂した「人生の最終段階における医療・ケアの決定プロセスに関するガイドライン」において、アドバンス・ケア・プランニング(ACP)と共同意思決定(SDM)の概念を盛り込んだ。川島病院(徳島県)副院長の岡田一義氏は第66回日本透析医学会(6月4~6日、ウェブ併催)、透析治療におけるACPとSDMを適切かつ円滑に実施するために必要な考え方や、透析患者および家族らに対する情報...

シャント穿刺時疼痛に外用局所麻酔薬が有効

 血液透析治療における内シャントへの穿刺は頻回に行われるが、穿刺に伴う疼痛は強く、患者のQOLを著しく低下させるため、適切なケアが欠かせない。内村内科・腎クリニック(横浜市)院長の内村英輝氏は、疼痛の種類やメカニズムを踏まえた上で、外用局所麻酔薬リドカイン・プロピトカイン配合クリーム(商品名エムラクリーム)の特徴を概説。従来の局所麻酔薬より優れた有効性が...

腎性貧血の新旧薬剤、長所と短所

 兵庫医科大学病院腎・透析内科教授の倉賀野隆裕氏は、第66回日本透析医学会(6月4~6日、ウェブ併催)で治療抵抗性の腎性貧血をテーマに講演。腎性貧血治療の中心である赤血球造血刺激因子製剤(ESA)を投与してもヘモグロビン(Hb)値が上昇しない、または目標Hb値を維持できないESA低反応性、あるいは鉄の利用障害を有する患者に、新規機序の腎性貧血治療薬である低酸素誘導因子プロリン水酸化酵素(HIF-PH)阻害薬が有効な可能性がある、と...

サイコネフロロジーはなぜ必要か

 サイコネフロロジーをご存じだろうか。がんが心理面、精神面に与える影響を考察するサイコオンコロジーはよく知られるようになったが、慢性腎臓病(CKD)や腎不全でも患者心理は重要なテーマであり、これを対象とするサイコネフロロジーの実践・研究が進んでいる。特に透析は、継続しないと生きられない治療であり、抑うつなどを伴いやすく、脳梗塞や心筋梗塞、糖尿病による壊疽と下肢切断など深刻な合併症も多い。そうした患者の心理面のケアをいかに行うか。...

透析施設のコロナ感染対策、伝播抑える工夫

 透析患者は低免疫状態にあるため新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に罹患すると重症化、死亡リスクが高くなることが知られている。日本国内におけるCOVID-19に罹患した透析患者の死亡率は29.2%(2021年5月27日時点)であり、非透析患者に比べ極めて高率である。十分な感染予防策が必要とされるなか、東京都済生会中央病院腎臓内科の吉藤歩氏と慶應義塾大学病院感染制御部の高野八百子氏は...

ESA低反応例にHIF-PH阻害薬は?

 慢性腎臓病(CKD)の合併症の1つである腎性貧血に対し、次世代治療薬として期待される低酸素誘導因子プロリン水酸化酵素(HIF-PH)阻害薬が国内で2019年に登場し、腎性貧血治療は転換期を迎えている。東京大学病院腎臓・内分泌内科准教授の田中哲洋氏は、...

遺族を交えたデスカンファレンスの意義

 デスカンファレンスとは患者の死後に開くカンファレンスで、医師や看護師、ケアスタッフなどの多職種が治療やケアの振り返りを行うものだ。終末期ケア、緩和ケアが浸透する中、亡くなった患者の経過をチームで振り返る意義は明らかである。だが、その場に遺族が参加する取り組みは普及していない。鉾立優作氏が透析看護認定看護師として働く豊郷病院(滋賀県)では2016年より多職種のデスカンファレンスを始め、17年には遺族を招くようになった。その実践とグリーフケアにおける意義を、...

良質な透析チーム医療とケアの実現へ

 6月4~6日に開催される第66回日本透析医学会学術集会・総会(以下、学会)は、コロナ禍がなければ透析療法に携わる約2万人の医療関係者が集い、同療法に関する議論を交わし知識を蓄える機会となる。同学会会長で川島病院(徳島県)副院長の岡田一義氏に、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)への対策、学会のテーマや注目演題などについて聞いた。同氏が重視する、透析による延命治療をめぐる問題の解決や、良質な透析チーム医療とケアに必要なコミュニケーションスキルの向上に寄与する多彩なセッションが...

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