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第32回日本疫学会

貧血、咀嚼障害が高齢者の難聴のリスクに

 加齢に伴い聴覚の機能が低下して起こる加齢性難聴。放置すると日常生活にさまざまな支障を来すが、加齢以外にも騒音や動脈硬化、肥満などが危険因子になりうるとの報告もある。浜松医科大学健康社会医学講座/聖隷福祉事業団聖隷健康診断センター(静岡県)の赤松友梨氏は、生活習慣病や健康診断の検査所見と加齢性難聴との関連を調査。貧血、咀嚼障害などがク...

"助け合いの精神"がコロナ死亡を減らす!?

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による死亡は、基礎疾患や肥満、喫煙などの個人的要因だけでなく社会的要因とも関連していることが指摘されており、その1つが社会や地域における人々の信頼関係や結び付きを表すソーシャルキャピタル(Social Capital;SC)である。東京都健康長寿医療センター研究所社会参加と地域保健研究チーム研究副部長の村山洋史氏らは、...

飲酒習慣はピロリ除菌失敗の一因か?

 Helicobacter pylori(H. pylori)除菌者において、飲酒習慣はIgE高値と関連することが示された。浜松医科大学健康社会医学講座特任研究員で愛知学院大学薬学部実践薬学講座准教授の尾関佳代子氏らは、浜松医科大学病院消化器科におけるH. pylori除菌者を対象に検討した結果を...

食塩摂取と塩分知覚低下が腎機能低下を促進

 食塩摂取量を加味した塩分知覚と腎機能低下との関連は明らかでない。滋賀医科大学臨床看護学講座の川原瑞希氏らは、都市住民を対象とした神戸研究(研究代表者=慶應義塾大学教授・岡村智教氏)の8年間の追跡調査で食塩摂取量および塩分知覚低下と腎機能低下の関係を検討した結果を第32回日本疫学会(1月26~28日、ウェブ開催)で...

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