メニューを開く 検索 ログイン

トップ »  第71回米国心臓病学会(ACC.22)

第71回米国心臓病学会(ACC.22)

心不全へのSGLT2阻害薬、症状によらず有効

 心不全に対するSGLT2阻害薬エンパグリフロジンは、糖尿病の有無や左室駆出率(LVEF)に関係なく有効であることが明らかにされている(関連記事「急性心不全の新たな選択肢となるか」)。米・University of MissouriのMikhail Kosiborod氏らは、同薬の第Ⅲ相ランダム化比較試験EMPULSEにおいて、カンザスシティ心筋症質問票総合症状スコア(KCCQ-TSS)による重症度別の解析を行い、症状にかかわらず良好な結果が得られたことを...

手術時のトラネキサム酸で出血リスクを低減

 出血は、非心臓手術患者における周術期のイベントとして発生頻度が高い。トラネキサム酸(TXA)は抗線溶薬で、周術期の出血を安全に低減させる可能性が期待されている。カナダ・Population Health Research InstituteのPhilip J. Devereaux氏らは、出血および血管イベントのリスクが高い非心臓手術の施行患者を対象に、TXAの出血抑制効果を検証するランダム化比較試験POISE-3の結果を第71回米国心臓病学会(ACC.22、4月2~4日)で発表。TXAの投与で、手術時の出血リスクを低減できたと...

CKDの残存CVリスクは"炎症"が主犯

 心血管疾患(CVD)の再発を防ぐ上で、適切なスタチン療法によっても残存する心血管(CV)リスクをどう低減するかは、大きな課題だ。そうした中、スタチンの投与を受けている心筋梗塞(MI)後患者では、慢性腎臓病(CKD)の有無によってCVイベント再発を促す残存リスクの規定因子が異なり、CKD合併例では炎症の寄与が大きいことが明らかになった。米・Brigham and Women's HospitalのPaul M. Ridker氏らが、第Ⅲ相試験CANTOS※1の9,100例超を対象とした...

MR拮抗薬、心血管既往関係なく有効

 非ステロイド型選択的ミネラルコルチコイド受容体(MR)拮抗薬フィネレノンは、日本でも先月(2022年3月)2型糖尿病を合併する慢性腎臓病(CKD)を適応に製造販売承認を取得した(関連記事「フィネレノン、2 型糖尿病合併CKDで国内承認」)。ギリシャ・Attikon University HospitalのGerasimos Filippatos氏らは、第Ⅲ相試験の統合解析FIDELITYから、動脈硬化性心血管疾患(ASCVD)既往の有無別の解析結果を第71回米国心臓病学会(ACC22、4月2~4日)で発表。ASCVDの既往の有無にかかわらず、...

妊婦の高血圧、正常化で周産期イベント減

 米国では、肥満や高齢での妊娠の増加を背景に、妊婦の高血圧有病率が2%をを超える。米・University of AlabamaのAlan T. Tita氏らは、軽度高血圧症妊婦に対する収縮期血圧(SBP)140mmHg/拡張期血圧(DBP)90mmHg未満を目標とした降圧が児の在胎不当過小(SGA)を増加させることなく高血圧症に起因するイベント発生を低下させるとの仮説を立て、ランダム化比較試験CHAPで検証。降圧薬による血圧の正常化により、重症子癇前症や早産のリスクが低下したことを第71回米国心臓病学会(ACC.22、4月2~4日)で報告した。結果は、...

肥大型心筋症へのミオシン阻害薬、その実力は?

 ミオシン阻害薬mavacamtenには、閉塞性肥大型心筋症(oHCM)の病態の改善が期待される。米・Cleveland ClinicのMilind Y. Desai氏は、oHCMに対する同薬の有効性と安全性を検証する第Ⅲ相ランダム化比較試験VALOR-HCMの結果を第71回米国心臓病学会(ACC.22、4月2~4日)発表。投与開始から16週後には、侵襲的な治療の検討を回避できる程度にまで改善が...

SGLT1/2阻害薬、CVD既往関係なく有効

 SCOREDは、慢性腎臓病(CKD)を有する2型糖尿病に対するSGLT1/2阻害薬sotagliflozinの心血管イベント予防効果を検証した二重盲検プラセボ対照ランダム化比較試験で、2020年に開催された米国心臓協会学術集会(AHA 2020)で既に解析結果が発表されている(関連記事「SGLT2阻害薬は大半の2型糖尿病に使用可能」)。米・Brigham and Women's HospitalのDeepak L. Bhatt氏らは、心血管疾患既往の有無別の解析結果を第71回米国心臓病学会(ACC.22、4月2~4日)で発表。主要心血管イベントの発生の予防において、...

米3学会が心不全ガイドラインを改訂

 米国心臓病学会(ACC)、米国心臓協会(AHA)、米国心不全学会(HFSA)は4月1日、心不全に対するガイドライン改訂版(以下、改訂GL)を合同で公表した(Circulation 2022年4月1日オンライン版)。対象には初期症状を有する心不全予備軍が含まれ、予防に重点を置いた他、症状を有する心不全例に対してはSGLT-2阻害薬を推奨するなど薬物療法の内容を...

医師閲覧TOP10

ワンクリックアンケート

5月病の季節。周囲にいますか?

トップ »  第71回米国心臓病学会(ACC.22)