加齢黄斑変性の線維化抑制効果、2剤を比較 新生血管型加齢黄斑変性(nAMD)では、網膜の線維化と視機能との関連が指摘されているものの、薬剤による線維性変化の抑制効果を比較した報告は少ない。福島県立医科大学眼科准教授の向井亮氏は、nAMDへの血管内皮細胞増殖因子(VEGF)阻害薬アフリベルセプトとVEGF-A/アンジオポエチン(Ang)-2二重特異性抗体ファリシマブの使用における治療後の網膜の線維化変化について検討。その結果を第63回日本網膜硝子体学会(2024年12月6~8日)で発表した。・・・ 加齢黄斑変性、ファリシマブ投与回数で成績変わる? 滲出型加齢黄斑変性(AMD)に対するファリシマブは、導入期に原則4回投与とされているものの、従来の抗血管内皮増殖因子(VEGF)療法を踏襲し3回としている施設が少なくない。しかし、ファリシマブは疾患活動性に応じて導入期の回数を変更できる。日本赤十字社和歌山医療センター(和歌山市)眼科の土井佑太氏らは、同センターまたは京都大学病院でファリシマブを投与した患者を対象に、導入期の投与回数による治療成績を比較。3回投与群と4回投与群で治療成績に有意差はなかったと、第63回日本網膜硝子体学会(2024年12月6~8日)で報告した。・・・ 2024年開催学会レポート一覧に戻る