メトホルミンで腫瘍微小環境が抗腫瘍性に変化 膵がんの術後5年生存率は20~40%と、いまだ予後不良である。糖尿病患者では発症率が約2倍と高く、また浸潤性膵管がんでは膵臓の萎縮に伴い糖尿病の進行・合併リスクが高まることが報告されている。自治医科大学消化器一般移植外科の高橋礼氏は、糖尿病合併膵がん患者を対象にメトホルミンが予後および腫瘍免疫に及ぼす影響とその機序について検討し、結果を第58回日本成人病(生活習慣病)学会(1月11~12日)で発表。・・・ 変形性膝関節症、再生医療の有効性は? 高齢者に多い関節痛の主訴は腰痛および膝痛で、そのうち膝痛の原因は変形性膝関節症(膝OA)が大半を占める。最近、膝OAの治療法として脂肪由来幹細胞(ASC)を用いたいわゆる再生医療が注目を集めている。東京大学病院病院長の田中栄氏は第58回日本成人病(生活習慣病)学会(1月11~12日)で、膝OAのメカニズムや治療法について解説。・・・ MASLD/MASHは心血管疾患の危険因子 2023年6月、欧州肝臓学会(EASL)、米国肝臓病学会(AASLD)、ラテンアメリカ肝疾患研究協会(ALEH)が合同で脂肪性肝疾患の病名・分類法の変更を発表した。これを受け、日本でも昨年(2024年)8月に日本消化器病学会、日本肝臓学会によって「脂肪肝(fatty liver)」は「脂肪性肝疾患(Steatotic Liver Disease;SLD)」に、「非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)」は「代謝機能障害関連脂肪性肝疾患(MASLD)」に、「非アルコール性脂肪肝炎(NASH)」は「代謝機能障害関連脂肪肝炎(MASH)」に改称された。・・・ 科学的根拠に基づくがん予防・検診を解説 2023年3月28日、がん対策基本法に基づき「誰一人取り残さないがん対策を推進し、全ての国民とがんの克服を目指す」を全体目標とする第4期がん対策推進基本計画が閣議決定され、さらに2024年度には「全ての国民が健やかで心豊かに生活できる持続可能な社会の実現」というビジョンを掲げた次期国民健康づくり運動プラン「健康日本21(第三次)」がスタートした。・・・ 2024年開催学会レポート一覧に戻る