5年ぶり改訂の『膠原病に伴う間質性肺疾患診断・治療指針』 日本呼吸器学会・日本リウマチ学会の『膠原病に伴う間質性肺疾患診断・治療指針2025』(以下、2025年版診療指針)が5年ぶりに改訂された。編集委員を務めた東海大学付属八王子病院内科学系リウマチ内科学特任教授の佐藤慎二氏は第65回日本呼吸器学会(4月11~13日)で、特発性炎症性筋疾患(IIM)に伴う間質性肺疾患(ILD)の診療指針について解説。・・・ 進行性肺線維症、抗炎症薬+ニンテダニブ同時導入は有効 進行性肺線維症(PPF)に対する治療では、標準治療で効果不十分な場合に抗線維化薬を使用するが、治療薬の至適投与法は明らかでない。九州大学病院呼吸器内科の坪内和哉氏らは第65回日本呼吸器学会(4月11~13日)で、未治療PPFに対する抗線維化薬ニンテダニブと抗炎症治療薬の同時導入療法を検討した多施設共同非盲検単群前向き介入第Ⅱ相試験TOP-ILDの結果を発表。・・・ サルコイドーシス、国内の推定患者9万2,000人 全身の臓器に原因不明の炎症が生じ、肉芽腫が形成されるサルコイドーシス。臨床調査個人票に基づく国内のサルコイドーシス罹患率は1.7人/10万人と推定されているが、軽症例を含む有病率および罹患率、併存症、治療実態は明らかでない。浜松医科大学内科学第二講座の宮下晃一氏らは大規模レセプトデータを用い、日本におけるサルコイドーシスの実態を調査。・・・ 最新!薬剤性肺障害の適正管理を解説 今年(2025年)4月、『薬剤性肺障害の診断・治療の手引き2025(改訂第3版)』(以下、改訂第3版)が刊行された。改訂第3版作成委員で自治医科大学内科学講座呼吸器内科学部門教授の坂東政司氏は、第65回日本呼吸器学会(4月11~13日)で薬剤性肺障害の治療と予後、医薬品副作用の被害救済制度および報告義務について概説した。・・・ 咳嗽・喀痰の新GL、難治性咳嗽にリフヌアを推奨 今年(2025年)4月、日本呼吸器学会は『咳嗽・喀痰の診療ガイドライン2025』(以下、GL2025)を刊行。6年ぶりに改訂されたGL2025の咳嗽セクションの主な変更点について、大阪府済生会茨木病院(大阪府)呼吸器内科部長の新実彰男氏が第65回日本呼吸器学会(4月11~13日)で解説した。・・・ 2025年開催学会レポート一覧に戻る