脳動脈瘤治療は血管内治療に劇的シフト!
N Engl J Med (2017; 377: 257-266) に、くも膜下出血(SAH; subarachnoid hemorrhage)の総説がありました。筆者は米・アリゾナのBarrow Neurological InstituteのMichael T. Lawton とニューヨークのUniversity of Rochester Medical Center脳外科のG.Edward Vatesです。
この総説の最重要点は次の8点です。
- SAHの8割は頭蓋内動脈瘤破裂、その他に血管奇形、血管炎、1割は原因不明
- 死亡率25~50%、動脈瘤破裂の早期治療により再破裂を予防、後遺症対処が可能
- 未破裂動脈瘤の手術は議論が多い
- 症状は突然の人生最悪の頭痛、2~8週前に前兆頭痛あることも。見逃しで死亡率4倍
- SAH後30日以内は再破裂率が高く死亡率も高い
- 治療はclippingより血管内治療に劇的シフト!
- 血管攣縮はSAH後3~21日で起こりnimodipine(CCB)で改善するが効果は「?」
- 重度血管攣縮にはdouble"H"therapy: Hypertension + Hypervolemia
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仲田 和正(なかた かずまさ)
西伊豆健育会病院病院長。1978年に自治医科大学卒業、静岡県立中央病院(現静岡県立総合病院)全科ローテート研修、1980年に浜松医科大学麻酔科研修(4~9月)、静岡県国民健康保険佐久間病院外科・整形外科。1984年に自治医科大学整形外科、大学院、1988年に静岡県島田市民病院整形外科、1991年に静岡県西伊豆病院整形外科。
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