小児アトピーは青年期の精神疾患に影響する?

ADの重症度と精神疾患の発症頻度を年齢層別に検討

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研究の背景:小児発症アトピー性皮膚炎の重症度と精神疾患の発症頻度は報告が少ない

 アトピー性皮膚炎(AD)は慢性皮膚疾患で、症状や経過はさまざまである。ADに併存する疾患は多数あり、アレルギー性疾患の他に精神疾患が併存することもある。近年、ADと精神疾患の併存に関する報告が増えてきているが、小児期発症のADおよび重症度と精神疾患の併存との関連について検討した報告は極めて少ない。そこで今回、小児発症ADにおける重症度別の精神疾患併存の割合を年齢層ごとに検討した論文を紹介する(Acta Derm Venereol 2024; 104: adv40790)。

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