皮膚むしり症がスマホで治る?
インターネット行動療法の有用性を検討
研究の背景:皮膚むしり症の治療を求める患者は少ない
皮膚むしり症(Skin Picking Disorder;SPD)は自分の皮膚を繰り返しむしったり、かんでちぎったりする精神疾患である。皮膚に症状が現れるため、皮膚科を受診する患者が多いだろう。生涯有病率は海外の報告で3.1%とされ、性差はないといわれる。
治療には、行動療法の1つであるハビットリバーサル法を用いることが多い。これは、好ましくない行動が起こりそうになったときに、それとは異なる動作を行うことで行動の制御を目指す方法である。
しかし、治療を求めるSPD患者は30~42%と一般の疾患と比べてかなり低い。その理由として、①疾患や治療の情報が普及していない、②簡易な治療方法や有効性が確立された治療方法がない、③治療できる施設が少ない―ことが挙げられる。簡易な、と書いたのはハビットリバーサル法は、患者に継続的な努力が求められるからである。
そこで今回、オンラインでハビットリバーサル法とアクセプタンス&コミットメント・セラピー(ACT、身体感覚に注意をする瞑想のようなもの)を組み合わせた治療を提供するインターネット行動療法(iBT)の有用性を検討した論文を紹介する(Behavior Therapy 2025; 56: 70-82)。
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