研究の背景:痤瘡とうつ状態の生物学的な関係は不明 痤瘡は青少年の約85%に発症し、成人期まで続くことも少なくない。しばしば不安、抑うつ、自己肯定感の低下を伴う一方、うつ状態が痤瘡を悪化させるとの報告もある。 また、痤瘡患者では脂質代謝異常、酸化ストレス、炎症反応があること、うつ状態の患者ではアミノ酸代謝、エネルギー産生経路や神経伝達物質の変化も指摘されている。しかし、それらの生物学的な関連性は十分には解明されていない。 そこで今回、抑うつの有無による痤瘡患者の血中代謝産物の違いを検討した研究を紹介する。(Clin Cosmet Investig Dermatol 2025: 18: 2923-2937)