研究の背景:自分たちの診療を自嘲する日本の精神科医 日本の精神科診療は診察時間が短い、とよくいわれる。精神科医も、いつも「5分診療」などと自分たちの診療を自嘲気味に語っている。厳密にいうと、通院精神療法の要件が「5分を超える」となっているため、「>5分診療」または「6分診療」というべきなのだが。 このような事情が日本特有のものであることは薄々知ってはいたものの、世界との比較でそれを示した明確なエビデンスが論文として報告されたので、ご紹介しよう(Psychiatry Clin Neurosci 2026年1月12日オンライン版)。