ドクターズアイ 羽白誠(皮膚科/心療内科)

痤瘡治療、患者はなぜ塗らないのか

トルコ多施設研究が示すアドヒアランス不良の実態と日本臨床への示唆

  • Facebookでシェアする
  • Medical Tribune公式X Xでシェアする
  • Lineでシェアする
感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

研究の背景:外用薬のアドヒアランスは低く、単一施設の研究が多い

 尋常性痤瘡の治療には、外用療法としてレチノイド、過酸化ベンゾイル、抗生物質、アゼライン酸(国内未承認)などが、内服療法として中等度~重度例に対する経口isotretinoinなどが用いられる。

 これまで、外用療法のアドヒアランスの低さは報告されているものの単施設・小数例にとどまり、満足度調査まで踏み込んだものは少なかった。そこで今回、尋常性痤瘡の社会人口統計学的、臨床的特徴とアドヒアランスおよび治療の満足度を調べた多施設横断研究を紹介する。(J Dermatolog Treat 2026年2月11日オンライン版

羽白 誠(はしろ まこと)

はしろクリニック院長。大阪大学大学院招聘教員

1986年大阪大学医学部卒業。1991年大阪大学大学院(皮膚科学)で博士課程修了。1994年箕面市立病院皮膚科医長、関西労災病院皮膚科医長、1999年大阪大学大学院非常勤講師、2001年国立大阪病院(現国立病院機構大阪医療センター)皮膚科部長、2004年大阪警察病院皮膚科部長、2008年神戸女学院大学人間科学部非常勤講師を経て、現職(大阪大学大学院招聘教員は2005年から)。

羽白 誠
  • Facebookでシェアする
  • Medical Tribune公式X Xでシェアする
  • Lineでシェアする