自殺・事故死リスクが6倍―双極性障害

  • Facebookでシェアする
  • Medical Tribune公式X Xでシェアする
  • Lineでシェアする
感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 そう状態とうつ状態を繰り返す双極性障害の患者は、ない人と比べ事故死、暴力、自殺を要因とした死亡リスクが約6倍に上ることが分かったと、フィンランドなどの国際共同研究グループが発表した。

 研究グループは、フィンランドで2004~18年に双極性障害と診断された4万7018人(平均年齢38歳)を対象に、原因別の死亡率を同国の一般住民と比較した。

 約8年間の追跡期間中に、双極性障害患者の3300人が死亡した。

 死因は、自殺、事故、暴力などの「外的要因」が1273人(39%)。そのうち自殺は740人(58%)で最多だった。アルコール関連、心臓病、がんなど「身体的要因」は2027人(61%)だった。

(メディカルトリビューン=時事)

  • Facebookでシェアする
  • Medical Tribune公式X Xでシェアする
  • Lineでシェアする