補聴器で社会参加促進

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 補聴器や人工内耳の使用で、難聴者の生活の質が向上し、社会参加が促進されると、米国の研究グループが発表した。

 研究グループは、18歳以上の後天性難聴者を対象に、補聴器や人工内耳などの聴覚補助機器について、使用前後の生活への影響を評価した研究5847件を精査。35件の研究結果を分析し、聴覚補助機器の使用が、孤独感や生活の質などに与える影響を検討した。

 その結果、補聴器や人工内耳の使用で、社会的な生活の質のスコアが向上し、難聴による制約を感じにくくなることが分かった。特に人工内耳は、補聴器の効果が限定的になる中等度~重度の難聴者に対し、より大きな改善効果を示した。使用期間が長いほど、改善の程度も高まる傾向が見られた。一方、孤独感の軽減については、研究数が限られており、明確な結論には至らなかった。

 研究グループは「聴覚補助機器の使用は社会的交流を促進し、精神的・認知的健康にも良い影響を与える可能性がある」と述べている。(メディカルトリビューン=時事)

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