長期的な肥満は若者の老化を加速させる可能性があると、チリの研究グループが発表した。 研究グループは、同国の28~31歳の205人を対象に、出生時からの体格指数(BMI)の推移と、DNAの働きで推定できる身体的な年齢「生物学的年齢」や老化に関わる生理的変化との関連を検討した。 分析の結果、幼少期または思春期から肥満の人では、生物学的年齢が実年齢より平均で15~16%高く、最大48%の乖離(かいり)が見られた。また、染色体の末端部分「テロメア」の短縮など老化に関連する生理的変化は、肥満の期間が長いほど顕著だった。 研究グループは「肥満は単なる体重の問題ではない。若年期からの予防が重要だ」と述べている。(メディカルトリビューン=時事)