不整脈の一種である心房細動に有効なカテーテルアブレーション治療の実施率には地域差があると、国立長寿医療研究センターなどの研究グループが発表した。 血管から細い管を挿入して治療するカテーテルアブレーションは、メスを使わないため体への負担が少ない。研究グループは、2022年の人口統計や医療データなどを用いて、地域別の心房細動による入院、アブレーション治療の件数に加え、気候や社会経済的要因、不整脈専門医の数との関連を検討した。 分析の結果、アブレーション治療の件数には地域によって差があり、件数が多いほど心房細動による入院が少なく、不整脈専門医の数が影響していると考えられた。また、心房細動による入院件数については気候の影響は見られなかったが、高血圧や男性の失業率と関連していた。(メディカルトリビューン=時事)