危険ドラッグの代謝物を特定―科学捜査などに応用期待

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 「大麻グミ」や「大麻リキッド」などの危険ドラッグから体内生成される代謝物を特定したと、理化学研究所などの研究グループが発表した。

 研究グループは、ヒトの肝臓由来酵素を含む「ヒト肝ミクロソーム」を用いて、危険ドラッグに含まれる成分の計18種類を試験管内で処理し、それぞれの主要な代謝物を特定するとともに、生成過程などを調べた。

 分析の結果、それぞれの成分ごとに6~16種類の代謝物が生成されることが判明。薬物使用者から得られた尿サンプルでも、成分自体は検出されなかったものの、試験管内で生成されたものと同一の代謝物3種類が検出された。

 研究グループは「科学捜査や救命救急の現場で、これらの代謝物を調べることによって摂取した事実の証明が可能になる」と期待している。(メディカルトリビューン=時事)

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