術後のアルコール離脱症候群に注意―合併症リスク上昇
大きな手術を受け、その後アルコール離脱症候群(震えや不安感、不整脈など)を発症した人は、合併症などのリスクが高いことが分かったと、米国の研究グループが発表した。
研究グループは、2016~19年の同国の入院患者データを用い、がんや心臓病などの手術を受けた18歳以上の300万3140人を対象に、アルコール離脱症候群の発生頻度や危険因子、合併症への影響などを調べた。
分析の結果、術後にアルコール離脱症候群との診断を受けた人は1万6504人だった。若年層や男性、低所得者対象の公的医療保険加入者の割合が高かった。
また、術後に合併症を発症するリスクが高く、特に呼吸不全や敗血症になるリスクが顕著に上昇し、入院期間の延長が認められた。研究グループは「術前の飲酒状況やハイリスク患者の管理が必要」と指摘している。(メディカルトリビューン=時事)









