コロナ契機に心の健康が二極化?

  • Facebookでシェアする
  • Medical Tribune公式X Xでシェアする
  • Lineでシェアする

 新型コロナウイルス感染症の流行を境に、メンタルヘルス(心の健康)が良好な人と悪化した人の両方が増え、「二極化」が進んだと、東京大などの研究グループが発表した。

 研究グループは、厚生労働省「国民生活基礎調査」のうち、2013~22年の約176万人分のデータを用い、心理的苦痛(なし・軽度・中等度・重度)とメンタルヘルスに関する医療機関の利用状況などを調べた。

 その結果、19年までは心理的苦痛を抱える人は中等度、重度とも横ばいで、大きな変化はなかった。一方、19~22年にかけて心理的苦痛がない人は70.1%から72.9%に増え、中等度の心理的苦痛がある人は24.9%から21.8%に減少。重度の心理的苦痛がある人は逆に4.7%から5.0%に増加した。特に、18~25歳の若年女性と35~49歳の中年男性の増加が目立った。

 メンタルヘルス医療の利用率は13年の3.1%から22年には4.6%に上昇し、コロナ流行以降は18~25歳の増加が顕著だった。(メディカルトリビューン=時事)

 

  • Facebookでシェアする
  • Medical Tribune公式X Xでシェアする
  • Lineでシェアする