産後糖尿病検査、3割にとどまる
妊娠糖尿病を経験した女性のうち、産後6~12週に糖尿病検査を受けた人は3割にとどまっていたと、横浜市立大の研究グループが発表した。
妊娠糖尿病になると、将来的に2型糖尿病を発症するリスクが高まると言われている。研究グループは、全国の健康保険組合のデータを用い、2012~20年度に出産した妊娠糖尿病の女性2282人を対象に、糖尿病の診断に用いられる「75グラム経口ブドウ糖負荷試験」の産後の受検状況を調べた。
その結果、推奨期間の産後6~12週に検査を受けたのは28.7%にとどまり、最も多かった20年度でも33.2%だった。検査期間を産後4週から1年以内に広げると受検率は約65%に増えたが、3人に1人以上は未受検だった。また、出産した施設と妊娠糖尿病を管理した医療機関が異なる人は、同一施設の人に比べ受検率が低かった。
研究グループは「産科と内科の連携を強め、妊娠中から検査計画や患者教育を行うことが重要だ」と述べている。(メディカルトリビューン=時事)










